ポーランド石油最大手PKNオルレンのチェコ子会社、オルレン・ウニペトロルは電
気自動車(EV)用の急速充電インフラの整備で同国のシュコダ自動車と協力する。
自社のサービスステーション網を活用し、EVの急速充電ネットワークを拡大する。
業界誌『ペトロールプラザ』が17日に伝えた。
両社はEV充電の需要が高いと見込まれる場所に容量150キロワット(kW)以上の充
電ポイントを設置する。オルレン・ウニペトロルは設置箇所を選定。シュコダ自は
充電プラットフォームと充電ポイントを統合して運用できるようにするためのノウ
ハウを提供する。
オルレン・ウニペトロルによると、設置箇所は主に汎欧州運輸ネットワーク
(TEN-T)のルート沿いで、年内に少なくとも8カ所で設置工事を開始する予定。同
社は国営電力CEZなどとの提携を通じ、これまでにガソリンスタンド55カ所に合計
225台の充電ポイントを設置した。