超小型モビリティの米アクトン、汎用充電インフラのエストニア社を買収

●両社はすでに世界100都市で提携の実績

●モビリティの利用管理を通じ自治体と利用者双方の問題を解消

マイクロモビリティ・サービスを手がける米アクトンはこのほど、汎用駐輪充電インフラを開発するエストニアのダクト(Duckt)を買収した。すでに、パリ、ニューヨーク、サンフランシスコなど世界100都市で提携した実績を踏まえ、総合ソリューションを提供できる体制を整えることが競争力強化につながると判断した。取引金額は明らかにされていない。

電動キックボードや電気アシスト自転車といった超小型移動手段が急激に増え、自治体はその対応に苦心している。ダクトはシンプルかつ安全な汎用充電スポットと、その利用状況を管理する機能を自治体やモビリティサービス事業者、個人に提供できる。これにより、道端に乗り物が放置される問題を減らし、公共のスペースをより有効に活用できるようになる。

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