総合・マクロ

伊ウニクレディト、中東欧事業を拡大

伊銀行大手ウニクレディトが中東欧事業を拡大する。今後5年で同地域に900支店を開設するほか、高収益が期待できる市場に投資を集中する。9月末に就任したギッツォーニ新CEO(最高経営責任者)が2日にロンドンで開催された投資家 […]

ロシア・EU共同経済圏の構築を提唱=プーチン首相

ロシアのプーチン首相が、欧州連合(EU)に対し、共同経済圏の構築をも視野に入れた協力緊密化を提案した。11月25日付『南ドイツ新聞(SZ)』紙への寄稿で同首相は、2008年の金融危機が示した問題に対応するには、現在の提携

露がEUとのWTO加盟交渉終結、来年の加盟が射程圏内に

ロシアと欧州連合(EU)は11月24日、同国の世界貿易機関(WTO)加盟交渉で最大の難関となっていた、ロシアが原材料輸出に課している関税を撤廃することで合意し、交渉を終結した。同関税はロシアがWTO加盟を批准した時点で撤

EUとウクライナ、ビザなし渡航実現に向けた行動計画に署名

欧州連合(EU)とウクライナは11月22日、ブリュッセルで年次首脳会談を開き、ウクライナ市民のEU域内へのビザ(入国査証)なし渡航実現に向けた行動計画で合意した。 \ 現在、ウクライナ市民がEU27カ国に渡航する際にはビ

中東欧の今年のGDP、前年比 1.4%増に =WIIW予想

ウィーン経済研究所(WIIW)はこのほど、欧州連合(EU)に加盟する中東欧10カ国(EU-10)の夏以降の景気回復基調を受け、同地域の今年の国内総生産(GDP)予想成長率を今夏の予想からわずかながら上方修正した。ただ、E

ワルシャワ証取、中東欧企業の上場が増加

ポーランドのワルシャワ取引所に上場する中東欧系企業が相次いでいる。ウクライナでアグリビジネスを展開するキプロスのアグロトンは先ごろ、ワルシャワ証取で25社目の外国企業として上場した。初値が公募価格を18%上回るなど取引は

中東欧諸国の7-9月期経済成長、ドイツ経済がけん引

中東欧経済の回復が、ドイツ経済にけん引され、予想より速いペースで進んでいる。チェコとハンガリーの今年第3四半期(7-9月期)の国内総生産(GDP)は、最大の輸出先であるドイツの景気が堅調なことを受けて、前年同期からそれぞ

中東欧地域の景況感が引き続き改善

中東欧諸国(CEE)および一部の南東欧諸国で、景況感が引き続き改善していることが、トムソンロイターとオーストリア輸出銀行(OeKB)が実施した調査でわかった。 \ 9日発表の景況感指数は、7月の前回調査から6ポイント増の

欧州委、モンテネグロの加盟候補国認定を勧告

欧州委員会は9日発表したEU拡大に関する年次報告書で、モンテネグロを加盟候補国として認定することを勧告した。同国はEU加盟国による承認を経て、正式に加盟候補国となる見通しで、悲願のEU加盟に向けて大きく前進した。 \ 2

中東欧のM&A市場が回復

中東欧の買収・合併(M&A)市場が急速に回復している。オーストリアの大手銀行ライフアイゼンバンク傘下の投資会社、ライフアイゼン・インベストメントによると、2010年の取引総額は前年比50%増の650億ユーロに拡

EU、ボスニア・アルバニアにビザ免除

EUは8日の内務相理事会で、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アルバニアの市民がEUを旅行する際のビザ(査証)取得義務を免除することを正式決定した。これにより両国の市民は12月中旬から、生体認証(バイオメトリック)パスポートの保

モンテネグロ、「裕福な外国人に市民権」計画を凍結

EU加盟を目指すモンテネグロが、国内に多額の投資をした外国人に市民権を与える計画を凍結した。外務省高官が8日、AP通信に明らかにした。EUが域内のルールに抵触する恐れがあるとして難色を示したのを受けたもので、中止はしない

ポーランド製造業景況感、6年来の高水準

ポーランド製造業が好調だ。HSBC証券が2日発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比0.9ポイント増の55.6となり、2004年5月以来で最高、統計開始以来で3番目の高い数値を示した。欧州連合(EU)に

ポーランド・ロシア両政府、ガス長期供給契約で合意

ポーランドとロシアの両政府は10月29日、2年来の懸案となっていたガス長期供給契約に調印した。これにより、冬の到来を前に懸念されていたポーランドのガス不足は回避できるもようだ。ただ、欧州委員会は新契約の内容が欧州法に触れ

墺エルステ、7-9月期は16%増益

オーストリアの大手銀行エルステが10月29日発表した2010年7-9月期連結決算は、純利益が2億6,500万ユーロとなり前年同期から16%拡大した。大手顧客向け事業が景気回復を反映し好調だったうえ、貸し倒れ引当金が予想を

セルビアの加盟手続き開始、EU外相理が承認

EU加盟国は25日にルクセンブルクで開いた外相理事会で、セルビアのEU加盟申請を受理し、欧州委員会に加盟に向けた手続きに入るよう求めることを決めた。これによりセルビアは悲願のEU加盟へ一歩前進した。 \ セルビアは200

中東欧は財政再建と銀行システム回復を=IMF報告書

国際通貨基金(IMF)は20日発表した中東欧経済の見通しに関する報告書で、各国政府は経済成長を促すため、財政赤字の削減と銀行システムの修復を進める必要があるとの認識を示した。 \ 中東欧諸国は、金融危機を契機に欧米の投資

中東欧のプロジェクト融資は有望

伊金融大手ウニクレディトは、中東欧でのプロジェクト融資に大きなチャンスがあるとみている。クリーンエネルギーやインフラ整備などの分野で投資が拡大すると予想されるためで、向こう3年間で15億~18億ユーロのプロジェクト融資を

中東欧大手企業の売上、09年に16%減少

中東欧の大手企業500社の2009年の売上高総計が前年比で16%減少したことが、信用保険大手コファスが12日発表した中東欧の企業ランキング『CEE Top 500』で明らかになった。純利益の総計も27%減となり、金融危機

ポーランドとチェコでバイオガスプラント建設が加速

バイオガスプラントを手がける独BDアグロ・リニューアブルズ(BDアグロ)はこのほど、ポーランドにバイオガスプラントを建設すると発表した。現地のプロジェクト開発会社DGA Energiaと提携し、向こう2年で10基のプラン

ビジネス環境、中東欧ではプラハがトップ

中東欧で最もビジネス環境が優れているのはチェコのプラハであることが、国際不動産コンサルタント大手クッシュマン&ウェイクフィールド(C&W)がこのほど発表した欧州主要都市のビジネス環境に関する調査レポート『ヨーロ

薄れる中東欧のコスト優位性

中東欧諸国は低廉な労働コストを武器に外国企業の投資を惹きつけてきたが、近年は経済成長に伴う人件費の上昇で、その優位性を失いつつある。こうした中、中東欧に代わる欧州向け生産基地としてモロッコ、チュニジア、アルジェリアなどの

自動車産業は今後も有望

米市場調査会社のフロスト&サリバンは、先ごろ発表した中東欧の自動車産業の見通しに関する報告書の中で、同地域は生産・販売の両面で将来的に有望だとの見方を示した。低廉な労働コストや整備された物流インフラ、優秀なサプライヤーの

不動産市場が回復基調に

中東欧の不動産市場は、金融危機の打撃から回復に向かっているようだ。墺大手銀行エルステ銀行が9月24日発表した報告書『CEEリアルエステート』によると、2010年上期における中東欧のオフィス物件への需要は前年同期比36%増

EBRD、中東欧の再可エネ事業を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は、中東欧における再生可能エネルギープロジェクトへの支援を拡大する方針だ。EBRDのプリンシパルバンカーであるジーリンスキー氏が、ハンガリーのオンライン経済紙『portforlio.hu』との

銀行の不良債権が増加

中東欧(CEE)ではリーマンショック以降、金融機関が抱える不良債権が急速に拡大した。オーストリアの大手銀行ライフアイゼン・ツェントラルバンク(RZB)が21日発表した『CEEバンキングセクターリポート 2010』によると

公務員が大規模デモ・賃下げに抗議

政府の財政緊縮策で給与が削減される公務員による抗議デモが、中東欧で相次いでいる。チェコでは21日、首都プラハで病院職員、警察官、消防士、税務署職員など約4万人が参加してデモが行われた。ネチャス首相率いる中道右派政権は、財

資本市場の育成が安定成長のカギ=EBRD総裁

欧州復興開発銀行(EBRD)のミロー総裁は、オーストリアの日刊紙『Die Presse』(オンライン版、19日付)とのインタビューで、中東欧の安定した経済成長には、地元資本市場の育成が肝要であるとの見方を示した。また、財

高速道整備計画の縮小相次ぐ

中東欧で高速道路整備計画の縮小・凍結が相次いでいる。ギリシャに端を発した欧州債務危機を受けて各国政府が財政引き締めを強化し、公共事業費などの支出を削減しているためだ。 \ ブルガリア政府は、首都ソフィアと黒海沿岸のヴァル

M&A市場に回復の兆し

中東欧のM&A(合併・買収)市場に活気が戻りつつあるようだ。ウィーンに本社を置くコンサルティング会社MPコーポレート・ファイナンスによると、8月の同地域におけるM&Aの取引件数は前月を下回ったものの、

アゼルバイジャンなど4カ国、LNG共同事業で合意

アゼルバイジャン、グルジア、ルーマニア、ハンガリーの4カ国の首脳は14日、アゼルバイジャンの首都バクーで、液化天然ガス(LNG)の共同プロジェクト「アゼルバイジャン・グルジア・ルーマニア・インターコネクション(AGRI)

大手企業の総売上高、2009年は20%縮小=デロイト調査

世界経済が後退した昨年、中東欧でも多くの大手企業が業績に打撃を受けた。国際コンサルティング大手デロイトがまとめた2009年中東欧企業ランキング(CE Top 500)によると、上位500社の総売上高は前年を2割下回る5,

欧州委、ポーランドとエストニアの経済政策を評価

欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長は、8、9の両日にポーランド南部の保養地クリニツァで開催された第20回中東欧経済フォーラムで、金融・経済危機を乗り切ったポーランドとエストニアの経済政策を高く評価した。ポーランドは昨年

中東欧の電気通信市場、回復は来年から

中東欧電気通信市場の回復は、来年からになりそうだ。オーストリアの銀行大手エルステのアナリスト、ヴェラ・ズテディヤ氏によると、4-6月期の売上後退ペースは減速しているが、年内にはまだエンジンがかからない見通しという。今後、

中東欧ではエストニアがトップ=WEF国際競争力レポート

世界経済フォーラム(WEF)が9日発表した最新の「国際競争力レポート」によると、中東欧諸国ではエストニアが昨年から2つ順位を上げて33位に入り、チェコを抜いてトップに返り咲いた。以下、チェコ(全体で36位)、ポーランド(

中東欧でも銀行税導入の動き

欧州で銀行税導入の動きが加速している。英独仏の3カ国が導入計画を明らかにしたほか、ハンガリー議会も関連法案を可決。ポーランドとクロアチアも導入を検討している。課税対象となる金融機関の種類や税収の使途は国によって異なり、政

セルビアがコソボ問題で譲歩、国連への決議案を修正

セルビアとEUは9日、国連総会にコソボ独立問題に関する共同決議案を提出し、採択された。国際司法裁判所(ICJ)がコソボの独立宣言は違法ではないとする判断を下したことを不服とするセルビアは、7月末にコソボ独立を強く非難する

中東欧の金融業界、不調続く

中東欧金融業界の不調が続いている。金融危機による影響で不良債権が急増し、各行の財務を圧迫しているためだ。債権の回収不能額は来年3月までに頂点に達し、その後減少に転じると予想されている。オーストリアの経済紙『ヴィルトシャフ

中東欧の経済回復、輸出がけん引

中東欧経済が輸出に支えられて回復に向かっている。EU統計局(ユーロスタット)が2日発表した第2四半期の国内総生産(GDP)統計(確定値)によると、スロバキアが前年同期比5%増の大幅成長を記録するなど軒並み好調。マイナス成

EUの6月製造業受注28.7%増、中東欧諸国も好調

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した6月の製造業受注統計によると、加盟27カ国の新規受注は前年同月比で28.7%増加した。3月以来、4カ月連続で20%を超えた。世界経済の回復を背景に製造業の復調が進んでいる。 \

中東欧でインフレリスク弱まる

中東欧でインフレ圧力が弱まっている。ウィーン経済研究所(WIIW)によると、今年のインフレ見通しはリトアニアで0%、エストニアとチェコで1.5%、ポーランドが2.5%、付加価値税の増税が予定されているハンガリーでも4.4

中東欧経済に回復の兆し

中東欧経済が回復の兆しを見せ始めた。外需の伸びが経済を活気づけているもようだ。 \ スロバキア経済は前年同期比で4.9%成長し、欧州連合(EU)諸国で最大の伸びを記録した。重要な輸出相手国であるドイツの景気回復がけん引し

墺エルステ、上半期利益4.1%減

オーストリアの大手銀行エルステがこのほど発表した2010年上半期連結決算は、純利益が4億7,190万ユーロとなり前年同期から4.1%後退した。純金利収入は7.2%増の26億8,480万ユーロ、手数料収入は8.6%増の9億

トルコ航空、中東欧同業の買収に意欲

トルコ航空(THY)が、中東欧の航空会社の買収へ積極的に動いている。潜在性の高い中東欧の航空市場で勢力を拡大し、将来的にルフトハンザやエールフランスKLMと肩を並べる欧州のトップキャリアを目指す考えだ。 \ THYは20

セルビアが国連に決議案提出、コソボ独立問題で

セルビア政府は7月28日、国際司法裁判所(ICJ)がコソボの独立宣言は違法ではないとする判断を下したことを不服とし、「相互に受け入れ可能な解決策を見出す」ための協議を求める決議案を国連総会に提出した。ICJのコソボ独立支

中東欧の不動産投資、回復基調に

国際不動産サービス大手シービー・リチャードエリス(CBRE)が先ごろ発表した中東欧不動産投資に関する最新リポートによると、2010年4-6月期の投資額は9億6,900万ユーロで、前期比34%増と欧州市場の中で最大の伸びを

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