マクロ経済

外国投資受け入れ額、1-9月期は13%減

ロシア連邦統計局(ロススタット)がこのほど発表した2010年1-9月期の外国投資受け入れ額は475億米ドルで、前年同期から13.2%減少した。内訳は直接投資が17.8%減の82億ドル、ポートフォリオ投資が15%減の8億6 […]

ウクライナの外国直接投資、他国に比べ低調

ウクライナへの外国直接投資(FDI)の回復が、他の中東欧諸国に比べ遅れている。ヤヌコビッチ大統領は2月の就任時に「政治的安定と改革を進めFDIを促進する」と約束したが、実現する見通しはまだ立っていない。エコノミストは同大

2010年企業倒産2.5%減少、負債総額は半分以下に

ドイツ企業の経営環境が明るさを増している。信用調査機関クレジットリフォームが11月29日に発表した企業倒産・新設レポートによると、2010年の倒産件数は前年比2.5%減の3万2,100件となり、3年ぶりに低下する見通しだ

クリスマス商戦好調、今年は4年来の高水準に

ドイツの年末商戦が好調だ。クリスマス商戦が本格化する待降節第1週目の土曜日に当たった11月27日、商店街は買い物客で繁盛。独小売業者全国連盟(HED)はクリスマス商戦期(11~12月の2カ月間)の業界売上高が今年は前年比

独企業景況感、統一後最高に

Ifo経済研究所が11月24日発表した同月の独企業景況感指数は前月の107.7から109.3へと上昇し、東西ドイツ統一の直後に当たる1991年以後の最高を記録した。事業の現状判断と今後の見通しがともに良好で、Ifoのハン

失業者数、2カ月連続で300万人未満に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が11月30日発表した同月の失業者数は前月から1万4,000人減の293万1,000人となり、2カ月連続で300万人を下回った。これまでに引き続き景気回復が追い風となっており、雇用情勢は今後も改善

輸入物価急騰続く、10月は9.2%上昇

ドイツ連邦統計局が11月26日発表した2010年10月の輸入物価指数は前年同月比で9.2%上昇し、これまでに引き続き大きな上げ幅となった。エネルギー、鉱石、金属が全体を強く押し上げた格好。石油を除いたコアの上昇率は7.7

インフレ率上昇、11月は1.5%に

ドイツ連邦統計局が11月26日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比で1.5%上昇し、上げ幅は前月の1.3%を上回った。これまでに引き続き灯油と自動車燃料、青果がインフレ率を強く押し上げた。前月比の物価上昇率

金融再建法案1月施行へ

深刻な経営危機に陥った銀行に救済資金を提供する基金の設立や金融機関の清算手続きを定めた金融再建法案が11月26日、州の代表で構成される連邦参議院(上院)で承認された。同法案はすで連邦議会(下院)で可決されており、来年1月

国外へのアウトソーシング、企業の6割が肯定評価

コンサルティング会社Steria Mummert Consultingが独企業204社を対象に実施したアンケート調査で、国外企業へのアウトソーシングを肯定評価する回答は62%に達し、前年調査から10ポイント増加した。特に

ポーランド中銀、政策金利据え置き

ポーランド中央銀行は11月23日に開いた定例金融政策理事会で、金利据え置きを決めた。10月のインフレ率は9月の2.5%から2.8%に上昇したが、依然として近年の最低水準にあり、インフレ加速への圧力は限定的なことが理由。中

ユーロ圏消費者景況感、2カ月連続改善

欧州委員会が22日発表したユーロ圏の11月の消費者景況感指数(速報値)はマイナス9.5となり、前月のマイナス10.9から1.4ポイント改善した。前月は速報値でマイナス11.0と、9月から横ばいだったが、上方修正された。こ

第3四半期GDP、個人消費が最大の成長要因に

ドイツ連邦統計局は23日、2010年第3四半期国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率0.7%の寄与度は内需が0.4ポイント、外需が0.3ポイントでともに成長に貢献。特に個人消費の寄与度

独消費者景況感の改善続く

市場調査大手のGfKが23日発表したドイツ消費者景況感指数の2010年12月向け予測値は前月の5.1(修正値)から5.5へと上昇し、これまでに引き続き改善した。景気回復が厚みを増していることが反映された格好で、GfKは2

中東欧の今年のGDP、前年比 1.4%増に =WIIW予想

ウィーン経済研究所(WIIW)はこのほど、欧州連合(EU)に加盟する中東欧10カ国(EU-10)の夏以降の景気回復基調を受け、同地域の今年の国内総生産(GDP)予想成長率を今夏の予想からわずかながら上方修正した。ただ、E

トルコ政府、R&D促進政策を推進

トルコ政府が研究開発(R&D)の促進に力を入れている。付加価値の高い製品に生産がシフトするにつれて、国内におけるノウハウの蓄積と開発力養成の必要性が高まっているためだ。開発拠点の設置を加速させるため、技術パーク

ロシア鉱工業生産、10月は6.6%増

ロシア国家統計局(ロススタット)が16日発表した10月の鉱工業生産は前年同月比で6.6%増となり、6.2%だった9月の上昇率をさらに上回る力強い伸びを示した。前月比(季節調整前)では4.2%の上昇。自動車などの製造業がけ

ベラルーシ、民営化プロセスが停滞

ベラルーシのルカシェンコ政権は2008年7月に承認した08~10年の民営化計画で、519社の国営企業を民営化することを決定した。だが、08年秋にぼっ発した世界金融危機の影響で外国投資家の関心が薄れたことで、民営化プロセス

9月のユーロ圏建設業生産高は8%減

EU統計局ユーロスタットが17日発表したユーロ圏の9月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比8.1%減となり、3カ月連続で低迷した。下げ幅は前月の7.3%から膨らんだ。(表参照) \ 分野別では建設が7.5%

9月のユーロ圏貿易収支、29億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが15日発表した9月の貿易統計(速報値)によると、ユーロ圏の貿易収支(季節調整前)は約29億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の14億ユーロから拡大した。輸出が前年同月比22%増の1,371億ユ

独世帯の金融資産、統一後最高に

ドイツ連邦銀行(中銀)がこのほど発表した独世帯(非営利民間団体を含む)の今年第2四半期の金融資産額は前期から実質362億5,000万ユーロ増の4兆7,6800億ユーロとなり、東西ドイツ統一後の最高を更新した。増加は5四半

中東欧諸国の7-9月期経済成長、ドイツ経済がけん引

中東欧経済の回復が、ドイツ経済にけん引され、予想より速いペースで進んでいる。チェコとハンガリーの今年第3四半期(7-9月期)の国内総生産(GDP)は、最大の輸出先であるドイツの景気が堅調なことを受けて、前年同期からそれぞ

中東欧地域の景況感が引き続き改善

中東欧諸国(CEE)および一部の南東欧諸国で、景況感が引き続き改善していることが、トムソンロイターとオーストリア輸出銀行(OeKB)が実施した調査でわかった。 \ 9日発表の景況感指数は、7月の前回調査から6ポイント増の

チェコ鉱工業生産、9月は12.2%増

チェコ統計局(CSU)が8日発表した2010年9月の鉱工業生産は、前年同月比で12.2%増加した。12.9%増となった前月からやや減速したものの、外需の好調が寄与し高成長を維持した。部門別では、鉱業が28.0%、製造業が

ルーマニアでインフレ加速、10月は7.9%上昇

ルーマニア国家統計局が10日発表した10月の消費者物価指数上昇率(インフレ率)は前年同月比7.9%で、前月の7.8%を上回り、2008年8月以来、最大の上げ幅となった。今年7月に実施された付加価値税(VAT)の引き上げが

エストニアの7-9月期GDPは4.7%増

エストニア統計局が11日発表した2010年7-9月期の国内総生産(GDP、速報値)は、前年同期から4.7%増となり、07年第4四半期以来の高い伸びを示した。3.1%の成長を記録した4-6月期に続き、2四半期連続でプラス成

ウクライナ経済、回復に予想以上の勢い

世界的な経済危機を受けて昨年にマイナス15%という深刻な景気後退に陥ったウクライナ経済が、予想以上の勢いで回復している。アザロフ首相は8日、ロイター通信とのインタビューで、2010年の経済成長が当初予測の3.4%を大きく

クリスマス商戦好調、売上は06年以来の水準に

ドイツの小売業界が年末商戦に大きな期待をかけている。景気と雇用情勢の回復を背景に消費者の支出増が見込まれるためで、独小売業中央連盟(HDE)は11日、クリスマス商戦期(11~12月の2カ月間)の業界売上高が前年同期比2.

2010年独成長率3.7%=5賢人委

政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は10日に提出した2010年版『経済鑑定書』のなかで、ドイツの今年の経済成長率が政府予測を0.3ポイント上回る3.7%に達するとの見方を示した。政府の構造改革や経済危機対策、雇用

第3四半期GDP0.7%拡大

ドイツ連邦統計局が12日発表した2010年第3四半期の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期を0.7%上回り、6四半期連続で拡大した。内需と外需がともに成長に寄与、ドイツ経済の回復は厚みを増して

ユーロ圏の7-9月期成長率は0.4%、独の失速で大幅縮小

EU統計局ユーロスタットが12日発表した2010年7-9月期のユーロ圏16カ国の域内総生産(GDP、実質ベースの速報値)は前期比0.4%増となり、5期連続でプラス成長となった。ただ、伸び率は前の期の1%を大きく下回った。

9月のユーロ圏鉱工業生産、前月比0.9%低下

EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の9月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は前月比で0.9%低下し、3カ月ぶりにマイナスとなった。マイナス幅は過去18カ月で最大。耐久消費財が3%低下するなど、全部門で低迷した

チェコ財務省、成長見通しを2.2%に上方修正

チェコ財務省は10月末、今年の経済成長見通しを当初の前年比1.6%増から2.2%増に上方修正したと発表した。一方、来年については緊縮財政と欧州経済の伸び悩みの影響を織り込んで2.3%から2.0%に下方修正した。現地通信社

ルーマニア鉱工業生産、1-9月に4%増

ルーマニアの国家統計局がこのほど発表した2010年1-9月期の鉱工業生産(季節調整済み)は前年同期比で4%増加した。輸出の好調で製造業が4.6%増加したのに対し、鉱業は8.3%減少した。 \ 鉱工業売上高は10.8%増加

インフレ加速、景気への影響に懸念=エストニア

エストニア統計局が5日発表した10月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月に比べ4.7%上昇し、2008年12月以来の高水準となった。4%となった前月の数値を上回るもので、同国中央銀行は、景気回復にブレーキがかかる可

世銀、ロシア成長率を下方修正

世界銀行はこのほど、ロシア経済が当初の予想ほど速やかには回復しないとして、今年の予想成長率を当初の4.5%から4.2%に下方修正した。来年も4.8%から4.5%に、2012年も4.7%から3.5%に引き下げた。国内消費が

企業の研究開発費、13年ぶりに減少

国際コンサルティング大手ブーズ・アンド・カンパニーが3日発表した企業の研究開発(R&D)投資に関する調査レポートによると、独企業のR&D投資額は昨年3.1%減少し、1997年来13年ぶりに後退した。世

「ドイツは移民の受け入れを」=OECD

職業生活からリタイアする高齢者の数は10年後の2020年には労働市場に参入する若者の数を75%上回る――。経済協力開発機構(OECD)は最新のレポートの中でドイツの労働力人口が近い将来、需要を大きく下回るようになると指摘

女性役員の最低登用比率、義務化の方向で検討

独16州の法務相は4日、企業取締役に占める女性の比率を高めるために法律を制定することを協議した。女性役員の登用率が高まらないことを受け、最低比率を法律で義務化することが不可欠との判断が強まっているようだ。欧州連合(EU)

税収見積もりを大幅引き上げ

連邦財務省は4日、税収見積もり委員会がまとめた2010~12年の税収見通しを発表し、連邦(国)と地方を合わせた3年間の税収額が5月に示した予測を合わせて610億ユーロ上回るとの見通しを明らかにした。景気の急速な回復を受け

独製造業売上、9月は1.3%減に

ドイツ連邦統計局が9日発表した同国の9月の製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.3%減(暫定値)となり、8月の同2.0%増(修正値)から大幅に悪化した。食料品と化学を除くすべての主要部門で売り上げ

9月製造業受注4%減に、大型受注の減少響く

ドイツ連邦経済省が5日発表した2010年9月の製造業受注高(暫定値)は前月比で実質4.0%減少し、09年1月以来の大幅後退となった。比較対象の8月は受注が同3.5%増(修正値)と大きく伸びており、その反動が出た格好だ。

中東欧のM&A市場が回復

中東欧の買収・合併(M&A)市場が急速に回復している。オーストリアの大手銀行ライフアイゼンバンク傘下の投資会社、ライフアイゼン・インベストメントによると、2010年の取引総額は前年比50%増の650億ユーロに拡

ユーロ圏小売業売上高、9月は1.1%増

EU統計局ユーロスタットが5日発表したユーロ圏の9月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比1.1%増となり、5カ月連続で伸びを記録した。ただ、前月比では0.2%減で、2カ月連続で低迷した。(表参照) \ 分野別

9月のユーロ圏生産者物価、4.2%上昇

EU統計局ユーロスタットが4日発表したユーロ圏の9月の生産者物価指数(建設業を除く)は前年同月比で4.2%上昇し、上げ幅は前月の3.6%から拡大した。エネルギー部門の上昇率が原油高を反映して9.4%と高水準にある。(表参

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