チェコの自動車・バイク生産数、昨年は過去最高の144万台に

チェコ自動車工業会(SAP)が24日発表した同国の2018年の自動車・オートバイ生産台数は前年比1.6%増の144万4,377台となり、過去最高を更新した。主力の乗用車は1.7%増の143万7,396台。乗用車の輸出は2%拡大、国内販売台数は1.7%縮小した。

乗用車の生産台数をメーカー別にみると、最も多かったのは独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダで、3.3%増の88万6,103台に上った。トヨタ・プジョーシトロエン・オートモビル(TPCA)は6%増の21万993台。韓国の現代自動車は4.6%減の34万300台と振るわなかった。

トラックの生産台数は47.7%減の598台と低迷した。メーカー別ではタトラが62.3%減の559台と大幅に縮小。アビア(AVIA)は39台を生産した。

バイクメーカーのヤワ(Jawa)は12.2%増の1,493台に拡大した。バスの生産台数は5.6%増の4,890台だった。

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