トヨタ、チェコの小型車工場で生産再開

●コリーン工場は中国からの部品不足により先月31日に操業停止

●同工場では「ヤリス」と、下位モデル「アイゴ」を生産

トヨタ自動車は2月27日、チェコ中部コリーンの小型車工場で生産を部分再開した。同工場は中国から調達する部品の不足により1月31日に操業を停止していた。同工場では「ヤリス」と、下位モデル「アイゴ」を生産している。

同社の広報によると、現在生産は週3日に制限されている。コリーン工場は従業員約3,600人。通常は1日当たり約1,000台を生産する。

トヨタは同工場をトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・チェコ(TMMCZ)を通じて操業する。「ヤリス」と「アイゴ」はトヨタのグローバルプラットフォーム「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)」の小型車プラットフォーム「TNGA-B」を採用している。

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