機械

独ロシュリングのスロバキア新工場に建設許可

独樹脂部品メーカーのロシュリングはこのほど、スロバキア西部のコチョブツェ(Kocovce)における新工場計画で環境当局から建設許可を取得した。新工場では燃費性能を向上させるアクティブ・グリル・シャッター(AGS)をはじめ

三菱日立パワー、ポーランドでガス火力発電設備を初受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は6月30日、ポーランドの建設会社PxMと共同で、国営天然ガス・石油会社PGNiGのコジェネレーション(熱電供給)事業子会社テルミカから天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(

独航空部品メーカーのディール、ハンガリー拡張

ドイツ複合テクノロジー企業ディールの航空機部品部門であるディール・エアロシステムズが、ハンガリー子会社のディール・エアキャビン・ハンガリーを通じて北東部のニールバートル工場を拡張する。投資額37億フォリント(約1,194

墺クレーン製造パルフィンガー、スロベニア塗装工場稼動へ

オーストリアのクレーンメーカー、パルフィンガーが8月から、スロベニアで塗装工場の操業を開始する。これにより処理能力不足を解消し、新たな受注の獲得を目指す。 塗装工場はスロベニア北東部のマリボル工場内に設置した。投資額は5

米GE、ルーマニアCHPプラントの主要設備を受注

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は6月27日、ルーマニア国営ガス会社ロムガスから、同国中部ムレシュ県のイエルヌト天然ガス火力発電所に新設される熱電併給(CHP)プラント向けの主要設備を受注したと発表した。高効率の6F.

独センビオン、セルビアで風力発電設備受注

風力発電設備大手の独センビオンは先ごろ、ベルギーの再生可能エネルギー会社エリシオから、セルビア北東部のアリブナル風力発電パーク向けに発電機を受注したと発表した。発電出力2,000キロワットの「MM100」発電機21基を納

シーメンス、機械駆動装置事業を分社化

電機大手の独シーメンスは6月29日、機械駆動装置(MD)事業を独立企業フレンダーとして分社化すると発表した。独立企業とすることで効率的かつ柔軟に事業を展開できるようにする。 新年度が始まる10月1日付で新会社を立ち上げる

三菱日立パワー、ポーランドでガス火力発電設備を初受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は6月30日、ポーランドの建設会社PxMと共同で、国営天然ガス・石油会社PGNiGのコジェネレーション(熱電供給)事業子会社テルミカから天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(

ジェイテクト、チェコのベアリング生産を増強

トヨタ系自動車部品メーカー、ジェイテクトのベアリング事業部門コーヨーが、チェコ東部オロモウツの生産拠点を拡張する。需要拡大への対応が目的で、今後3年で10億コルナ(約3,900万ユーロ)を投じて新生産棟を設置する。現地紙

独ラインメタル、ルーマニアで防衛装備品の合弁設立

独軍需大手ラインメタルは先ごろ、ルーマニア同業のウジナ・アウトメカニカ・モレーニ(UA Moreni)との合弁会社設立の契約に調印した。新会社の名称はルーマニアン・ミリタリー・ビークル・システムズで、両社の折半出資とする

ティッセンクルップ―プラント部門でコスト削減―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが業績不振のプラント部門(インダストリアル・ソリューション)でコストを大幅に削減する計画だ。経済誌『マネージャー・マガチン』が報じ、同社が追認したもので、広報担当者は「これまでの措置に

ロスアトム、風力発電事業でサウジ企業と提携へ

ロシア原子力公社(ロスアトム)は21日、傘下のロスアトム・インターナショナル・ネットワークがサウジアラビアのゼネコン大手アル・ヤママと風力発電開発での提携に関する覚書を交わしたと発表した。サウジでの風力発電所建設や運営な

電機大手の独シーメンス、ブダペスト工場を拡張

独電機大手シーメンスの発電設備部門シーメンス・パワー&ガスは20日、ブダペスト工場で新生産棟の定礎式を行った。投資額は100億フォリント(3,200万ユーロ)で、2019年からガス及び蒸気用のタービンブレードを製造する。

パーキンエルマー―独診断機器メーカーを買収―

医療・分析機器大手の米パーキンエルマーは19日、診断機器製造の独オイロイムーン(EUROIMMUN)を買収することで合意したと発表した。自己免疫疾患・アレルギー診断分野で競争力を高めるとともに、中国などの新興国事業を強化

独ロボット・自動化設備業界、7年で売上倍増

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が20日発表した独ロボット・自動化設備業界の2016年の売上高は前年比5%増の128億ユーロとなり、これまでに引き続き過去最高を更新した。製造業の近代化需要が世界的に大きいことが追い風となっ

ハイデルベルガー・ドルックマシーネン

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは8日、富士フイルムから欧州・中東・アフリカにおけるコーティング、プレスルーム化学品事業を取得すると発表した。印刷機械本体の需要がデジタル化の進展で長期低迷していること

VW、スロバキアで世界最大の金属3Dプリンター導入

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、独コンセプト・レーザー社が開発した世界最大の金属3Dプリンター「X Line 2000R」をスロバキア南西部のストゥパヴァ工場に導入した。機能部品、試作品、工具を製造し、

独暖房設備フィースマン、ハンガリーにサービス拠点開設

独暖房設備大手フィースマンが、ハンガリー南西部のペーチにサービスセンターを開設する。同国のシーヤールト外務貿易相が6日明らかにしたもので、投資額5億3,300万フォリント(170万ユーロ)のうち1億600万フォリントを政

農業設備の独ペトクス、クラスノダールに工場設置

農業設備メーカーの独ペトクスが、ロシア南部のクラスノダール地方に種子・穀物処理設備の生産拠点を設置する。当初の投資規模は約6,500万ルーブル(100万ユーロ)で、年産能力は500台。2019年までに稼働する予定だ。50

ハイデルベルガー、富士フイルムの事業取得

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは8日、富士フイルムから欧州・中東・アフリカのコーティング、プレスルーム化学品事業を取得すると発表した。印刷機械本体の需要がデジタル化の進展で長期低迷していることから、

シーメンス―産業IoT分野で印TCSと提携―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、産業用IoT(モノのインターネット)分野でITサービス大手の印タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)と提携すると発表した。シーメンスの産業用オープンIoTオペレーションシ

独機械受注、4月は3%減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した独業界の4月の新規受注高は前年同月を実質3%下回った。減少は2カ月連続。国内受注が15%減となり、足を強く引っ張った格好だ。国外はユーロ圏が14%増と好調で、ユーロ圏外も1%伸

ベラルーシのタイヤ大手ベルシナ、横浜ゴムとの提携検討

ベラルーシのタイヤ製造大手ベルシナ(Belsina)はこのほど、横浜ゴムと提携の可能性について協議していることを明らかにした。ベルシナの販売網を利用した横浜ゴムの製品販売や、合弁会社の設立が検討されている。横浜ゴムはベル

独フェニックス・コンタクト、ロシアに工場開設

産業用接続機器やインターフェース製品を製造する独フェニックス・コンタクトは先ごろ、モスクワに工場を開設した。同社にとりロシア初の生産拠点で、年間で電子部品1,400万個と電子モジュール70万セットを生産する予定。生産品目

リンデ―プラクスエアと合併を監査役会が承認―

工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は1日の監査役会で、米同業プラクスエアとの合併計画を承認した。被用者代表の役員は、合併が実現すると独・欧州で大規模な人員削減が行われる恐れがあるとして反対の姿勢を示していたが、経営側の

リンデ―露社からナフサクラッカー受注―

工業ガス・プラント大手の独リンデ(ミュンヘン)は2日、露持ち株会社TAIF傘下の石油化学大手ニジネカムスクネフチェヒム(NKNK)からナフサクラッカーを1基、受注したと発表した。タタールスタン共和国のニジネカムスクに同プ

ディア―独建機大手ヴィルトゲンを買収―

農業・建設機械大手の米ディア・アンド・カンパニーは1日、独建機大手ヴィルトゲンをオーナー一族から買収することで合意したと発表した。顧客基盤などを拡大するとともに、規模の効果を引き出していく考え。現金46億ユーロで譲り受け

ポーランドのトレーラーメーカー、独同業を買収

ポーランドのトレーラーメーカー、ヴィエルトンはこのほど、独同業ランゲンドルフを買収することで合意した。買収は2段階に分けて行われ、まず最大530万ユーロで株式80%を取得する。残りの20%については、2019年から22年

4月輸入物価6.1%上昇、中間財とエネルギーが押し上げ

ドイツ連邦統計局が30日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比の上げ幅が6.1%となり、4カ月連続で6%以上となった。中間財とエネルギーが全体を強く押し上げた格好。価格変動が激しいエネルギーを除いた輸入物価の上昇率は3.

製造業の輸出見通し、14年1月以来の高水準に

独製造業の輸出見通しが良好だ。Ifo経済研究所が26日発表した独製造業輸出見通し指数(輸出が今後3カ月「増える」との回答と「減る」との回答の差、季節調整値)は5月に14.7ポイントとなり、前月の同13.8ポイントから0.

富士通―I4.0コンピテンスセンターをミュンヘンに開設―

富士通は23日、つながる工場「インダストリー4.0(I4.0)」のコンピテンスセンターを独南部のミュンヘンに開設すると発表した。産業用モノのインターネット(IIoT)とそれに関連するサービス、および製造事業者である同社独

DMG MORI―3Dプリンター事業を強化―

DMG森精機の独子会社DMG MORI(旧ギルデマイスター、ビーレフェルト)が金属3Dプリンター事業を強化している。これまで工作機械で作られてきた部品が3Dブリンターでも製造できるようになるなど3Dプリンターの用途が拡大

有給休暇の業界格差大きく

ドイツの年次有給休暇日数は業界によって大きく異なることが、給与調査会社コンペンゼーション・パートナーの調べで分かった。給与水準の高い業界ほど有給の日数が多く、貧富の差はバカンスの長さにも反映されていることになる。 調査は

ベラルーシ政府、国営MAZへの5億ドル投資を計画

ベラルーシ政府が国営商用車メーカーのミンスク自動車工場(MAZ)への大型投資を計画している。24日の国会で行われた国内機械製造業界の刷新・投資開発に関する本会議でセマシュコ副首相が明らかにしたもので、キャビンや駆動部品、

ハンガリー鋳造産業が活況、自動車産業向けが大半

ハンガリーの鋳造産業の成長が続いている。2009年の不況期に一時生産量が減少したものの徐々に持ち直し、15年の生産量は07年を約15%上回った。主な供給先は自動車産業で、周辺諸国を中心に80%が輸出されている。 同国の鋳

三菱重工傘下の英社、スロベニアにADO炉を納入

三菱重工業傘下の英鉄鋼エンジニアリング大手プライメタルズ・テクノロジーズは30日、スロベニアの製鉄会社アクロニに対するアルゴン酸素製錬装置(AOD炉)の納入を完了したと発表した。これによりアクロニの生産能力と収益性が向上

ロシアの新中距離旅客機「MC-21」、初飛行に成功

ロシア国営ユナイテッド・エアクラフト(UAC)の子会社であるイルクート(Irkut)は28日、イルクーツクで新型旅客機「MC-21」の初飛行に成功したと発表した。予告なしで初飛行が実施されたことついては、たびたびの計画遅

独ティッセンクルップ、ハンガリーの車部品工場に着工

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは12日、ハンガリー東部のデブレツェンで自動車部品工場の建設に着手した。投資額は110億フォリント(約3,600万ユーロ)。完成後の床面積は1万8,000平方メートルで、来年からコイル

ベラルーシ・中国合弁、クレーン車生産を開始

ベラルーシの商用車大手ミンスク自動車工場(MAZ)と中国の建機・重機メーカー中連重科(Zoomlion)の合弁Zoomlion-MAZが、同社初のモデルとなるクレーン車「TMC-25」の生産を開始する。現地通信社ベルタが

デュル、第1四半期は増収増益に

独自動車塗装設備大手のデュルが11日に発表した2017年第1四半期決算の利益は前年同期比62%増の6,260万ユーロ、売上高は前年同期比8%増の8億9,140万ユーロに拡大した。この大幅な増収増益は同社が3年前に買収した

フォイト―デジタルサービス会社買収―

機械大手の独フォイト(ハイデンハイム)は15日、独デジタルサービス事業者ライ・ソノ(Ray Sono)を買収すると発表した。モノのインターネット(IoT)の普及を見据え、産業用デジタルソリューション事業を強化する狙い。フ

シーメンス―独で人員削減―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)は11日、ドイツ本国で従業員を削減すると発表した。事業のデジタル化を一段と推し進めるとともに、業績不振の事業にメスを入れる。ケーザー社長は問題のある事業に早い段階で是正策を施す考えを以前

エアバス―中国でヘリの合弁生産へ―

欧州航空宇宙大手のエアバスと中国企業が山東省青島でヘリコプターを合弁生産する。現地英字紙『チャイナデイリー』などが報じたもので、近く着工。2019年から中国側への引き渡しを開始する。 エアバス子会社のエアバス・ヘリコプタ

ティッセンクルップ―通期赤字に転落見通し―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は12日の決算発表で、2017年9月通期の純損益見通しを大幅に引き下げた。ブラジルの粗鋼工場CSAの売却に伴い巨額の減損損失を計上するためで、前期実績(2億6,100万ユー

DB

ドイツ鉄道(DB)は15日、3Dプリンターで製造した交換部品の投入を増やしていく考えを明らかにした。3Dプリンターを用いると部品を迅速に製造できるため、車両を速やかに修理でき、車両の投入効率が高まるとしている。同社は20

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