イスラエル新興企業、eVTOLのプロトタイプを発表

●「エア・ワン」は航続距離117キロ、最高速度は時速250キロ

●エアはUAM機を手掛ける米同業とも提携

イスラエルのスタートアップ、エア(AIR)は9日、米ケンタッキー州で、フル電動垂直離着陸機(eVTOL)「エア・ワン」のプロトタイプをお披露目した。航続距離は110マイル(117キロ)、最高速度は毎時115マイル(250キロ)。翼を折り畳めば大抵のガレージや私道に停めておける大きさという。トレーラーで運ぶこともできる。

モーター出力は771馬力(575キロワット)、最大積載量は200キロ。0%から100%への充電時間は1時間、20%からの継ぎ足し充電であれば30分で済む。

エアはまた、都市型交通(UAM)向け航空機の販売・サービスを手がける米エアロオートと提携を結んだと発表した。エアロオートが本拠を置くフロリダ州パームビーチ郡にUAM機のショールームを設ける計画だ。

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