シュコダ自、インド市場専用の新型SUV「カイラック」を発表

独フォルクスワーゲン(Volkswagen)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は6
日、インド市場専用の新型SUV「カイラック(Kylaq)」を発表した。VWグループの
インド専用プラットフォーム「MQB-A0-IN」を採用した現地開発モデルで、物品税
優遇を受けられるよう同社として初めて車体を4メートル未満に抑えている。来年
初頭に発売する予定。価格は78万9,000ルピー(約8,700ユーロ)から。
カイラックは「クシャク」、「スラビア」に次ぐ新興市場攻略モデル。全長3,995
ミリメートル(mm)、全幅1,783mm、全高1,619mmとコンパクトながらホイールベー
スは2,566mmと長く、広い室内を確保している。前輪駆動で、最高出力85kW、最大
トルク178Nmの1リットル「TSI」ガソリン直噴エンジンと、6速マニュアルまたは
オートマチックトランスミッションを組み合わせる。最高時速は188km/h。0〜
100km/hの加速性能はマニュアル車の場合10.5秒となる。
新しいデザインコンセプト「モダンソリッドデザイン」に基づき、無駄をそぎ落と
したミニマルな外観が特徴。マルチコリジョンブレーキ、横滑り防止装置
(ESC)、ロールオーバープロテクションシステム(ROPS)など合計25の安全機能
を標準装備するほか、上位モデルにはタイヤ空気圧監視など10の機能が追加され
る。

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