ポーランドのソフト開発企業、加マグナからADAS開発を受託

●ルーマニアのティミショアラにあるR&D拠点を拡充して対応する

●マグナ以外の顧客にもソフト開発サービスを提供していく予定

ポーランドのソフト開発企業スパイロソフト(Spyrosoft)・ソリューションは21日、加マグナの電装品部門、マグナ・エレクトロニクスと提携すると発表した。ルーマニア西部のティミショアラにある研究開発(R&D)センターを拡充し、マグナの先進運転支援システム(ADAS)開発に携わる。

ソフトウエアの設計、プログラミング、実装、テストのほか、ソフト変更に伴う分析を担当する。ティミショアラ拠点のIT人員を現在の40人から来年4月までに100人、2025年初めまでに300人へ引き上げる。ティミショアラ拠点から、マグナ以外の顧客向けにもソフト開発サービスを提供していく。

スパイロソフト・ソリューションはスパイロソフトグループのソフト開発会社で、自動車、コネクティビティ・産業オートメーション、ヘルスケア分野を得意とする。ポーランドのほか、クロアチア、ドイツ、ルーマニア、インド、アルゼンチン、英国、米国で、合計18拠点を運営する。

ルーマニアには昨年進出。今年4月にティミショアラのヴォックス・テクノロジーパークに新事務所を構えた。2020年以来、マグナと取引関係にある。

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