環境

ポーランド公共交通、今後10年で代替燃料バス3500台に

ポーランド代替燃料協会(PSPA)と都市交通会議所(IGKM)はこのほど発表した公共交通機関の代替燃料利用に関する報告書で、今後10年で代替燃料を動力源とするバスが約3,500台に増加するとの予測を示した。同国の公共交通 […]

スズキ、ハンガリーのR&D機能を強化

スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは21日、エステルゴムにある生産拠点の研究開発(R&D)機能を強化すると発表した。2020年までに同工場をスマート化するプロジェクトの一環で、試作車両の製作と効率的な生産技術の開発

EVバッテリー部品の韓国シンフン、ハンガリー工場が完成

韓国の二次電池部品メーカー、シンフンSECのハンガリー工場が26日、完成した。取引先であるサムスンSDIが同国に電気自動車(EV)用バッテリー工場を設けたのを受けて進出したもので、総投資額は80億フォリント(2,560万

シュコダ自、昨年は過去最高益

チェコのシュコダ自動車が21日発表した2017年12月通期決算の営業利益は前期比34.6%増の16億1,100万ユーロとなり、過去最高を更新した。主力市場中国での販売増、人気モデル「オクタビア」の新モデルや新型SUV「コ

チェコで高速通行料値上げ、21年から2千コルナに

チェコ政府が高速道路通行料金の引き上げを計画している。料金システム改正の一環で、3.5トン未満の車両の年間通行料を現行の1,500コルナ(約59ユーロ)から2021年に2,000コルナ(約78.7ユーロ)に引き上げる方針

独当局がBMWとVWに立ち入り調査、排ガス不正問題で

独ミュンヘンの検察当局は20日、自動車大手BMWを対象に立ち入り調査を実施した。同社のディーゼル車に違法なソフトウエアが搭載されていた疑いがあるためで、証拠書類などを押収した。同日にはブラウンシュヴァイク検察当局がフォル

BMWとVWに立ち入り調査、排ガス不正絡みで

ミュンヘン検察当局は20日、自動車大手BMWを対象に立ち入り調査を実施した。同社のディーゼル車に違法なソフトウエアが搭載されていた疑いがあるためで、証拠書類などを押収した。同日にはブラウンシュヴァイク検察当局がフォルクス

「ディーラーは排ガス不正車の交換を」=地裁

フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正車を購入した顧客が車両を新車に交換することを求めている係争で、一審のハンブルク地方裁判所が原告の言い分を認める判決を下したことが15日、明らかになった。VWに対しては多くの顧客が同様

GEリニューアブルエナジー、トルコ社と提携

米ゼネラル・エレクトリック(GM)の再生可能エネルギー部門GEリニューアブルエナジーは12日、トルコ同業のフィナ・エネルジと風力発電プロジェクトで提携する契約を交わした。2020年までに発電容量が最大410メガワットの風

VW、EV工場を16カ所に拡大

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は13日、グループの電気自動車(EV)生産拠点を2022年末までに現在の3カ所から16カ所に拡大する計画を発表した。20年までに12カ所とする予定。マティアス・ミュラー社長は「フォ

コンチネンタル―増収増益に―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)が8日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBIT、調整済み)は前期比10.1%増の47億4,690億ユーロと2ケタ台の伸びを記録した。タイヤ部門が好調で全体をけん引。

独エネルギー大手2社が事業交換

独エネルギー大手のエーオンとRWEは11日、両社の事業を交換することで合意したと発表した。当局の承認を得て取引が成立すると、エーオンはエネルギー網と販売に経営資源を集中。RWEは再生可能エネルギーを中心に発電事業を大幅に

韓国SK、ハンガリーのバッテリー工場を着工

韓国のエネルギー・石油化学大手SKイノベーションが8日、ハンガリーのコマーロムで電気自動車(EV)用バッテリー工場の定礎式を行った。自動車メーカーが多く集まる同国に拠点を設けることで欧州事業を拡大する狙い。2022年まで

仏PSA、スロバキアでEV生産へ

仏自動車大手PSAグループがスロバキアで電気自動車(EV)を生産する。同社のカルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)がこのほど明らかにしたもので、西部のトルナヴァ工場で今後数カ月内の生産開始を予定する。 タバレスCEO

仏PSA、スロバキアでEV生産へ

仏自動車大手PSAグループがスロバキアで電気自動車(EV)を生産する。同社のカルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)がこのほど明らかにしたもので、西部のトルナヴァ工場で今後数カ月内の生産開始を予定する。 タバレスCEO

世帯のエネルギー消費2年連続拡大、16年は1.4%増に

ドイツ連邦統計局が1日発表した一般世帯の2016年のエネルギー消費量は気温調整後の実質で6,650億キロワット時(自動車燃料を除く)となり、前年比で1.4%増加した。増加は2年連続。全体の70%強を占める暖房が2.2%増

独製紙業界、ネット通販拡大で包装紙が好調

ドイツ製紙事業者連盟(VDP)がこのほど発表した独業界の2017年の販売量は前年比1.4%増の2,297万トンへと拡大した。ネット通販市場の成長を背景に全体の51%強を占める包装用紙が3.4%増えたことが大きい。工業・特

チェコ政府、豪企業とのリチウム採掘覚書の無効を宣言

チェコ政府は1日、豪ヨーロピアン・メタルズ(EMH)と結んだリチウム開発に関する覚書の無効を宣言した。昨秋の議会選挙で勝利したバビシュ首相率いるANOの公約「国内企業によるリチウム生産」を実現する狙い。EMHはこれに対し

NEDO、サハ共和国でエネルギーインフラ実証事業を開始

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2月28日、ロシア極東のサハ共和国で、風力発電システムを含むエネルギーインフラ実証事業を開始したと発表した。大規模な電力系統に接続していない独立系統地域における発電単価を低

次期政権がようやく成立へ 社民が党員投票で承認

独中道左派の社会民主党(SPD)は4日、中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)との連立政権樹立の是非を問う党員投票で66.02%が賛成票を投じたと発表した。CDU/CSUはすでに承認手続きを完了しており、第

インフィニオン―高周波パワー部品事業を米クリーに売却―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は高周波パワー部品事業(RFパワー事業)の大部分を米同業クリーに現金3億4,500万ユーロで売却すると発表した。経営資源を絞り込む考え。売却手続きはほぼ終了しており、近く完了の見

ディーゼル車下取りが奏功、2月乗用車新車登録7.4%増に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した乗用車の2月の国内新車登録台数は前年同月比7.4%増の26万1,749台となり、これまでに引き続き大きな伸びを記録した。多くのメーカーが展開する旧型ディーゼル車の特別下取りキャンペ

独でディーゼル車走行禁止が現実に、最高裁が合法判断

ドイツのシュツットガルト市とデュッセルドルフ市で人体に有害な窒素酸化物(NOx)の濃度がEU基準を上回っているのは問題だとして、環境保護団体ドイチェ・ウンベルトヒルフェ(DUH)がディーゼル車の市内走行禁止を早期に実施す

BMW―中国で新合弁、ミニEVモデル生産へ―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は23日、「ミニ」ブランドの電気自動車(EV)を中国の長城汽車と合弁生産することで基本合意したと発表した。同国では環境規制が強化されるうえ、輸入車には関税もかかることから、長城汽車との現

オーストリアがEUを提訴、ハンガリーの原発拡張めぐり

オーストリア政府は22日、ハンガリーの原子力発電所拡張を欧州連合(EU)の欧州委員会が承認したのは不当として、EU司法裁判所に提訴したと発表した。反原発の姿勢を改めて鮮明にした格好となる。 問題となっているのは、ハンガリ

シーメンス・ガメサ、ボスニアで風力発電プロジェクト受注

独電機大手シーメンスの風力発電タービン子会社シーメンス・ガメサは21日、ボスニア・ヘルツェゴビナの独立系電力会社F.L.ウィンドから発電設備を受注したと発表した。西南部のイェロヴァチャに2メガワットの風力タービン「G97

風力発電大手ヴェスタス、ロシアにブレード工場建設

デンマークの風力発電機大手ヴェスタスがロシア南西部のウリヤノフスク州にローターブレードの工場を建設する。投資額は10億ルーブル(1,775万ドル)で、2019年の稼働を予定している。200人超の技術者を雇用する計画だ。こ

オーストリアがEUを提訴、ハンガリーの原発拡張めぐり

オーストリア政府は22日、ハンガリーの原子力発電所拡張をEUの欧州委員会が承認したのは不当として、EU司法裁判所に提訴したと発表した。反原発の姿勢を改めて鮮明にした格好となる。 問題となっているのは、ハンガリー唯一の原発

ダイムラー、電気大型トラックを21年から量産

独自動車大手のダイムラーは21日、電気大型トラックを2021年から量産する計画を発表した。まず試作車を協力企業に提供して実用テストを実施。そこで得られた情報を開発にフィードバックし、製品化を目指す。商用車部門のシュテファ

BMWが中国で新合弁、ミニEVモデル生産へ

高級車大手の独BMWは23日、「ミニ」ブランドの電気自動車(EV)を中国の長城汽車と合弁生産することで基本合意したと発表した。同国では環境規制が強化されるうえ、輸入車には関税もかかることから、長城汽車との現地合弁を通して

日立産業制御、自動車新規制対応サービスで独社と提携

日立産業制御ソリューションズは20日、自動車業界向けエンジニアリングサービス大手の独IAVと提携することで合意したと発表した。自動車市場の規制に対応したコンサルティング、エンジニアリングサービスの提供に向けて今後、協力体

ポーランドの車両リース総数、2017年は15%増

ポーランドの車両リース業界が活況を呈している。ポーランド車両レンタル・リース協会(PZWLP)加盟企業のリース台数は昨年末現在で15万1,789台となり、1年前の13万1,995台を15%上回った。自動車市場の好調が続い

独電力大手イノジー、クロアチアの天然ガス供給会社を買収

独電力大手RWEの再生可能エネルギー子会社であるイノジーは15日、クロアチアで天然ガス供給公社を買収したと発表した。南東欧事業の強化が狙いで、同国で買収した2社めのガス会社となる。取引金額は公表していない。 取得したのは

卸売物価の上げ幅拡大、金属・化学品などが押し上げ

ドイツ連邦統計局が16日発表した1月の卸売物価指数は前年同月比2.0%増となり、2カ月ぶりに上げ幅が拡大した。鉱石・金属が最大の押し上げ要因で5.6%上昇。化学製品とスクラップ・リサイクル材料もそれぞれ9.2%増、9.0

イノジー―豪ソーラー発電市場に参入―

独再生可能エネルギー大手のイノジー(エッセン)は14日、オーストラリアの太陽光発電プロジェクト2件を現地のプロジェクト開発会社オーバーランド・サン・ファーミングから譲り受けることで合意したと発表した。ソーラー発電事業を強

シーメンス・ガメサ―コスト20億ユーロ削減へ―

電機大手シーメンスの風力発電タービン子会社シーメンス・ガメサ(サムディオ)は15日、2020年までにコストを20億ユーロ圧縮する計画を発表した。業界の厳しい環境を背景に利益が圧迫されているためで、調達、製造事業、製品の種

EUの風力発電新規導入量、17年は過去最高の15.7GW

EUの風力発電事業者の業界団体である欧州風力協会(ウインドヨーロッパ)が13日発表した最新統計によると、域内の2017年の風力発電新規導入量は前年比20%増の15.7ギガワット(GW)となり、過去最高を更新した。 内訳は

EnBW、台湾で洋上風力発電パーク建設

独エネルギー大手のEnBWは12日、台湾に洋上風力発電パークを建設すると発表した。豪金融サービス大手マッコーリー・キャピタル、台湾の再生可能エネルギー企業、上緯新能源と共同で実施する。EnBWが洋上風力発電事業を欧州域外

公共交通機関の無料化を政府が検討、都市の大気汚染対策で

大気汚染が深刻な国内の都市で公共交通機関を無料化することを、ドイツ政府が検討している。欧州連合(EU)の欧州委員会に宛てた政府書簡をもとにロイター通信が13日に報じたもので、ディーゼル車の部品レベルの修理と低公害ゾーンの

BMW―電動車用コバルトなどを安定確保―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が電動車用電池の主要原料であるコバルトとリチウムを安定的に確保できる見通しだ。調達担当のマルクス・デュースマン取締役が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、今後10年

EnBW―台湾に洋上風力発電パーク建設へ―

エネルギー大手の独EnBW(カールスルーエ)は12日、台湾に風力発電パークを建設することで、豪金融サービス大手マッコーリー・キャピタル、台湾の複合材メーカーである上緯企業の再生可能エネルギー子会社・上緯新能源(Swanc

チェコ、代替燃料スタンド網拡大へ

チェコ政府が自動車の代替燃料ステーションの増設に総額12億コルナ(4,700万ユーロ)を投じる計画だ。2023年までに電気自動車(EV)用充電スタンドを800基設置するほか、天然ガススタンド、水素ステーションのネットワー

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