フランクフルト空港の運営会社フラポートは騒音の大きい航空機の空港使用料金を来年から引き上げる意向だ。地元ヘッセン州交通省が6日、明らかにしたもので、同省は計画を承認する見通し。アルワジール交通相は「航空会社が最も騒音の小さい機材を利用するようになることは我々の目的でもある」と述べ、フラポートの計画はこれに合致しているとの見方を示した。
空港使用料は機材の最高速度、乗客数、貨物量、騒音カテゴリーをもとに決定している。フラポートは今回、騒音カテゴリー分野の料金を平均15%引き上げることを州交通省に申請した。これにより空港使用料全体に占める騒音カテゴリーの割合は現在の14%から16%に上昇することになる。