独ボッシュ、ハンガリーR&Dセンターの建設に着手

●新センターは自動運転車走行試験場「ザラゾーン」に隣接

●2025年に開所し、エンジニア200人を雇用する計画

独自動車部品大手ロバート・ボッシュは12日、ハンガリー西部のザラエゲルセグで研究開発(R&D)センターの起工式を行った。投資額は42億フォリント(106万ユーロ)で、政府から12億フォリントの助成を受ける。2025年に開所し、エンジニア200人を雇用する計画だ。

新センターは、自動運転車走行試験場「ザラゾーン」に隣接し、自動運転、エレクトロモビリティ、運輸における人工知能(AI)の活用に関連する研究開発とテストを行う。建物面積は3,500平方メートルで、うち2,000平方メートルが事務所、1,500平方メートルが作業所となる。

ボッシュは12日、ジュールのイシュトヴァーン・セーチェニ大学と教育及びR&Dで提携することで合意した。セーチェニ大学はザラゾーンで研究施設を運営しており、同日、新棟2棟の落成式を行った。(1HUF=0.36JPY)

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