●開発拠点の設置は国内3カ所目
●音声サービス「アレクサ」などのシステム開発を手がける
米アマゾンは18日、ポーランド南部のクラクフに開発拠点を設置したと発表した。同拠点は首都ワルシャワと北部のグダニスクに次ぐ国内3つ目の開発施設となる。当初は50人を雇用し、今後200人まで増員する計画だ。
同開発拠点では人工知能(AI)を使ったクラウドベースの音声サービス「アレクサ」の文字情報の音声変換システムをはじめ、クラウドコンピューティング、監視カメラ「リング」などのハードやソフトウエアを世界市場向けに開発していく予定だ。
アマゾンは2014年にポーランドに進出した。国内に物流拠点を10カ所持ち、米国企業としては最大規模の2万3,000人を雇用している。