カザフスタン、自動車生産が拡大

●1-3月の生産台数は前年同期比で30%の増加

●同国は8つの自動車工場が稼働

カザフスタンの貿易統合省はこのほど、今年1-3月期の国内自動車生産台数が前年同期比で30%以上増えたことを明らかにした。自動車輸出がけん引し、全体の輸出量は23%増加した。機械生産全体の生産量は37.5%増、自動車、トレーラー及びセミ・トレーラーの生産量は30.6%増となった。

自動車の輸出先を相手国別に見ると、ウズベキスタン、ロシア、ベラルーシ及びキルギスタンの順に多く、輸出台数は23%増の4,557台だった。

産業・インフラ開発省によると、同国には8つの自動車工場があり、小型車はコスタナイとアルマトイで生産されている。例えば同国の自動車メーカー、サリャルカ・アウトプロム(SaryarkaAvtoProm)のコスタナイ工場は米シボレー、ロシアのラーダとワズ(UAZ)、韓国の起亜自動車、仏ルノー、中国の安徽合肥江淮汽車(JAC)の乗用車の他、ドイツのMANなどの商用車を生産している。また、韓国の現代自動車はアルマトイにある2つの工場で乗用車と商用車を生産している。

上部へスクロール