独家電部品のディール、ルーマニアに拠点設置

●ブラショフに今後10年で4,000万ユーロを投資

●独複合企業ディール傘下の同社は家電向け電子部品などを生産

独複合企業ディール傘下の家電部品メーカー、ディール・コントロールズはこのほど、ルーマニアのブラショフに研究開発(R&D)センターと生産拠点を設置することを明らかにした。今後10年間の投資額は4,000万ユーロ。第1段階として2024年までに1,500万ユーロを投ずる予定。

建設予定地は不動産開発会社のCTPが建設する工業団地で、ディールは1万8,000平方メートルを賃借する。

同社はブラショフを選んだ理由として、都市部に近接していることや大学の存在を挙げた。候補地としてルーマニアの他、セルビアとブルガリアも検討していた。

ディール・コントロールズは家電向け電子部品などを生産している。従業員数は3,700人。

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