シュコダ自、新モデル「スラヴィア」のデザインスケッチを公開

●同モデルは印市場攻略の第2弾、今月中に公式発表を予定

●プラットフォームには「MQB-A0-IN」を採用

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は2日、今月に計画されている新型セダン「スラヴィア(Slavia)」の公式発表に先駆け、同モデルのデザインスケッチを公開した。インド市場攻略モデルの第2弾で、人気の高いコンパクトカー部門におけるシェア拡大を狙っている。

スケッチをみると、スラヴィアのフロントは縦格子状の大型フロントグリルでシュコダらしい顔つきだ。ヘッドライトは細長く切れのあるデザインで、デイライト(昼間走行灯)がL字型に配置されている。

側面はセダンのシルエットが屋根からトランクへ柔らかな曲線を描く。フロントフェンダーにはシュコダのプレートが付く。

後ろ姿はトランクに光るシュコダの文字とバックパネルの銀色のラインが印象的だ。側面にせり出す反射板が車の輪郭にシャープさを加えている。C字型のバックライトはそれぞれ2つに分かれ、トランクにまたがるデザインだ。

スラヴィアは、インド向けに開発されたプラットフォーム「MQB-A0-IN」を使用する。今年発売された「クシャク」と同様、同国のプネーにあるVWの技術センターで開発された。スラヴィアという名称は、シュコダ自の前身であった自転車メーカーが製造していた自転車のモデル名だ。

上部へスクロール