建設、土木

ポル―ビルフィンガーの建築事業買収に意欲―

墺建設大手のポル(ウィーン)が独同業ビルフィンガーの建築事業買収に意欲を示している。ポルのカールハインツ・シュトラウス社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、将来性の高いドイツ事業を強化する考えだ […]

中国、露の高速鉄道建設事業に融資

ロシアの首都モスクワと東部のカザンを結ぶ高速鉄道の建設事業に関し、中国が総額約67億ユーロの出資及び融資を行うことで両国関係者の間で先ごろ合意が成立した。ロシア国鉄(RZD)、中国鉄路(国鉄)及び両国の政府関係者が出席し

ハイデルベルクセメント―利益見通し引き上げ―

セメント大手の独ハイデルベルクセメントは4日、2016年12月期の利益見通しを引き上げた。第1四半期(1~3月)の業績が好調だったためで、これまで「緩やかに増加する」としていた営業利益と純利益を「1ケタ台後半から2ケタ台

ビルフィンガー

建設・サービス大手の独ビルフィンガーは9日、管理部門で人員削減を実施すると発表した。同社は経営が悪化しており、人員整理により管理コストを年1億ユーロ圧縮する考え。事業効率を高めるために新しいITシステムを導入する。人員削

ハンガリー、巨大工業団地整備を計画

ハンガリー政府のラザール首相府長官は先ごろ、2018年までに1,500億フォリント(約4億8,000万ユーロ)を投じて工業団地を整備する計画を明らかにした。17年度予算案の発表に際して同長官が述べたもので、今後3年間で新

中国、ヤマルLNGプロジェクトに出資

中国の輸出入銀行と国家開発銀行は先ごろ、ロシア天然ガス2位のノバテク(Novatek)が北極圏のヤマル半島で進めている液化天然ガス(LNG)プロジェクトに対し、120億ドルに上る期間15年間のクレジットライン(信用供与枠

墺建材大手、ルーマニアのレンガ工場買収

オーストリアの建材大手ヴィーナーベルガー(Wienerberger)は4月26日、ルーマニアのレンガメーカー、サーチケミカルズ(Search Chemicals)を買収したと発表した。同国東部ブザウ県にある工場と、レンガ

ロスアトム、トルコ原発の一部株式売却

ロシア原子力公社(ロスアトム)はトルコ南部で建設中のアックユ原子力発電所の株式49%を売却するもようだ。同社はアックユ原発の全株式を保有しているが、昨年11月のトルコ軍によるロシア空軍機撃墜を受けて両国の関係が悪化して以

ロシア、ナホトカに石炭ターミナル

ロシアの港湾企業ノーヴィ・ウーゴリヌィ・ターミナル(NUT:Novyj Ugolnyj Terminal)と政府系の極東開発公社(KRDV)は先ごろ、同国極東のナホトカ湾での石炭積み出し用ターミナルの建設計画に関する合意

BASF―露工場に生産ライン新設、建材分野で―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は26日、モスクワの南40キロのポドリスク工場に新しい生産ラインを敷設すると発表した。コンクリート用補修・防水材「マスターシール」を生産。ロシアの顧客ニーズに柔軟に対応でき

チェコ、鉄道駅の改修プロジェクト

チェコの国営鉄道設備管理局は先ごろ、現地紙『ホスポダールスケ・ノヴィニー』に対し鉄道駅の改修プロジェクトに関する入札を近く開始することを明らかにした。2016年中に5億コルナ(約1,850万ユーロ)をかけて同国の60の駅

スイス電力大手アルピク、ルーマニア企業を買収

スイスの電力大手アルピクは21日、独子会社のクラフトアンラーゲン・ミュンヘンを通じてルーマニアの石油プラントエンジニアリング企業IPIPを買収すると発表した。東欧地域の化学・石油化学産業向けに総合的なサービスを提供すると

ユーロ圏建設業生産高、2月は2.5%増

EU統計局ユーロスタットが19日発表したユーロ圏の2月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2.5%増となり、4カ月連続で伸びた。ただ、上げ幅は前月の4.9%を下回った。(表参照) 分野別では建築が2.8%増

スイス電力大手アルピク、ルーマニア企業を買収

スイスの電力大手アルピクは21日、独子会社のクラフトアンラーゲン・ミュンヘンを通じてルーマニアの石油プラントエンジニアリング企業IPIPを買収すると発表した。東欧地域の化学・石油化学産業向けに総合的なサービスを提供すると

伊サイペム、アドリア海横断パイプラインの敷設工事を受注

アドリア海横断パイプライン(TAP)の事業推進母体であるトランス・アドリアティック・パイプラインは14日、TAPのアルバニアとイタリア南部を結ぶ区間のEPCI(設計、資材調達、建造、据付)を伊石油プラント大手サイペムに委

トルコ、大型プロジェクトで30億ドルの経済効果

トルコのユルドゥルム運輸・海事・通信相は13日、現地日刊紙『ヒュリエット』の独占インタビューで、国内で進行中の大型プロジェクトが大きな経済効果をもたらしているとの見方を明らかにした。 同相によれば、これまでに86億リラ(

ユーロ圏住宅価格、10~12月は2.9%上昇

EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の2015年10~12月期の住宅価格は前年同期比で2.9%上昇し、6期連続で値上がりした。上げ幅は前期の2.2%から拡大した。(表参照) EU28カ国ベースでは3.8%上昇

ハイデルベルクセメント―買収予定の伊社をスリム化―

セメント世界3位の独ハイデルベルクセメントは5日、買収予定の伊同業イタルチェメンティのリストラ計画を発表した。管理部門をスリム化して2020年までにイタリアの従業員2,500人のうち約400人を削減。規模の効果も引き出し

建設許可件数、1月は10年来の高水準に

ドイツ連邦統計局が8日発表した1月の建築許可件数(増改築を含む)は前年同月比34.5%増の2万6,288件となり、同月としては10年来の高水準に達した。歴史的な超低金利が不動産需要を加速させた格好だ。 新築住宅は2万1,

複数の中国企業がロシア極東への進出を検討

ロシア極東開発省は5日、複数の中国企業が極東地域への移転を検討していることを明らかにした。同省のアレクサンドル・ガルシカ大臣が先ごろ北京を訪問し、移転の可能性について中国側と話し合いを行っていた。中国側からは、冶金、エネ

三菱ふそう―電気トラックの実用供試を独で開始―

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は12日、電気トラックの実用供試をドイツで開始したと発表した。同国西南部のシュトゥットガルト市と物流大手ヘルメスに小型電気トラック「キャンターEセル」合わせて5台を提供。環境性と経済

チェコ、イスラエルとの提携強化に意欲

チェコのザオラーレク外相は4日、訪問先のイスラエルでリブリン同国大統領と会談し、イスラエルとの経済提携を強化したい意向を明確にした。今回の訪問では来月19日にプラハで開かれる両国閣僚会合の準備も進められた。 具体的な提携

企業景況感4カ月ぶり改善

Ifo経済研究所が22日発表した3月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は106.7となり、前月の105.7から1ポイント上昇した。同指数の改善は4カ月ぶり。現状判断と今後6カ月の見通しを示す期待指数がともに上昇

BASF―韓国に合弁、コーロンとPOM生産へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は16日、韓国同業のコーロン・プラスティックスと共同でポリオキシメチレン(POM)を生産すると発表した。折半出資の合弁会社を韓国に設立、世界的に拡大するPOMの需要に対応す

建設許可件数、15年ぶりに30万件突破

ドイツ連邦統計局が17日発表した2015年の建築許可件数(増改築を含む)は30万8,687件(暫定値)となり、前年比で8.4%増加した。30万件を超えるのは2000年以来で15年ぶり。堅調な経済と低金利、住宅不足が追い風

モスクワの空港ターミナル建設事業、トルコ企業が落札

モスクワのシェレメチェボ空港の新ターミナル建設事業をトルコの建設大手ルネッサンスが受注した。同空港運営会社のミハイル・ワシレンコ最高経営責任者(CEO)が18日明らかにした。ロシアの対トルコ経済制裁が続く中での同国企業の

ユーロ圏建設業生産高、1月は6%増

EU統計局ユーロスタットが16日発表したユーロ圏の1月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比6%増となり、3カ月連続で伸びた。上げ幅は前月の0.4%を大きく上回った。(表参照) 分野別では建築が7.1%増、土

モスクワの空港新ターミナル建設、トルコ企業が受注

モスクワのシェレメチェボ空港の新ターミナル建設事業をトルコの建設大手ルネッサンスが受注した。同空港運営会社のミハイル・ワシレンコ最高経営責任者(CEO)が18日明らかにした。ロシアの対トルコ経済制裁が続く中での同国企業の

独建機業界、15年売上7%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は11日、独建機業界の売上高が昨年は前年比7%増の90億ユーロとなり2年連続で拡大したと発表した。中国、ラテンアメリカ、アフリカ、ロシア市場の低迷で市場は縮小したものの、独メーカーは欧州、中

鉄道レールカルテルでフォスローに制裁金

国内の地域・産業鉄道会社などに販売するレールとポイント、枕木の分野で鉄道設備メーカーが違法なカルテルを結んでいた問題でドイツ連邦カルテル庁は10日、カルテルに参加していたフォスローの子会社フォスロー・レイス(Vosslo

ノルド・ストリーム拡張計画、鋼管調達先を決定

ロシアとドイツを直接結ぶバルト海天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」を拡張する「ノルド・ストリーム2」プロジェクトの事業会社は11日、鋼管発注先としてドイツ1社とロシア2社を選定した。ただ、この計画には欧州連合(E

トルコ高速鉄道車両の入札、各国が関心

トルコが400億ドルを投じる鉄道建設プロジェクトに各国が注目している。2023年の完了を目指す同プロジェクトでは鉄道の敷設距離を現在の2倍に延ばすとともに、一部には高速鉄道システムを導入する。トルコ投資庁が8日伝えた。

エストニアの建設会社メルコ、ノルウェー同業を買収

エストニアの建設会社メルコ・エヒトゥス(Merko Ehitus)は7日、ノルウェーの同業ペリトゥスを買収することで合意した。メルコの現地法人がペリトゥスの株式56%を取得し、残りの44%は現株主の現地企業SDVホールデ

ロシア、今年は新たに50万人が失職の可能性

ロシアのトピリン労働社会保障相は1日、今年新たに発生する失業者数が50万人に達する可能性があるとの見方を明らかにした。特に自動車産業などでパートタイム労働に従事する30万人の雇用が懸念されると述べた。 同国のパートタイム

ハンガリーとアゼルバイジャン、経済関係強化へ

ハンガリーのオルバン首相は6日、訪問先のアゼルバイジャンで同国のアリエフ大統領と会談し、両国の経済関係の発展と強化を図ることで合意した。良好な政治的関係をテコに、運輸、エネルギー、農業、先端技術などの分野のほか、社会保護

中国化学企業がスロバキアで工業団地を整備

中国の江蘇偉天化工(Jiangsu Weitian Chemical)がスロバキア西部セネツに工業団地を建設している。工事を請け負ったデベロッパー、IPECグループが先ごろ明らかにしたもので、総投資高は1,000万ユーロ

メキシコ大富豪スリム氏、スペイン建設大手買収へ

メキシコの大富豪カルロス・スリム氏が、出資するスペイン建設大手FCCの買収に乗り出した。残る全株式の取得を目指し、投資持ち株会社インベルソラ・カルソを通じて株式公開買い付け(TOB)を実施する。 インベルソラ・カルソは先

新イスタンブール空港、2018年にも開港

イスタンブール北西部に建設される新空港は、2018年初めにも開港する見通しだ。独dpa通信が先ごろ伝えた。完成すればフランクフルト国際空港などと並び、欧州最大級のハブ空港となる。 トルコのユルドゥルム運輸相によると、開業

10~12月のGDP、住宅需要や難民急増が押し上げ

ドイツ連邦統計局は2月23日、2015年第4四半期(10~12月)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、建設投資は旺盛な住宅需要を背景に前期比で実質(物価・季節要因・営業日数調整値)2.2%増となり全

1月生産者物価2.4%下落

ドイツ連邦統計局が19日発表した1月の生産者物価指数は前年同月比2.4%減とこれまでに引き続き低下した。世界的な景気低迷を受けてエネルギーと原料の価格が大きく下落。全体が強く押し下げられた。エネルギーを除いたベースでは低

BASF―工業用塗料事業売却で基本合意―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は17日、工業用塗料事業を蘭同業アクゾノーベルに売却することで基本合意したと発表した。取引金額は4億7,500万ユーロ。従業員代表との協議と当局の承認を経て売却手続きを年末

12月のユーロ圏建設業生産高0.4%減、3カ月ぶり低迷

EU統計局ユーロスタットが17日発表したユーロ圏の2015年12月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で0.4%減となり、3カ月ぶりに低迷した。前月は0.3%増だった。(表参照) 分野別では建築が0.9%増

第4四半期GDP成長率横ばいの0.3%、難民急増はプラス要因に

ドイツ連邦統計局が12日発表した2015年第4四半期(10~12月)の国内総生産(GDP、暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期を0.3%上回り、伸び率は前期と同水準となった。外需(輸出-輸入)が成長率を押

BASF―工業用塗料事業をアクゾに売却の方向―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が工業用塗料事業を蘭同業アクゾノーベルに売却する方向で交渉していることが11日、明らかになった。BASFは事業の選別に取り組んでおり、その一環として同事業を放出する。ブルー

ハンガリー、ヨルダンと貿易分野などで提携

ハンガリーのサボー副外務貿易相は10日、ヨルダンの首都アンマンで開かれた両国の第2回合同経済委員会で、貿易、建設、農業、環境保護、観光などの分野での提携について大筋合意した。サボー副大臣は、両国の貿易高が現状は4,000

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