●「ウルビーノ12」のHVモデルが2024年から運行される
●イタリアに納車した同社バスのうち3分の1は排出ゼロ車両
ポーランドのバス大手ソラリスは3日、イタリアのサルデーニャ島の公共交通機関ARST SpAから「ウルビーノ12」のハイブリッド(HV)モデル100台を受注したと発表した。同島の最大都市カリャリで2024年から運行される予定。取引額は明らかにされていない。
ウルビーノ12のHVモデルは欧州連合(EU)の排出ガス基準「ユーロ6」に準拠している。出力151キロワット(kW)のディーゼルエンジンと定格出力250kWの駆動モーター1基、容量145kWの蓄電用高性能バッテリーを搭載する。座席数は最大37プラス4。
ソラリスはこれまでイタリアに1,500台以上のバスを納車してきた。このうち約3分の1は電気バスやトロリーバスといったゼロエミッション車両となっている。