医療品

7月1日付の主な法令改正

【年金】 ・年金支給額を引き上げ。上げ幅は東部地区で3.4%、西部地区で3.2% 【労働】 ・連邦雇用庁(BA)が企業データを各州の労働保護局に転送。州を横断する形で労働保護体制を強化することが狙い 【健康】 ・市販の鎮 […]

シュターダ―薬用シャンプーの権利取得―

独後発医薬品大手シュターダ(バート・フィルベル)は6月28日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のベルギー子会社ヤンセン・ファーマシューティカから薬用シャンプー「ニゾラール(Nizoral)」の欧州・中

鎮痛剤イブプロフェンに供給不足懸念、BASF工場の停止で

鎮痛剤イブプロフェンの供給が不足する恐れが出てきた。数少ない製造元の一つである独BASFの工場が、技術的なトラブルが原因で操業できない状況へと陥っているためだ。同社から供給を受ける製薬会社の間にはイブプロフェンを確保する

ノバルティス、眼科事業子会社を分離・上場

スイスの製薬大手ノバルティスは6月29日、眼科関連事業の子会社アルコンをグループから分離し、2019年前半にスイスおよびニューヨーク証券取引所に上場させると発表した。ノバルティスは中核の医療用医薬品事業に経営資源を集中さ

メルク―医療分野でアリババと協業―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は20日、中国電子商取引大手アリババの医療サービス子会社アリババ・ヘルスと協業合意したと発表した。同国の患者向けに医療関連サービスを提供する。 アリババ・ヘルスのデジタル・プラ

印製薬ZEE、ロシア・クルスクに初の海外生産拠点

インドの製薬会社ZEEラボラトリーズが、ロシアに海外初の生産拠点を設置する。先ごろ国内南西部のクルスク市と進出に向けた覚書を交わした。現地の業界情報サイト『Farmsouz.ru』によると、ZEEは工場建設に1,000万

ロシュ、米がん遺伝子検査会社を完全子会社化

スイス製薬大手のロシュは19日、がん遺伝子解析を手がける米ファンデーション・メディシン(FMI)の株式を買い増し、完全子会社化発表した。がんのオーダーメイド医療事業を強化する狙い。 ロシュは株式公開買い付け(TOB)を実

エボテック―感染症治療薬開発でサノフィと提携―

医薬品開発の独エボテック(ハンブルク)は18日、感染症治療薬の開発で仏製薬大手サノフィと提携合意したと発表した。既存の医薬品が効かない多剤耐性菌が医療の大きな脅威となっていることから、既存の抗菌薬に耐性を持つ菌にも効果の

ロシュ―がん遺伝子検査子会社を完全傘下に―

スイス製薬大手ロシュ(バーゼル)は19日、がん遺伝子解析子会社の米ファンデーション・メディシン(FMI)の株式を買い増し完全傘下に収める計画を発表した。がんオーダーメイド医療事業を強化する狙い。 株式公開買い付け(TOB

ベーリンガー―スペイン工場売却へ―

独製薬2位のベーリンガー・インゲルハイムがスペインのマルグラッドにある工場を売却する考えだ。化学的に製造する医薬品の販売減少を受けた措置で、化学製剤工場を本社所在地の独インゲルハイムと伊フォルノーヴォの2カ所に集約する。

化学労組が交渉方針決定、ベア6%と有給手当引き上げを要求

独化学労組IG BCEは14日、近く始まる次期労使交渉で賃金と追加有給休暇手当の引き上げ、および勤務時間の柔軟化を要求することを正式決定した。労使交渉はまず地域レベルで今月下旬にスタート。9月5日に全国レベルの労使交渉が

カザフと中国が広範な事業協力、総額130億ドル規模

カザフスタン投資支援・促進機構は、北京で先ごろ開催されたカザフスタン・中国ビジネス会議において40の協力プロジェクトが成立したと発表した。契約総額は130億ドルで、工業分野やバイオテクノロジー等に関連したハイテク製品を同

加盟国が動物用医薬品の規則案で合意、薬剤耐性対策が柱

EU加盟国は13日開いた大使級会合で、動物用医薬品に関する新たな規則案の内容で合意した。抗菌薬が効かない薬剤耐性(AMR)の問題に対処して、ヒトと動物の健康リスクの低減を図るのが狙い。欧州議会と閣僚理事会の承認を得て新ル

コロプラスト、ハンガリー工場の新生産棟を開所

デンマーク医療用装具・治療材料メーカーのコロプラスト(Coloplast)は5月25日、ハンガリー東部のニールバートルの工場で第3生産棟を開所した。新生産棟ではカテーテル製品「SpeediCath Flex」を製造する。

バイエル、モンサント買収が完了

製薬・化学大手の独バイエルは7日、米農業化学大手モンサントを買収する手続きが7日に完了したと発表した。約2カ月後にはモンサントの統合を完了し、世界最大の農業化学メーカーとなる予定だ。モンサントは消滅することになる。 バイ

医薬品の特許権存続期間延長ルールを改正

欧州連合(EU)の欧州委員会は5月28日、医薬品の特許権存続期間を延長する「補足保護証明(SPC)」制度に関するEU規則の改正案を発表した。医薬品の研究・開発を奨励する目的で導入されたSPCの運用ルールを一部修正し、新薬

バイエル―製薬開発拠点を見直し―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が製薬開発拠点の見直しを進めている。経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』が同社の確認を得た情報として5月31日付で報じた。 広報担当者は技術革新を通した成長の確保と研究開発の効率改

バイエル―新たながん治療法開発で米がんセンターと協業―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は1日、新しいがん治療法の開発で米テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターと協業すると発表した。特定のがん治療薬分野で世界トップメーカーとなる戦略に基づく措置。協業期間は5年間。

医薬品の特許権存続期間延長ルールを改正

欧州委員会は5月28日、医薬品の特許権存続期間を延長する「補足保護証明(SPC)」制度に関するEU規則の改正案を発表した。医薬品の研究・開発を奨励する目的で導入されたSPCの運用ルールを一部修正し、新薬が特許権で保護され

バイエルのモンサント買収、米司法省が承認

製薬・化学大手の独バイエルは5月29日、米農業化学大手モンサントを買収する計画が米司法省から条件付きで承認されたと発表した。これによって同計画はメキシコとカナダを除くすべての国・地域で承認され、実現がほぼ確定。バイエルは

ブレグジットのしわ寄せ、ヘッセン州は独で最小

英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の経済的な影響がドイツで最も少ない州はヘッセン――。そんな調査結果をIfo経済研究所が22日、発表した。 それによると、英国が強硬離脱(ハードブレグジット)した場合、EU(27カ

食品・包装機械業界、生産高が過去最高に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は24日、独食品・包装機械業界の生産高が昨年は前年比4.8%増の140億ユーロ強となり、過去最高を更新したと発表した。輸出高は1.6%増の約85億ユーロだった。 包装機械の生産高は3%増えて

富士フイルム、製薬大手と販売提携

富士フイルムは25日、ロシアの製薬大手アールファームと医療機器販売で提携する契約を結んだ。充実した販路と主要医療機関とのつながりを持つ同社を通じ、今夏からX線画像診断装置や内視鏡などの販売を開始する。アールファームの親会

富士フイルム、露社と販売提携

富士フイルムは25日、ロシアの製薬大手アールファームと医療機器販売で提携する契約を結んだ。充実した販路と主要医療機関とのつながりを持つ同社を通じ、今夏からX線画像診断装置や内視鏡などの販売を開始する。アールファームの親会

アイロム―iPS細胞技術を独社にライセンス供与―

アイロムグループは16日、完全子会社IDファーマが独バイオ企業エボテックにライセンスを供与することで合意したと発表した。IDファーマのiPS細胞作製技術を用いて新薬候補物質を探索する権利などをエボテックに認め、契約一時金

エボテック

医薬品開発の独エボテックは21日、製薬大手の米セルジーンと新しいがん治療薬の開発で戦略協業すると発表した。前払い金6,500万ドルのほか、開発の進展に応じたマイルストーンと売上高の一定比率を受け取る。セルジーンは開発され

化学業界が景気の先行きを懸念

独化学工業会(VCI)は16日に発表した第1四半期(1~3月)の業界レポートのなかで、景気の先行きへの懸念を表明した。米トランプ大統領が打ち出した保護主義政策に伴う通商摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱交渉の不透明な見通し

住友ゴム、スロベニアに医療用ゴム部品の工場開設

住友ゴム工業がスロベニア西部のロガテツに、医療用精密ゴム部品の工場を開設する。投資額は3,400万ユーロ。17日に起工式が行われた。2019年4月の操業開始を予定している。 新工場の名称は「ロンストロフ・メディカル・エラ

住友ゴム、スロベニアに医療用ゴム部品の工場開設

住友ゴム工業がスロベニア西部のロガテツに、医療用精密ゴム部品の工場を開設する。投資額は3,400万ユーロ。17日に起工式が行われた。2019年4月の操業開始を予定している。 新工場の名称は「ロンストロフ・メディカル・エラ

化学商社の中間物商事、ベラルーシ2社と提携

化学商社の中間物商事(本社:大阪)がベラルーシ事業を強化する。大阪で開かれた日・ベラルーシ経済フォーラムを機に、製薬会社ナティヴィタ(NatiVita)及び政府系医薬品持ち株会社ベルファルムプロム(Belpharmpro

武田薬品、シャイアー買収で合意

武田薬品工業は8日、アイルランドの製薬大手シャイアーを買収することで合意したと発表した。買収額は460億ポンド(約7兆円)。日本企業による海外企業の買収としては、ソフトバンクの英半導体設計大手アーム・ホールディングス買収

アストラゼネカ、抗精神病薬を中国企業に売却

英製薬大手のアストラゼネカは8日、抗精神病薬「セロクエル」のライセンス権を中国同業の緑葉製薬(リューイエ・ファーマ)に売却すると発表した。中核部門に集中する戦略の一環で、売却額は5億3,800ドルに上る。 セロクエルは統

バイエル―売上・営業益見通し引き下げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は3日の決算発表で、2018年12月期の業績見通しを引き下げた。為替差損が従来予想を上回る見通しを踏まえたもので、これまで「前年水準を保つ」としてきた売上高と営業利益(EBIT

バイエル、1~3月期は6%減益

製薬・化学大手の独バイエルが3日発表した18年1~3月期(第1四半期)の純利益は19億5,400万ユーロで、前年同期から6.2%減少した。減収となったほか、為替差損、製造、研究開発、販売・マーケティング費用の増加が響いた

ポーランド化学大手ツィエフ、ドイツに製塩工場を新設

ポーランドの化学大手ツィエフ(Ciech)が、独東部ザクセン・アンハルト州のシュタスフルトに製塩工場を新設する。投資額は1億900万ユーロで、州政府から1,125万ユーロの助成を受ける。2020年に完工し、130人以上を

武田がシャイアーに新たな買収提案、交渉は最終段階へ

武田薬品工業は25日、アイルランドの製薬大手シャイアーの買収交渉について、同社に総額460億ポンド(約7兆円)の新たな買収案を提示したと発表した。シャイアーの取締役会も武田の新提案を自社の株主に推奨する方針を示しており、

フレゼニウス、米後発薬メーカー買収を中止

総合医療大手の独フレゼニウスは22日、米後発医薬品大手エイコーンの買収を中止したと発表した。米食品医薬品局(FDA)が行ったエイコーン製品の認可手続きで、データの完全性に関する規定への重大な違反がエイコーン側にあったこと

フレゼニウス―米後発薬メーカーの買収を破棄―

総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は22日、後発医薬品製造の米エイコーンを買収する契約の破棄を決議したと発表した。米食品医薬品局(FDA)が行ったエイコーン製品の認可手続きで、データの完全性に関する規定へ

メルク―一般医薬品事業をP&Gに売却―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は19日、フランスを除く一般医薬品事業を日用品大手の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)に現金34億ユーロで売却することで合意したと発表した。先端技術主導型の事

仏サノフィ、チェコの後発医薬品子会社売却へ

仏製薬大手サノフィは17日、チェコの後発医薬品子会社ゼンティバ(Zentiva)の売却について、米投資会社アドベント・インターナショナルと独占交渉を行っていることを明らかにした。19億ユーロで売却する方向で協議を進めてお

医薬品流通大手の独フェニックス、ルーマニアに進出

独医薬品流通大手のフェニックスは20日、ルーマニアの医薬品卸ファームエクシム(Farmexim)と薬局チェーン、ヘルプネット・ファーマ(Help Net Farma)を、創業者のオヴィデュ・ブルツ氏から買収し、同国に進出

バイエル、シンガポール政府系投資会社が追加出資

独製薬・化学大手のバイエルは16日、米農業化学大手モンサントの買収資金を確保するため、シンガポール政府系投資会社のテマセク・ホールディングスに発行済み株式の3.6%に相当する新株を発行し、30億ユーロを調達したと発表した

シャイアー、武田薬品の買収提案を拒否

武田薬品工業は19日、アイルランドの製薬大手シャイアーに買収を提案したことを明らかにした。買収額は約440億ポンド(約)で、日本企業による海外での買収としては過去最大規模となるが、シャイアーは拒否している。 武田のシャイ

独メルク、一般医薬品事業をP&Gに売却

独製薬・化学大手のメルクは19日、フランスを除く一般医薬品事業を日用品大手の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)に34億ユーロで売却することで合意したと発表した。先端技術主導型の事業分野に経営資源を絞り込

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