ポーランドのアトマン、ワルシャワのデータセンターを拡張

●新施設に受電容量計7.2MWの設備を導入

●完工後の同社の受電容量は計70MWに拡大する予定

ポーランドのデータセンター運営企業アトマン(Atman)はこのほど、ワルシャワ拠点(キャンパス)の拡張を計画していることを明らかにした。対象は「ワルシャワ1」キャンパスで、新たに建設する施設に面積2,916平方メートルのサーバールームを設置し、受電容量計7.2メガワット(MW)の設備を導入する。完成は2024年2月となる見通し。投資額は明らかにされていない。

新しい施設には12のデータルームが設置され、それぞれ600キロワットの受電容量を持つ。同社は現在ワルシャワに2カ所、カトウィツェに1ヵ所のデータセンター用キャンパスを持つ。新施設が完成すれば同社のサーバールーム面積は計1万3,660平方メートル、受電容量は計70MWに拡大する予定。

アトマンの前身であるATMは2000年、投資銀行のゴールドマンサックス傘下のグローバル・コンピュートとタビオマー・インベストメンツに買収された。

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