米GEの照明事業売却、ハンガリー拠点の多くが対象に

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は12日、ハンガリー国営MTI通信に対し、照明事業を売却するという報道を追認した。同国で操業する工場の多くが売却対象となり、従業員の約半分が影響を受ける見通しだ。

照明事業のビル・レイシー社長はすでに、ハンガリー従業員に書簡で売却交渉を開始した事実を伝えた。売却に向けて事業を分社化する可能性もある。

GEの照明事業はハンガリーで電球、電灯、電線、ガラス、フィラメントなどを製造しているほか、ブダペストで欧州・中東・アフリカ地域統括本部を運営する。同国従業員数は1万人を超え、うち9,000人が製造部門、1,500人がブダペストのグローバル事業センターで働いている。

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