●需要拡大に対応し、欧州事業を拡大する狙い
●ロボットシステム「ダヴィンチ」向けに3D内視鏡を製造
低侵襲治療の支援ロボットを手がける米インテュイティブ・サージカル(Intuitive Surgical)がブルガリアに工場を設置する。需要拡大に対応し、欧州事業を拡大する狙い。8,000万レフ(4,090万ユーロ)を投資する。
新工場の立地は南部プロヴディフ州パルヴォマイ。インテュイティブの手術支援ロボットシステム「ダヴィンチ」向けに3D内視鏡を製造する。従業員数は当初100人だが、インテュイティブでは、数年以内に300人以上増員することも視野に入れている。
イントュイティブは1995年の創業で、本拠をカリフォルニア州サニーベールに置く。ナスダックに上場しており、これまでに「ダヴィンチ」システムを6,370台納入した実績があるという。
肺末梢部の検体採取を支援する「アイオン」システムや、クラウド上のダヴィンチシステムとリンクするモバイルアプリ「マイ・インテュイティヴ」も展開する。(1BGN=70.09JPY)