電動車(EV)の充電網管理ソフトウエアを開発するブルガリアのアムペコ
(Ampeco)は11月26日、シリーズBラウンドで2,600万米ドルを調達したと発表し
た。製品開発の強化と重点市場での地盤固めに資金を投じ、充電器管理用ソフトの
主要企業としての地位を守る。
アムペコは2018年の創業。充電ポイント運営事業者(CPO)とEモビリティサービス
事業者(eMSP)向けにホワイトレーベルの管理プラットフォームを提供する。柔軟
性が高く、拡大が容易で、サードパーティのシステムにスムーズに統合できるのが
強みという。
今回調達した資金で、西欧、北欧、英国、北アメリカ大陸、東南アジアなど、重要
市場を中心に事業エリアを拡大する。また、製品開発を加速して新しい機能を導
入。プラットフォームの魅力を高める方針だ。これに向け、今後2年間に従業員数
を2倍に引き上げる。
同社によると、利用企業数は60市場の160社強、プラットフォームで管理されてい
る充電器の数は12万基に上る。オペレーショナルエクセレンスとネットワークの拡
張性に焦点を当てたプラットフォーム強化を来年に控え、アムペコでは自社製品の
好評をてこに来年の事業展開に自信を強めている。
アムペコは2023年にBMWからの出資を受け入れた。今年6月には充電代の自動決済
サービスを提供する独ハブジェクトとグローバル戦略提携すると発表。9月には独
イーオンのCPO事業であるイーオン・ドライブ・インフラストラクチャを顧客とし
て獲得した。既存顧客には仏シャージグル×ゼプルグ(ChargeGuru x Zeplug)お
よびインディゴグループ、米フリー2ムーブ、北欧のヴァッティフ(Wattif)、エ
ラウェイ(Elaway)などが名を連ねる。
今回の調達ラウンドでは仏リヴァイヤ(Revaia)がリードインベスターを務め、既
存株主のカヴォリ(Cavalry)・ベンチャーズ、BMWiベンチャーズ、ローンチハブ
(LAUNCHub)・ベンチャーズが追加投資した。これにより、調達総額は4,200万ド
ル(約4,000万ユーロ)に増加したという。
アムペコ社ホームページ
https://www.ampeco.com/