ルーマニアとモルドバ、デジタル化でマイクロソフトらと提携

●マイクロソフトのほかルーマニア系IT大手ユーアイパスも協力

●DXの推進を通じ行政や民間の業務の効率化を目指す

ルーマニアとモルドバはこのほど、国内のデジタル化推進に向けて、米マイクロソフトおよびルーマニア系IT大手ユーアイパス(UiPath)と合意した。共通のデジタル基盤を創造・導入することで知識や技術、経験を共有することを目指す、両国の協力政策に基づく動きだ。

マイクロソフトとは、デジタルトランスフォーメーション(DX)計画の推進加速で基本合意(MoU)を交わした。技術の近代化で、官民の業務を効率化させる狙いだ。

ユーアイパスとは、公務員のデジタル技能強化と、デジタル基盤の拡充・処理能力向上に向けた提携を結んだ。両国共通のデジタル基盤の構築により電子サービスの質を改善し、安全なデジタル環境を実現したい意向だ。

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