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2022/9/22

東欧経済ニュース速報

日立エナジー、ブルガリア工場の拡張完了

日立エナジーは20日、ブルガリア中北部のセヴリエヴォ工場の拡張・近代化プロ ジェクトの完了を記念する式典を行った。高電圧製品に対する世界的な需要拡大に 応え、増産に乗り出す。投資額は明らかにされていない。 新たに設けられた工場棟の面積は7万4,000平方メートルで、800人強が働く。ガス 絶縁開閉器、ガス遮断器のモジュール部品や、金属閉鎖型キャパシタバンクの生産 を手がける。 式典に出席したブルガリアのルメン・ラデフ大統領は、「日立エナジーのスマート グリッド技術で再生可能エネルギーの利用が活発になり、製造、運輸、インフラと いったブルガリア基幹産業界における経済成長を支えている」と指摘した。 セヴリエヴォ工場は社会主義政権下の1962年の設立。1996年の民営化でスイス重電 大手ABBの傘下に入った。2020年に日立がABBのパワーグリッドビジネスの80.1%を 取得したことで日立グループの一員となった。21年10月に名称を日立ABBパワーグ リッドから日立エナジーに変更した。 日立エナジーも参加する企業連合NPPモダニゼーションズは同月、コズロドゥイ原 子力発電所の電気設備交換工事を830万レフ(420万ユーロ)で受注した。 (1BGN=72.90JPY)