●今月末までの停止期間予定を12月末に延長
●欧州及び日本からの部品調達が依然として困難なため
日産自動車は12日、ロシア・サンクトペテルブルク工場の稼働停止期間を12月末までに延長することを明らかにした。欧州及び日本からの部品調達が依然として困難なためで、「今後も状況を注視していく」としている。
日産はロシアによるウクライナ侵攻を受けて、今年3月から同工場の操業を見合わせている。これまで、その期間は今月末までとされてきた。
日産がアライアンス提携する仏ルノーは、ロシア事業継続に対する批判が強まるなか、5月の時点で完全撤退を決めている。