露新車販売、15年は36%減少

欧州ビジネス協会(AEB)が14日発表した2015年のロシアの新車販売台数は前年比35.7%減の160万台と大きく落ち込んだ。減少は3年連続。同国の自動車需要は景気低迷や通貨ルーブル安に伴う販売価格の引き上げを受けて縮小が続いている。12月は前年同月比45.7%減の14万7,000台だった。

AEBのヨルグ・シュライバー代表は、大幅な販売減にもかかわらず昨年は「(経済危機に見舞われた)2009年の146万台よりも多かった」と強調。今年は153万台となり、減少幅が5%まで縮小するとの見方を示した。

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