シュコダ自「スペルブ」ハッチバック、PHVモデルの受注開始

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は17日、第4世
代のフラッグシップ「スペルブ」のハッチバックモデルでプラグインハイブリッド
車(PHV)「スペルブ・ハッチiV」の受注を開始すると発表した。生産は4-6月期
(第2四半期)に開始する予定。
スペルブ・ハッチiVは1.5リットル4気筒TSIエンジン(出力110kW)と3相電気モー
ターを組み合わせ、最高出力150kWを引き出す。同モーターは6速DSGトランスミッ
ションに組み込まれており、電気駆動時には最高出力85kW、最大トルク330Nmを発
揮。最長で120km以上を走行できる。
総容量25.7キロワット時(kWh)のバッテリーは4つのモジュールで構成され、後部
座席下に収納される。充電時間は出力50kWのDC急速充電の場合、残量10%から80%
までが26分。同11kWのAC充電では0から100%までが2.5時間となる。
新モデルは第2世代のマトリックスヘッドライトを採用し、内装には直感的な操作
を行える「シュコダ・スマートダイヤル」などを搭載する。

上部へスクロール