●産業開発基金を通してメーカーに資金を支給
●国内部品メーカーの振興を図り、海外製品を代替していく予定
ロシアのボリソフ副首相はこのほど、自動車部品メーカーを支援するため300億ルーブル(4億4,600万ユーロ)を予算計上したことを明らかにした。同国の産業開発基金(IDF)を通してメーカーに資金を支給し、輸入品の代替を支援していく方針だ。
コロナ禍により世界の自動車メーカーが部品不足に直面する中、ロシアの自動車メーカーは同国のウクライナ侵攻に伴う対ロ経済制裁を受け海外からの部品調達が困難になっている。政府は今回の補助金で国内部品メーカーの振興を図り、海外製品を代替していく予定だ。(1RUB=2.10JPY)