●トヨタが欧州でPHVを生産する初のケース
●車載電池の年産能力は7万5,000個
トヨタ自動車は1月30日、トルコ北西部サカリヤの工場でクロスオーバークーペ「C-HR」の新モデルを生産すると発表した。第2世代となる同モデルにはハイブリッド車(HV)に加えプラグインハイブリッド車(PHV)をラインナップ化する。トヨタが欧州でPHVを生産するのはこれが初めて。トルコにとっても初のPHVの生産事例となる。
トヨタはまた、同工場に欧州で初めて車載電池の製造ラインを整備する。年産能力は7万5,000個。約60人の熟練労働者を雇用し、今年12月に組み立てを開始する。将来的に他の欧州工場にも製品を供給する計画だ。新モデル生産と合わせた投資額は約3億1,700万ユーロに上る。
サカリヤ工場は1994年9月に操業を開始した。これまでに300万台以上を生産。約85%を輸出している。