石油・石炭・ガス

ユニパー

エネルギー大手のエーオンから1月に分離独立した火力・水力発電子会社ユニパーが大規模な人員削減を実施する考えだ。クラウス・シェーファー社長が地方紙『ライニッシェ・ポスト』に明らかにしたもので、コスト削減が狙い。同社の従業員

6月インフレ率、エネルギーを除いたベースで1.1%に

ドイツ連邦統計局は12日、6月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.3%、前月比が0.1%で速報値と変わりがなかった。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーを除いたイン

トルコとイスラエル間のガスパイプライン計画が再浮上

トルコとイスラエルが先月28日に関係正常化で合意して以来、両国を結ぶ天然ガスパイプラインの建設計画が再び注目を集めている。トルコでは新たなガス関連事業や建設需要が期待され関連企業の株価が上昇する一方、領海を接し民族対立を

卸売物価指数4カ月連続で上昇

ドイツ連邦統計局が12日発表した6月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比の低下率が1.5%となり、前月の同2.3%から0.8ポイント縮小した。下げ幅の縮小は2カ月連続。指数自体は前月を0.6ポイント上回る10

シーメンス―サウジでガスタービン受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)がサウジアラビアでガスタービンを受注した。同国のアワード・アル・アワード駐独大使が経済紙『ハンデルスブラット(HB)』に明らかにしたもので、競合の米ゼネラル・エレクトリック(GE)に競

工場の環境負荷を25%低減、VWが3年前倒しで目標達成

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は7日、VWブランド工場の環境負荷を2018年までに25%低減するとした目標を3年前倒しの15年に達成したと発表した。目標実現に向けて計5,000の具体策を考案。そのうち2,500

シェブロン、カザフで石油増産へ

米石油大手シェブロンは5日、カザフスタンのテンギス油田拡張のため368億ドルを投資する方針を明らかにした。原油価格の低迷を理由に石油各社は大規模開発を躊躇し、投資を抑制してきたが、同社は既存油田の開発を進めることでコスト

インフレ率上昇、6月は0.3%に

ドイツ連邦統計局が6月29日発表した同月の消費者物価指数(CPI、暫定値)は前年同月比0.3%増となり、インフレ率は極めて低い水準ながら2カ月連続で上昇した。物価の最大の押し下げ要因であるエネルギーの下げ幅が前月の7.9

ティッセンクルップ―産業ソリューション部門で組織再編―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は4日、プラント建設や造船などを手がける産業ソリューション部門の組織再編方針を明らかにした。事業のグローバル化に伴い欧州中心の組織編成が障害になっているほか、石油価格の下落

墺OMVと仏パワーネクスト、合弁会社設立

オーストリアのエネルギー大手OMV傘下の天然ガス取引市場運営会社セントラル・ユーロピアン・ガスハブ(CEGH)と、フランスの電力取引所パワーネクストは20日、合弁会社を設立することで合意したと発表した。 新会社はウィーン

三菱日立、コソボの火力発電事業に関心

コソボ経済省は21日、三菱日立パワーシステムズ(MHPS)が同国の石炭火力発電所建設事業参加に関心を示していることを明らかにした。同社の欧州事業関係者がスタヴィレッチ経済開発相を訪問し、コソボのエネルギー開発プロジェクト

輸入物価の下落幅縮小、5月は5.5%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した5月の輸入物価指数は前年同月比5.5%減となり、下落幅は前月の同6.6%から1.1ポイント縮小した。エネルギーの下落率が前月の30.8%から26.5%に鈍化したことが大きい。エネルギーを除

シェールガス採掘が禁止に、法案可決

ドイツ連邦議会(下院)は24日、非在来型天然ガスの採掘に関する法案を与党の賛成多数で可決した。同国で1960年代から行われているタイトガスの採掘は条件付で引き続き認めるものの、頁岩(シェール)層に貯留する天然ガス(シェー

排ガス不正でVWが和解、米で150億ドル支払いへ

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は28日、VWグループのディーゼル車の排ガスを不正操作していた問題で、米国の所有者および当局と和解したと発表した。VWは総額150億ドル強を支払うことになる。 VWは不正車両およそ

排ガスから化学品生産、プロジェクトに補助金

独鉄鋼大手ティッセンクルップは27日、製鉄所の排ガスから有用な化学品を生産する同社主導の技術開発プロジェクトが連邦教育・研究省から補助金6,000万ユーロ強を受給すると発表した。「カーボン2ケム(Carbon2Chem)

OMV;墺OMVと仏パワーネクスト、合弁会社設立

オーストリアのエネルギー大手OMV傘下の天然ガス取引市場運営会社セントラル・ユーロピアン・ガスハブ(CEGH)と、フランスの電力取引所パワーネクストは20日、合弁会社を設立することで合意したと発表した。 新会社はウィーン

生産者物価の下げ幅5カ月ぶりに縮小

ドイツ連邦統計局が20日発表した5月の生産者物価指数(2010年=100)は前年同月比2.7%減の101.7となり、下げ幅は5カ月ぶりに縮小した。同物価の最大の押し下げ要因であるエネルギーのマイナス幅が前月の8.8%から

シーメンス―中国でガスタービン受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は21日、中国の天然ガス業者である山西天然气(Shanxi Natural Gas)からガスタービン「SGT-800」4基と付随する発電機4基を受注したと発表した。SGT-800を中国

CO2を原料に発泡体を生産、量産工場をコベストロが開設

二酸化炭素(CO2)を原料に用いて発泡体成分を作る量産施設を、化学大手の独コベストロが17日に開設した。石油の代わりにCO2を用いることから石油資源の節約につながるとともに、地球温暖化の防止にも寄与できる。 デュッセルド

ルクオイル、欧州下流事業の売却を検討

ロシアの民間石油大手ルクオイルが欧州の下流事業売却を検討している。事業の軸足を製油・販売事業から探索・開発事業へ移すためで、中期的に関連資産の一括・部分売却あるいは分社化して上場するなどの基本戦略を決定する見通し。イタリ

プーチン大統領、ロスネフチ株の売却先に中印を希望

ロシア政府が保有する石油最大手ロスネフチの株式19.5%を売却する計画をめぐり、プーチン大統領は中国、インド政府への売却を希望しているもようだ。売却を急ぐことで、今年の議会選および2018年の大統領選をにらみ財政均衡を図

仏シュナイダー、アヴィバ買収交渉が決裂

英産業用ソフトウエア大手のアヴィバは15日、仏エンジニアリング大手のシュナイダー・エレクトリックから新たな買収提案を受け、協議を行ったものの、物別れに終わったことを明らかにした。 両社は昨年7月に買収で合意。まずアヴィバ

ロスネフチ、1-3月は74%の大幅減益

ロシア石油最大手の国営ロスネフチが8日発表した2016年1-3月期の純利益は140億ルーブル(約1億9,000万ユーロ)となり、前年同期の560億ルーブルから73.6%減少した。原油価格が過去13年間で最低水準をつけるな

ガスプロム、キルギスのパイプライン建設に15億ドル投資

ロシアのメドベージェフ首相は6日、国営ガス会社ガスプロムが中央アジアのキルギスタンで天然ガスパイプライン建設事業に投資すると発表した。2030年までに約1,000億ルーブル(約16億ドル)を投じる予定で、そのうち3分の1

卸売物価の下げ幅6カ月ぶりに縮小

ドイツ連邦統計局が10日発表した5月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比の低下率が2.3%となり、前月の同2.7%から0.4ポイント縮小した。下げ幅が縮小するのは6カ月ぶり。指数自体は前月を0.9ポイント上回

5月インフレ率、エネルギーを除いたベースで1.2%に上昇

ドイツ連邦統計局は10日、5月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.1%、前月比が0.3%で速報値と変わりがなかった。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーを除いたイン

シーメンス

電機大手の独シーメンスは8日、イスラエルの電力事業者RDエナジーからコンバインドサイクル発電所2カ所の建設をターンキー契約(設計から機器・資材・役務の調達、建設、試運転までを一手に請け負う契約)で受注したと発表した。コン

ルーマニア天然ガス企業に立ち入り調査、輸出制限の疑いで

欧州委員会は7日、ルーマニアの複数の天然ガス関連企業が欧州連合(EU)競争法に違反している疑いがあるとして、関係各社に立ち入り調査を実施したと発表した。対象企業の具体名は公表していないが、国営ガス会社ロムガスなど3社が調

ノルウェー国営電力、トルコ水力発電事業を売却

ノルウェーの国営電力大手スタットクラフトは13日、トルコ南東部に建設中の水力発電所を売却すると発表した。年内に手続きを完了させたい意向だ。 対象となるのはボタン川で着工したチェティン発電所。今年2月、トルコ軍とクルド労働

ルーマニア天然ガス企業に立ち入り調査、輸出制限の疑いで

欧州委員会は7日、ルーマニアの複数の天然ガス関連企業がEU競争法に違反している疑いがあるとして、関係各社に立ち入り調査を実施したと発表した。対象企業の具体名は公表していないが、国営ガス会社ロムガスなど3社が調査を受けたこ

英BP、ノルウェー海洋油田事業を合弁化

英石油大手BPは10日、ノルウェーの海洋油田事業を同国の石油会社デット・ノルスケと統合し、合弁会社を設立することで合意したと発表した。誕生する合弁会社「アーケルBP」はノルウェー最大の独立系石油会社となる。 合併は原油安

ポーランド、25年までにEV100万台に

ポーランド政府は7日、2025年までに電気自動車(EV)の普及台数を2015年の427台を大きく上回る100万台に引き上げる目標を明らかにした。石炭産業に依存する「カーボン経済」のイメージを改善し、EUの温暖化ガス排出規

ロスネフチ、1-3月は74%の大幅減益

ロシア石油最大手の国営ロスネフチが8日発表した2016年1~3月期の純利益は140億ルーブル(約1億9,000万ユーロ)となり、前年同期の560億ルーブルから73.6%減少した。原油価格が過去13年間で最低水準をつけるな

BASF―北米の巨額投資計画、決定先送りに―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6日、プロピレンの巨大生産施設を米テキサス州フリーポートに建設する計画の最終決定を見合わせると発表した。原油価格の急落と経済の先行き不透明感を受けた措置。建設に踏み切れば

シェル、追加で2200人削減

欧州石油大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは5月25日、原油安による業績悪化を受けて、新たに2,200人を削減すると発表した。同社は昨年、英ガス大手BGグループの買収が決まったこともあって1万300人を削減する方針を打ち

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