化学

独コンチネンタル、ルーマニア事業の強化継続

自動車部品大手の独コンチネンタルが今年もルーマニア事業を強化する。億単位の投資と大量の新規採用を続け、顧客のニーズに応える製品づくりに努める方針だ。 今年の投資額は昨年実績(1億7,500万ユーロ)と同等の水準となる。ま […]

MOLとJSRの合弁工場が稼働、S-SBRを生産

ハンガリーの石油・ガス最大手MOLは19日、JSRと合弁で開設した溶液重合スチレン・ブタジエンゴム(S-SBR)の工場が稼働を開始したと発表した。北東部のティサウーイヴァーロシュにある新工場は年産能力が6万トンで、100

チェコ石化工場で爆発事故、6人死亡

プラハの北西20キロほどに位置するクラルピ・ナド・ヴォルタヴォウにあるユニペトロル工場内で22日爆発が起こり、6人が死亡、2人が負傷した。原因は調査中で、2~3カ月以内に結果が出る見通し。労働監視局によると、管理に落ち度

日亜化学工業、独オスラムとの協力拡大へ

日亜化学工業は20日、独照明大手オスラムと光半導体に関する特許の協力関係拡大に向けて交渉を開始すると発表した。両社がこれまでに締結したクロスライセンス契約の効果が出ているためで、協力関係を拡大することで技術的な優位性を保

BASF、有機ELパネルで米社と提携

化学大手の独BASFは20日、世界で最も輝度が高い折り曲げ可能な有機ELパネルを米OLEDワークスと共同開発することで合意したと発表した。輝度が高いOLEDワークスのパネルを両社共同開発のコーティング剤で覆い、水や酸素の

MOLとJSRの合弁工場が稼働、S-SBRを生産

ハンガリーの石油・ガス最大手MOLは19日、JSRと合弁で開設した溶液重合スチレン・ブタジエンゴム(S-SBR)の工場が稼働を開始したと発表した。北東部のティサウーイヴァーロシュにある新工場は年産能力が6万トンで、100

コンデンサーのカルテルで制裁、日本企業など8社

欧州委員会は21日、日本ケミコンなど日本企業を中心とする9社が電解コンデンサーの販売でカルテルを結んでいたとして、うち8社に総額2億5,393万ユーロの制裁金支払いを命じたと発表した。 カルテル関与を認定されたのは日本の

バイエルのモンサント買収、欧州委が承認

欧州委員会は21日、独製薬・化学大手のバイエルが米農業化学大手モンサントを買収する計画を承認したと発表した。バイエルが提案した競争上の是正策を実施することが条件となる。 バイエルは2016年9月、モンサントを最大660億

東レ、オランダの炭素繊維複合材メーカーを買収

東レは15日、オランダの炭素繊維複合材料メーカー、テンカーテ・アドバンスト・コンポジット・ホールディング(TACHD)を買収することで合意したと発表した。航空機向け炭素繊維事業の強化が狙いで、買収額は9億3,000万ユー

生産者物価の上げ幅、14カ月来の低水準に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が1.8%となり、14カ月来(2016年12月以来)の小幅な伸びにとどまった。上げ幅の縮小は5カ月連続。すべての分野で上昇率が前月を下回った。 エネ

エボニック―独にPA12の新工場、3Dプリなどで需要拡大―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は16日、独ルール地方のマールにポリアミド12(PA12)の生産施設を建設すると発表した。急速に拡大する需要を取り込むとともに安定的に供給できるようにする狙いで、同社の生産能力を50

SGL―売却益で黒字転換、17年の純益1.4億ユーロに―

炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)が14日発表した2017年12月期の純損益は1億3,890万ユーロの黒字となり、前期の赤字(1億1,170万ユーロ)から大幅に改善した。黒鉛電極事業の売却益が黒字転換に大きく寄与

ランクセス―買収が奏功、17年は約30%の営業増益に―

化学大手の独ランクセス(ケルン)が15日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別費を除く)は前期比29.6%増の12億9,000万ユーロへと大きく拡大した。販売増のほか、米潤滑油・難燃剤向け添加剤大手

BASF

化学大手の独BASFは20日、世界で最も輝度が高い折り曲げ可能な有機ELパネルを米OLEDワークスと共同開発することで合意したと発表した。輝度が高いOLEDワークスのパネルを両社共同開発のコーティング剤で覆い、水や酸素の

英のEU離脱で医薬品認可に支障の恐れ

独研究開発型製薬工業会(VFA)は13日付の声明で、英国が欧州連合(EU)から離脱すると、欧州の医薬品認可手続きに大きな支障が出る恐れがあると警鐘を鳴らした。英国は認可手続きで大きな役割を果たしていることから、その穴を埋

心臓病用アスピリンがドイツで不足

心筋梗塞など急性冠症候群の患者に投与する「アスピリン」の供給がドイツで不足している。品質不良問題が発生したためで、同国で唯一の供給元であるバイエルは病院への引き渡しを制限中だ。供給不足は長期化する見通しで、医療関係者は神

独WKW、ハンガリーに追加投資

金属・プラスチック加工の独ヴァルター・クライン(WKW)グループがハンガリー北西部のジュール工場を拡張する。同国子会社のエルプセー・フンガリア(Erbsloh Hungaria)を通じて140億フォリント(4,490万ユ

独射出成型機メーカーのゲアラン、ハンガリー拠点拡張

独射出成型機メーカーのゲアラン(オーバーコッツァウ)は先ごろ、ハンガリー西部のセーケシュフェヘールヴァールにある拠点を拡張すると発表した。生産施設を約5,000平方メートル拡大するとともに倉庫能力も引き上げ、型締力最大1

卸売物価の上げ幅が15カ月来の低水準に、2月は1.2%

ドイツ連邦統計局が16日発表した2月の卸売物価指数は前年同月比の上げ幅が前月の2.0%から1.2%へと縮小し、15カ月来(2016年11月以来)の低水準となった。石炭・石油が0.3%下落したほか、ペット・家畜(10.7%

東レ、オランダの炭素繊維複合材メーカーを買収

東レは15日、オランダの炭素繊維複合材料メーカー、テンカーテ・アドバンスト・コンポジット・ホールディング(TACHD)を買収することで合意したと発表した。航空機向け炭素繊維事業の強化が狙いで、買収額は9億3,000万ユー

日本ピラー工業―独に欧州拠点開設へ―

流体制御関連機器製造の日本ピラー工業は9日、ドイツに子会社を設立すると発表した。同社初の欧州拠点で、自社製品の販売、メンテナンスを行う。 独南部のバイエルン州に完全子会社日本ピラー・ヨーロッパを7月中旬に設立する。資本金

リンデ―独禁審査が難航―

独工業ガス大手リンデ(ミュンヘン)のアルド・ベローニ社長は8日の決算記者会見で、同社と米同業プラクスエアの合併計画に対し「当局が提示する承認条件はこれまで想定していたよりも高い」と発言した。独禁審査が難航していることを認

メルク―液晶不振響く、17年は営業減益に―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が8日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は前期比1.7%減の44億1,400万ユーロへと落ち込んだ。液晶価格の下落などを受けてパフォーマン

BASF―バイエルの野菜種子事業買収に向け独占交渉―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は7日、競合バイエルが「ヌンヘムス」ブランドで展開する野菜種子事業を譲り受ける方向で独占交渉を行っていると発表した。バイエルは米農業化学大手モンサントを買収する計画に伴い独

化学業界が業績見通し大幅引き上げ

独化学工業会(VCI)は7日、同国化学・製薬業界の今年の生産成長率を従来予測の2%から3.5%へと大幅に引き上げた。昨年第4四半期に業界の景気が一段と加速したうえ、今年に入っても堅調を保っているためで、売上高についても4

独車部品メーカーのブルス、ポーランド工場拡張

独自動車部品メーカーのブルス(Bruss)はこのほど、ポーランド子会社ブルス・ポルスカを通じ、北部のヴァルミア・マズーリ経済特区のムロンゴボにある工場の拡張許可を取得した。製造設備を増強して生産能力を高める狙いで、実験施

韓国SK、ハンガリーのバッテリー工場を着工

韓国のエネルギー・石油化学大手SKイノベーションが8日、ハンガリーのコマーロムで電気自動車(EV)用バッテリー工場の定礎式を行った。自動車メーカーが多く集まる同国に拠点を設けることで欧州事業を拡大する狙い。2022年まで

独リンデ、カザフ工場でASUを増設

産業ガス大手の独リンデがカザフスタンで空気分離装置(ASU)を増設する。取引先であるアルセロール・ミタル製鉄所や国内の他企業を始め、ロシア、キルギス、ウズベキスタン、アゼルバイジャンに製品を供給する。投資規模は約7,00

BASF、バイエルの野菜種子事業買収に向け交渉

化学大手の独BASFは7日、同業バイエルが「ヌンヘムス」ブランドで展開する野菜種子事業の取得に向けて独占交渉を行っていると発表した。バイエルは米農業化学大手モンサントの買収に伴い、EUから一部事業の売却を求められており、

玩具大手レゴ、13年ぶりの減収に

組み立てブロックで知られる玩具大手のレゴ(デンマーク)が6日発表した2017年12月通期の売上高は350億クローネ(約6,165億円)となり、前期から7.7%減少した。中国を除く大半の主要市場で販売が落ち込み、04年以来

ポーランド石油最大手PKNオルレン、2位ロトスを買収

ポーランド石油最大手PKNオルレンは2月27日、同業2位の国営グルパ・ロトスを買収することで同国財務省と合意したと発表した。オルレンがロトスの株式53%以上を取得する。資金調達の方法については明らかにされていない。 オル

スペインの美容・食品会社、リトアニアに生産拠点設置

スペインの美容・食品会社カペラのリトアニア子会社、カペラ・バルティカ(Capella Baltika)は先ごろ、同国のクライペダ自由経済地域(FEZ)に工場を建設する計画を明らかにした。1,000万ユーロを投じパウダーや

フィンランドの塗料大手、露に新工場

フィンランド塗料大手ティックリラ(Tikkurila)が、ロシア・サンクトペテルブルク近郊に新工場を建設する。レニングラード地方当局からの情報を基にロシアメディアが報じたところよると、同建設計画をめぐっては当局と同社の間

3Dプリントサイト ブルガリア

3Dプリント作品のマーケットコミュニティを提供・運営する。一般の消費者向けに3Dデータを商品としてアップしており、ネット通販の感覚で3Dプリント作品を購入できる。 出品者は商品の3Dデータ(商品画像)を作成してサイトにア

輸入物価の上げ幅、1月は14カ月来の低水準に

ドイツ連邦統計局が2日発表した1月の輸入物価指数は前年同月比0.7%増となり、14カ月来の低い上げ幅を記録した。消費財、農産物、投資財で物価が低下したことが響いた格好。エネルギーは9.2%増と大きく上昇しており、エネルギ

エボニック―デジタル印刷技術のスタートアップに出資―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は2日、デジタル印刷技術開発のスタートアップ企業であるイスラエルのベロックス(Velox)に出資したと発表した。特殊添加剤事業を強化する狙い。出資額や出資比率などは公表しないことで合

エボニック―メタクリル樹脂事業売却も―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は6日の決算発表で、メタクリル樹脂事業の戦略的なオプションを検討すると発表した。事業整理の一環で、合弁会社化や全面売却を視野に入れている。 メタクリル樹脂は透明度にすぐれた割れにくい

バイエル―営業減益に、農薬事業の不振など響く―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が2月28日発表した2017年12月期の営業利益(EBITDA、特別費を除く)は前期比0.3%減の92億8,800万ユーロ(非継続事業を除く)へと落ち込んだ。農薬と一般医

化学大手コベストロがDAX採用に

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は5日、採用基準が厳しい「プライム・スタンダード」の銘柄入れ替えを発表した。最大手企業30社を対象とする株価指数DAXにはバイエルから分離・独立した化学大手コベストロが採用。

独研究機関と鉄道総研が協力関係深化

ドイツ航空宇宙センター(DLR)は2日、公益財団法人鉄道総合技術研究所(RTRI)と提携契約を締結したと発表した。空気力学、車体軽量化、素材分野で協力関係を深化させる。DLRのパスカーレ・エーレンフロイト所長は「応用に近

独製紙業界、ネット通販拡大で包装紙が好調

ドイツ製紙事業者連盟(VDP)がこのほど発表した独業界の2017年の販売量は前年比1.4%増の2,297万トンへと拡大した。ネット通販市場の成長を背景に全体の51%強を占める包装用紙が3.4%増えたことが大きい。工業・特

トルコとアルジェリア、石油化学事業で合弁

トルコのエルドアン大統領は2月27日、訪問先のアルジェリアで、同国の石油公社ソナトラックと、トルコの建設大手ルネサンス、大手商社バイエガンの3社が、石油化学事業で合弁すると発表した。プロジェクト規模は10億米ドル。国外へ

ボッシュ、車載電池生産不参入を決定

自動車部品大手の独ボッシュは2月28日、電動車向け事業の経営資源を電動パワートレイン、モーター、パワーエレクトロニクス、電池システムおよびシステム分野に絞り込む方針を発表した。電池システム用のセルは外部から調達する考えで

インフィニオンが上海汽車と合弁、電動車用半導体生産へ

独半導体大手のインフィニオンは2日、上海汽車(SAIC)と共同で中国に合弁会社を設立したと発表した。急速な市場拡大が見込まれる電動車向けのパワーモジュールを生産する。 両社は総額1億ユーロを投資して新会社SIAPM(SA

ポーランド石油最大手PKNオルレン、2位ロトスを買収

ポーランド石油最大手PKNオルレンは2月27日、同業2位の国営グルパ・ロトスを買収することで同国財務省と合意したと発表した。オルレンがロトスの株式53%以上を取得する。資金調達の方法については明らかにされていない。 オル

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