化学

BASF

BASFは12日、上海市金山区にあるサイトで合成エステル系基油の生産能力を約2倍に拡大すると発表した。持続可能性を重視した高性能潤滑油の需要がアジア太平洋地域で高まっていることに対応。2022年下半期に拡張工事を終了する […]

BASF―7-9月期も純赤字に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が9日発表した2020年7-9月期(第3四半期)暫定決算の純損益は21億2,100万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(9億1,100万ユーロ)から大幅に悪化した。赤字計上

コベストロ

化学大手の独コベストロは9日、2020年12月期の営業利益(EBITDA)予測を引き上げた。コスト削減幅、販売量の増加幅、および利幅が想定を上回ったためで、従来見通しの「7億~12億ユーロ」から「約12億ユーロ」へと上方

ヘンケル―利益率低下を予想、7-9月期は増収に―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は9日、2020年12月期の売上高が事業の買収・売却と為替の影響を除いた実質ベースで前期を1.0~2.0%下回るとの予測を発表した。同社は業績予測を3月に示したものの、新型コロナ危

コベストロ

化学大手の独コベストロは9日、2020年12月期の営業利益(EBITDA)予測を引き上げた。コスト削減幅、販売量の増加幅、および利幅が想定を上回ったためで、従来見通しの「7億~12億ユーロ」から「約12億ユーロ」へと上方

BASF―非選択的除草剤2工場を閉鎖―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は12日、非選択的除草剤「グルホシネートアンモニウム(GA)」の生産施設2カ所を閉鎖すると発表した。同剤の分野で競争力を強化する狙いと説明している。 米ミシガン州マスキーゴ

太陽電池製造装置業界、4-6月期受注70%以上減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は13日、同国の太陽電池製造装置業界の新規受注高が4-6月期(第2四半期)は前年同期を70%以上、割り込んだことを明らかにした。新型コロナ危機が直撃した格好で、売上高も53%減少。売上高に対

BASF

BASFは12日、上海市金山区にあるサイトで合成エステル系基油の生産能力を約2倍に拡大すると発表した。持続可能性を重視した高性能潤滑油の需要がアジア太平洋地域で高まっていることに対応。2022年下半期に拡張工事を終了する

太陽電池製造装置業界、4-6月期受注70%以上減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は13日、同国の太陽電池製造装置業界の新規受注高が4-6月期(第2四半期)は前年同期を70%以上、割り込んだことを明らかにした。新型コロナ危機が直撃した格好で、売上高も53%減少。売上高に対

コベストロ

化学大手の独コベストロは9日、2020年12月期の営業利益(EBITDA)予測を引き上げた。コスト削減幅、販売量の増加幅、および利幅が想定を上回ったためで、従来見通しの「7億~12億ユーロ」から「約12億ユーロ」へと上方

三井化学―コーティング材の独社を買収―

三井化学は6日、超撥水・反射防止コーティング材料の製造・販売・研究を行う独COTECを買収したと発表した。メガネレンズ向けコーティング・ソリューションを強化する狙い。グループ会社の米SDCテクノロジーズを通して1日付で完

三井化学、コーティング材の独社を買収

三井化学は6日、超撥水・反射防止コーティング材料の製造・販売・研究を手がける独COTECを買収したと発表した。メガネレンズ向けコーティング・ソリューションの強化が狙い。グループ会社の米SDCテクノロジーズを通じて、1日付

トルコ複合企業オヤック、傘下の化学2社を合併

トルコの複合企業オヤック・グループは5日、傘下の化学2社を合併したと発表した。新会社の名称はアクデニズ・ケムソンで、塩化ビニル(PVC)安定剤メーカーとして世界トップの座につく。 オヤックはイズミールを本拠とするアクデニ

ベルギーのユミコア、コバルト事業を再編

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは9月30日、傘下のコバルト事業会社コバルト・アンド・スペシャルティマテリアルの再編計画を発表した。フィンランドのコッコラ工場と米国のナッシュビル工場に生産統合する。リチウムイオン電池の原料

英JLR、廃プラ利用の内装材を次世代モデルに使用

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は9月29日、プラスチック廃棄物を再利用した内装材の導入を進めていくと発表した。伊合成繊維大手アクアフィルと協力し、同社が開発した再生ナイロン糸「エコニール(ECONYL

カザフ自動車産業、ロシアとの共同事業が相次いで始動

カザフスタンでロシアとの自動車分野における共同事業の実施が相次いでいる。このほどロシアのトラック大手カマズの工場建設が開始されたほか、ロシアの石油化学大手タトネフチはタイヤ工場の設置で現地当局と合意した。 カマズの工場は

NEDO、ポーランドにハイブリッド蓄電池システム設置

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2日、ポーランド北部グダニスクのビストラ風力発電所に国内最大規模のハイブリッド型蓄電池システム(BESS)を設置し、実証運転を開始したと発表した。同地で予定されている大規模

8月輸入物価4%低下、エネルギー除くと下落幅は1.3%に

ドイツ連邦統計局が9月30日発表した8月の輸入物価指数は前年同月比で4.0%低下した。下げ幅は5カ月連続で縮小したものの、依然として大きい。エネルギーが26.2%下落したことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベー

バイエル―追加コスト削減―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は9月30日夜、追加コスト削減方針を発表した。新型コロナ危機で市場環境が悪化したためと説明している。同社は除草剤「グリホサート」をめぐる米国の巨額訴訟の収束が最近ようやく

コベストロ―DSMの塗料用樹脂事業を取得へ―

化学大手の独コベストロ(レバークーゼン)は9月30日、蘭同業DSMから塗料用樹脂事業RFMを譲り受けることで合意したと発表した。将来性の高い水溶性塗料分野で競争力を強化する狙い。取引金額は同社史上最大の16億1,000万

K+S―南北アメリカ塩事業を米社に売却へ―

肥料大手の独K+S(カッセル)は5日、南北アメリカ大陸で展開する塩事業を米持ち株会社ストーン・キャニオン・インダストリーズに売却する方向で交渉していることを明らかにした。メディア報道を追認した格好。交渉は極めて進展した段

独化学大手コベストロ、蘭DSMの塗料用樹脂部門を買収

独化学大手のコベストロは9月30日、オランダ同業DSMの塗料用樹脂部門であるRFMを買収することで合意したと発表した。将来性の高い水溶性塗料分野で競争力を強化するのが狙い。買収額は同社史上最高の16億1,000万ユーロに

NEDO、ポーランドにハイブリッド蓄電池システム設置

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2日、ポーランド北部グダニスクのビストラ風力発電所に国内最大規模のハイブリッド型蓄電池システム(BESS)を設置し、実証運転を開始したと発表した。同地で予定されている大規模

シーメンス―再生エネ利用の水素製造プロジェクト実施へ―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)は25日、再生可能エネルギーを用いて水素を製造するパワーツーガス(P2G)プロジェクトを独南東部のヴンジーデルで実施すると発表した。現地企業と手を組んで電解施設を設置。同市と周辺地域に水

ポーランドのコロナ治療薬、治験段階に

ポーランドの製薬大手バイオメッド・ルブリン(Biomed Lublin)は23日、開発中の新型コロナウイルス治療薬の治験に入ることを明らかにした。同治療薬はコロナウイルス感染症から回復した人や無症状の患者の血漿(しょう)

リトアニアの樹脂成型機器メーカー、新工場建設

リトアニアの樹脂成型機器メーカー、テレカス(Terekas)が西部のクレティンガにある拠点を拡張する。投資額は500万ユーロで、新たに包装容器の製造工場を建設する予定。計画に対し同国の大手銀ルミノールバンクから190万ユ

ロシアの新型コロナ治療薬、新たに17カ国に輸出

ロシアの製薬会社ケムラー(ChemRar)が開発した新型コロナ治療薬「アビファビル(Avifavir)」の輸出が進んでいる。ケムラーと同社を支援するロシア直接投資ファンド(RDIF)は24日、ブルガリア、セルビア、スロバ

中国製の光ファイバケーブル、EUが反ダンピング調査開始

欧州委員会は24日、中国製の光ファイバケーブル対する反ダンピング(不当廉売)調査を開始すると発表した。欧州連合(EU)の業界団体の要請に応じたもので、調査を進めて反ダンピング措置発動の可否を判断する。 対象となるのは、伝

ロシア経済、けん引役は製造業・IT・建設に

ロシア経済開発省がこのほど発表した最新の社会経済見通しで、鉱業を除く基盤部門(移出産業)の成長率が今年のマイナス5.3%に対し、2021~23年は3.6~4.1%のプラスに転じると予想している事が分かった。化学、食品、木

使い捨てプラ製品が禁止に、連邦議会が法案可決

独連邦議会(下院)は17日、使い捨てプラスチック製品の販売などを禁止する法案を可決した。欧州連合(EU)法を国内法に転換するもので、連邦参議院(上院)の可決を経て法案が成立すると、プラスチック製のストローやナイフ、フォー

BASF―廃タイヤからの油リサイクル企業に出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は21日、廃タイヤを熱分解して油へとリサイクルする技術を持つ新興企業ピルム・イノバティオンスと協業すると発表した。製品製造に用いる原料の一部を熱分解油へと切り替える方針に基

ヘンケル―3D印刷で歯科用品のキーストンと協業―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は17日、積層造形(3D印刷)の分野で歯科用品の有力企業である米キーストン・インダストリーズと協業すると発表した。積層造形用樹脂の投入分野を歯科製品に広げる狙い。キーストンはグロー

BASF―社内サービス分野で人員削減―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は22日、財務から物流、通信、人事、環境、ヘルスケア、セキュリティまでの幅広いサービスを社内向けに提供する「グローバル・ビジネス・サービス・ユニット」で人員削減を実施すると

GEA―コンプレッサー子会社を売却―

機械大手の独GEA(デュッセルドルフ)は22日、コンプレッサー子会社ボックを独投資会社ノルト・ホールディングに売却すると発表した。経営資源を食品・飲料・製薬会社向け事業に集中する戦略に基づく措置。取引金額は明らかにしてい

エボニック

特殊化学大手の独エボニックが高分子吸収剤(アクリル酸)事業を分離する。dpa-AFX通信が22日付で報じ、同社が追認したもので、分離後は売却や合弁会社化などの戦略的な措置を実施する意向だ。同事業の雇用規模は約800人。高

BASF

化学大手の独BASFは22日、同業・中国石油化工(シノペック)との折半合弁BASF-YPC(BYC)が南京の統合生産拠点のネオペンチルグリコール(NPG)生産能力を8月に従来の2倍の年8万トンに拡大したと発表した。環境に

生産者物価の下げ幅3カ月連続で縮小、8月は-1.2%に

ドイツ連邦統計局が18日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比1.2%減となり、7カ月連続で低下したものの、下げ幅は3カ月連続で縮小した。新型コロナ危機に伴うエネルギー価格下落の幅が狭まっていることが大きい。エネルギー

シュコダ自、生分解性フィルムを部品包装で実証試験

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社、シュコダ自動車が、部品包装で使うプラスチックフィルムの使用を減らすため、代替となる生分解性フィルムの実証試験に取り組んでいる。インドのプネー工場への部品出荷で行った試

PKNオルレンが排出ゼロ戦略発表、2050年の実現目指す

ポーランド国営石油大手のPKNオルレンは9日、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出ゼロの実現を目指す新戦略を発表した。第1段階として30年までに250億ズロチ(56億1,570万ユーロ)超を投じ、環境負荷の軽減措置と

米P&Gのトルコ事業、現地化を推進

米日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、トルコでの生産現地を強化する計画だ。同国のヴァランク産業技術相によると、同社は2023年までに総額3,000万米ドル(2億2,400万リラ)相当の資材を

BASF―電力変換装置の韓スタートアップと協業―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は10日、電力変換装置の開発・生産を手がける韓国のスタートアップ企業Gフィロスと協業することで基本合意したと発表した。Gフィロスのパワー・ツー・ガス(P2G)事業を支援する

フォルクスワーゲン―電池サプライチェーンを透明化―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は10日、サプライチェーン分析サービスを手がけるRCSグローバルとの協業関係を戦略パートナーシップに発展させると発表した。車載電池分野のサプライチェーンを全面的に

コンチネンタル―タイヤ工場を閉鎖―

自動車部品大手のコンチネンタル(ハノーバー)が独西部のアーヘンにある乗用車タイヤ工場を閉鎖する。化学労組IG BCEが15日、明らかにし、同社が追認した。 来年末までに工場を閉鎖する。広報担当者は市場が縮小しているためと

ランクセス―消毒薬の生産能力を50%拡大―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は15日、消毒薬の原料となるオキソンの生産能力を約50%拡大すると発表した。アフリカ豚熱と新型コロナウイルス感染症の流行を背景にここ数カ月、需要が急速に拡大していることに対応する。 米メン

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