オバマ政権下でのTTIP妥結は「非現実的」、カナダとの協定は10月に調印へ
EUは23日、スロバキアの首都ブラチスラバで非公式の貿易担当相会議を開き、米国と交渉中の環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)について、オバマ米大統領の任期が切れる来年1月までに妥結させるのは「非現実的」との認識で一致した […]
EUは23日、スロバキアの首都ブラチスラバで非公式の貿易担当相会議を開き、米国と交渉中の環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)について、オバマ米大統領の任期が切れる来年1月までに妥結させるのは「非現実的」との認識で一致した […]
国際通貨基金(IMF)は23日発表したギリシャ経済に関する声明で、同国の債務問題を解決するためには、さらなる債務軽減が必要との見解を示し、同措置に難色を示すEUに譲歩を迫った。また、金融支援の条件となっている財政再建につ
EU加盟国は19日、辞任したジョナサン・ヒル欧州委員の後任として、英国のジュリアン・キング駐仏大使を欧州委のセキュリティー担当委員に起用することを承認した。これによってキング氏の委員就任が正式に決まった。 金融安定・金融
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した7月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は253億ユーロの黒字となったが、黒字幅は前年同月の311億ユーロから縮小した。輸出が前年同月比10%減の1,67
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2016年4~6月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1%となり、前期の1.6%から大きく縮小した。(表参照) 上昇率は労働
大手格付け会社の米スタンダード&プアーズ(S&P)はこのほど、ハンガリーの長期信用格付けを「BBBマイナス」から1段階引き上げ、投資適格級の「BBプラス」とした。投資適格級となるのは2011年末以来。短期債務も
ハンガリー政府は電気自動車(EV)の普及を促進するため、EV購入に総額50億フォリント(約1,630万ユーロ)の補助金を交付する計画だ。ヴァルガ経済相が21日明らかにしたもので、今年は20億フォリント、来年は30億フォリ
トルコ中央銀行は22日、翌日物貸出金利(上限金利)を0.25ポイント引き下げ、8.25%に設定した。利下げは7カ月連続。インフレ率は高い水準にあるが、経済成長率が伸び悩んでいることから追加利下げに踏み切った。主要政策金利
欧州連合(EU)と米国が年内の合意を目指す大西洋貿易投資連携協定(TTIP)をめぐり、イタリアやスペインなどEU12カ国の貿易担当相が14日、欧州委員会のマルムストロム委員(通商担当)に連名で書簡を送り、交渉継続に支持を
ドイツの首都ベルリンで18日に行われた州議会選挙で同州の与党である左右の2大政党がともに得票率を大幅に落とし、過半数議席を割り込んだ。難民急増という国政レベルの問題のほか、役所での手続きに時間がかかりすぎるといった州内部
鉄道設備大手の仏アルストムは20日にベルリンで開幕した国際鉄道技術専門見本市イノトランスで世界初の燃料電池電車「コラディアiリント(Coradia iLint)」を公開した。すでに独4州のローカル線に投入することで合意が
独エネルギー大手のEnBWは19日、アウトバーンの休憩所に急速充電スタンドを設置することで休憩所運営大手のタンク・ウント・ラストと提携すると発表した。連邦経済省の研究プロジェクト「高速道路・大都市圏急速充電網(SLAM)
セルビアのヴチッチ首相が旧ユーゴ連邦を構成していた西バルカン諸国政府に対し、統一市場の形成を呼びかけている。経済面での協力を通じて地域の政治的安定を図る狙い。西バルカン諸国が互いを必要としている事実を認識し、数百年にわた
東レがチェコ東部プロスチヨフで操業する工場を拡張する。現像液、エアバッグ用基布の増産が目的。今後5年で4億5,500万コルナ(約19億1,000万円)を投資し、21人の雇用を創出する。現地紙『CIA』がこのほど伝えた。
スロバキアの新車販売が好調だ。同国の自動車工業会(ZAP)によると、2016年1~6月期の新車登録(販売)台数は前年同期比18.2%増の4万3,954台と大幅に拡大。増加率はEU全体の9.4%を大きく上回り、加盟国で最大
インド自動車大手タタ・モーターズ傘下の英高級車メーカー、ジャガー・ランドローバー(JLR)は13日、スロバキア西部のニトラに開設する工場の建設を開始した。同社の欧州での生産は英国を除いて初めて。投資額は14億ユーロで、2
ルーマニアの自動車製造・輸入事業者連合会(APIA)が13日発表した2016年1-8月期の国内自動車生産台数(乗用車および商用車)は24万5台となり、前年同期から6.5%減少した。8月単月では前月比70.6%減の8,79
欧州委員会は19日、ポーランドで今月1日に導入された流通業界売上税が欧州法で禁止されている不正な国家助成に当たる恐れがあるとして本審査を開始した。売上規模で課税額に大きな差がある根拠が不透明としている。これにより、審査が
ハンガリー中央統計局(KSH)が14日発表した7月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で4.7%減少した。同業生産高の減少は2カ月連続。下げ幅は前月から4.4ポイント拡大した。 分野別でみると、構成比重の
チェコ統計局(CSU)が先ごろ発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.6%上昇し、上げ幅は市場予測の0.7%を下回った。インフレ率の上昇は2カ月連続。 品目別でみると、アルコール・たばこが4.8%、医療が
ルーマニア統計局が12日発表した2016年8月のインフレ率は前年同月比マイナス0.2%となったが、下げ幅は15年6月にマイナスに転じてから最低の水準に縮小した。マイナス幅は5月に3.5%まで拡大したが、その後3カ月はデフ
EU統計局ユーロスタットが15日発表した8月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は前年同月比0.2%で。前月と同水準だった。依然として欧州中央銀行(ECB)が上限目標値とする2%前後を大きく割り込む状
英政府は15日、英南西部のヒンクリーポイントに原子力発電所を建設する計画を正式承認したと発表した。7月に発足したメイ政権は、中国が3割を出資する同事業について、安全保障上の懸念などから承認を先送りしたが、同原発が重要な電
スロバキアの新車販売が好調だ。同国の自動車工業会(ZAP)によると、2016年1~6月期の新車登録(販売)台数は前年同期比18.2%増の4万3,954台と大幅に拡大。増加率はEU全体の9.4%を大きく上回り、加盟国で最大
EUの英国を除く27カ国が16日、スロバキアの首都ブラチスラバで開いた非公式首脳会議は、EUが英国の離脱という危機を克服し、結束を維持するために必要な課題に取り組む決意を示す「ブラチスラバ宣言」を採択して閉幕した。加盟国
欧州委員会のユンケル委員長は14日、欧州議会で一般教書演説を行った。英国の離脱決定で揺れるEUの求心力を高めることを主眼とする内容で、欧州委員会が域内の景気浮揚策の柱として打ち出した大型投資計画の拡充や防衛協力の強化など
欧州委員会のユンケル委員長は14日に欧州議会で行った一般教書演説で、デジタル単一市場の実現に向けた取り組みの一環として、電気通信分野の規制改革と著作権制度の見直しを提案した。 電気通信分野ではEU全域で光ファイバーによる
欧州委員会は15日、課税逃れ防止に向けた取り組みの一環として、多国籍企業や富裕層による租税回避を助長している可能性のあるEU域外国・地域のリストを公表した。今回のリストをもとに、タックスヘイブン(租税回避地)の疑いが強い
EUと米国が年内の合意を目指す大西洋貿易投資連携協定(TTIP)をめぐり、イタリアやスペインなどEU12カ国の貿易担当相が14日、欧州委員会のマルムストロム委員(通商担当)に連名で書簡を送り、交渉継続に支持を表明した。オ
欧州自動車工業会(ACEA)が15日発表したEU(マルタを除く27カ国)の8月の新車販売(登録)台数は81万9,126台となり、前年同月から10%増加した。7月は営業日が少なかった影響で1.4%減少し、連続増加記録が34
EU統計局ユーロスタットが14日、ユーロ圏の7月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で1.1%低下したと発表した。前月は0.8%の上昇だった。(表参照) 分野別では中間財が0.5%、エネルギーが1.4%、資本
トルコの輸出企業協会(TIM)が先ごろ発表した2016年1-8月期のトルコ自動車・部品輸出額は前年同期比12.23%増の151億4,000万ドルとなり、輸出総額の17%を占めた。8月単月では前年同月比23.39%増の16
マツダとロシア自動車大手のソレルス(Sollers)は先ごろ、ロシア極東のウラジオストクにある両社の合弁会社マツダソレルスマヌファクトゥリングルース(MSMR)のエンジン工場開設について、MSMRとロシア連邦政府が特別投
ハンガリー中央統計局(KSH)が8日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス0.1%となり、下げ幅は前月のマイナス0.3%から縮小したものの、インフレ率のマイナスは4カ月連続となった。市場は0.1%の
ハンガリー中央統計局(KSH)が6日発表した2016年4-6月期の国内総生産(GDP)は前年同期比2.6%増となり、伸び率は前期の1.1%を大きく上回った。鉱工業、サービス業、農業が好調だった。 1-3月期のGDPは速報
チェコ統計局が6日発表した7月の鉱工業生産高は前年同月比で14.1%減少した。同業生産高の減少は20カ月ぶり。祝日に伴う労働日数の減少と、大手企業が軒並み夏季休暇に入ったことが影響した。前月比(季節調整済み)では9.7%
スロベニアの自動車道路管理会社DARSは先ごろ、国営テレコム・スロベニアとノルウェーの輸送システム開発企業Q-Free ASAからなる企業連合と電子料金徴収システム導入に関する契約を締結した。テレコム・スロベニアによると
トルコ統計局(TUIK)が9日発表した2016年4-6月期の国内総生産(GDP)実質伸び率は前年同期比3.1%となり、アナリスト予想の3.7%を下回った。前期の4.8%からは1.7ポイント縮小。民間消費と輸出の減速が押し
トルコのユルドゥルム首相は先ごろ、同国東部及び東南部の23県に対する1,400億リラ(約425億ユーロ)に上る投資計画を明らかにした。うち620億リラを政府が負担し、残りは民間が拠出する。投資計画には住宅、工場及びスポー
工業ガス世界2位の独リンデは12日、同3位の米プラクスエアとの合併交渉を打ち切ったことを明らかにした。両社の合併には原則的に戦略的な意義があるものの、ガバナンスなどの詳細で意見の相違が埋まらないため破談になったと説明して
モスクワ市が「人災」に襲われている。2011年にソビャーニン市長の肝いりで始まった大規模歩道改修計画「マイストリート」のおかげで、市民が騒音とほこりに悩まされることになったのである。夜中のショベルカーや切断機の音で眠りを
独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独業界の7月の新規受注高は前年同月比6.1%減と大きく落ち込んだ。生産高と売上高も減少幅が大きく、ZVEIのチーフエコノミストは「独電機業界の景気は勢いが弱まった」との見方を示し
ベルリン市は12日、ロンドンで経済事務所の開所式を行った。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて国外移転などを検討する企業が同国で増えていることから、補助金などに関する情報を提供し誘致に努める考えだ。ベルリンが国外に経済
フランクフルト空港の運営会社フラポートは騒音の大きい航空機の空港使用料金を来年から引き上げる意向だ。地元ヘッセン州交通省が6日、明らかにしたもので、同省は計画を承認する見通し。アルワジール交通相は「航空会社が最も騒音の小
オーストリア管理銀行(OeKB)が7日発表した2016年8月の中東欧景況感指数(2007年=100)は84.9となり、前回(5月)から1.2ポイント低下した。調査対象国の多くで現況指数が落ち込み、短期見通しも悪化した。英
欧州連合(EU)のモゲリーニ外相(外交安全保障上級代表)と欧州委員会のハーン委員(欧州近隣政策・拡大交渉担当)は9日、トルコの首都アンカラで同国のチャブシオール外相およびチェリクEU担当相と会談し、トルコのEU加盟交渉を
ポーランド開発省が、自動車産業の革新的技術を開発するプロジェクトの助成手続きを開始する。欧州連合(EU)の競争力強化プログラム「インテリジェント・デベロップメント」に沿ったもので、助成を希望する企業やグループは来月5日か
スロバキア経済省は、電気自動車(EV)普及策として、購入費用助成および税制優遇措置を導入したい姿勢だ。2030年までに新規登録車に占めるEVの比率を31%へ引き上げる戦略に基づくもので、現在、省庁間での検討が進められてい
欧州中央銀行(ECB)は8日にフランクフルトで開いた定例政策理事会で、現行金融政策の維持を決めた。ユーロ圏の消費者物価は低迷し、英国のEU離脱決定などで景気の不透明感も増しているが、3月に決めた追加金融緩和の効果を見極め
英国のEU離脱に向けた交渉の責任者であるデービス離脱交渉担当相は5日、英下院で演説し、EUと自由に貿易できる体制を維持しながら、移民受け入れを制限する権利を勝ち取ることを目指し、交渉に臨む方針を示した。同相が議会で交渉方