総合物流

東芝―欧州機関車リース市場に参入か―

東芝が欧州の機関車リース市場に参入するとの観測が浮上している。ロイター通信がドイツ鉄道(DB)の内部文書をもとに3日報じたもので、東芝はDBから中古機関車およそ200両を譲り受け、DBやその他の鉄道会社にリースする計画と […]

ドイツポスト―EU規制対応の医薬品輸送開始―

ドイツポスト(ボン)は1日、欧州連合(EU)の医薬品規制に対応した輸送サービスを同日付で開始すると発表した。ドイツ国内で提供する。 EUでは医薬品の適正流通(GDP)に関するガイドラインが2013年9月に施行された。医薬

独空港を中国企業が買収

西南ドイツのラインラント・ファルツ州は6日、同州が保有する地元フランクフルト・ハーン空港の資本82.5%を中国企業Shanghai Yiqian Tradingに譲渡することで合意したと発表した。隣接するヘッセン州も残り

アディダス―24年ぶりの国内生産へ、全自動工場で―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)は25日、スポーツシューズを全自動で生産する量産工場をドイツ南部のアンスバッハに開設し、来年から操業を開始すると発表した。これまでは人件費の低いアジアで委託生産して

EUが北朝鮮に追加制裁、貿易・金融・投資・運輸の4分野

EUは27日、北朝鮮に対する制裁を強化すると発表した。同国が今年に入り、核実験と弾道ミサイルの発射を強行したことを受けた措置。EUは今月19日、北朝鮮の個人と企業に対する資産凍結や渡航禁止措置の拡大を発表しているが、EU

SAP―オンデマンド3Dプリントで物流大手UPSと提携―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は18日、オンデマンド3Dプリント事業で物流大手の米UPSと提携すると発表した。3Dプリンターを用いたUPSの積層造形サービスおよび配達網と、SAPのサプライチェーン管理ソリュ

トラック走行料金をすべての国道に拡大

ドイツ政府は11日の閣議で、連邦道路料金法改正案を了承した。これまで高速国道(アウトバーン)と一部の一般国道に限られていたトラック走行料金(Lkwマウト)の課金対象をすべての国道に拡大。道路財源を増やし老朽化した国道の修

ハパックロイド―日韓台5社と提携、コンテナ船運用で―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)は13日、コンテナ船の運用で日韓台の計5社と提携合意したと発表した。アジア~欧州・地中海航路、アジア~北米西岸・東岸航路、大西洋航路、アジア~中東航路といった東西航路で新たに「ザ・

HHLA―コンテナ取扱量が底打ち―

ハンブルク港運営会社HHLAは12日の決算発表で、2016年1-3月期(第1四半期)のコンテナ取扱量が前期比5.1%増の161万2,000TEU(20フィートコンテナ換算)に拡大し、これまでの減少に歯止めがかかったと発表

ドイツ鉄道―子会社2社のIPO検討へ―

国有企業ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は5日の臨時監査役会で、バス・鉄道子会社アライバと物流子会社シェンカーの新規株式公開(IPO)に向けた計画作成を取締役会に委任することを決定した。同社では財務の悪化が懸念されており、I

積込・積降を完全自動化、無人ヘリ配達試験でDHLが成功

物流大手のドイツポストDHLは9日、自動飛行する小型無人ヘリコプターの新たな試験プロジェクトに成功したと発表した。無人ヘリへの荷物の積み込みと積み降ろしを世界で初めて完全自動化。配達人を介さずに受け手に荷物を引き渡せるよ

リトアニア国鉄、独鉄道貨物DBカーゴと提携

リトアニア国鉄(LG)は先ごろ、ドイツ鉄道(DB)の鉄道貨物子会社DBカーゴ(旧DBシェンカー)と提携契約を結んだ。現行の貨物事業の拡大に加え、将来予想される貨物量の増大に対応するのが目的となる。 LGは貨物輸送や物流サ

ハパックロイド―中東系UASCと交渉、コンテナ事業統合も―

独海運最大手のハパックロイド(ハンブルク)は21日、中東系同業のユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UASC)とコンテナ事業統合の可能性も含めて提携交渉を進めていると発表した。ハパックロイドは2014年12月に

鉄道自由化法案で基本合意、20年までに国内旅客輸送開放へ

欧州議会とEU加盟国は19日、域内鉄道市場の完全自由化に向けた包括法案「第4次鉄道パッケージ」の内容で基本合意した。2020年までに国内旅客輸送サービスを開放して他国の事業者が参入できるようにし、競争を促進してEU鉄道市

エアバス―民間無人機市場に参入へ―

欧州航空機大手のエアバスが民間無人機市場に参入する計画だ。無人機事業はこれまで軍用分野にとどめていたが、業務用分野で需要が急速に拡大していることから新規参入の準備を進めている。民間無人機事業を統括するヤナ・ローゼンマン氏

LG電子―欧州統括拠点を英から独に移管―

電機大手の韓LG電子は13日、欧州事業の統括拠点を英ロンドンから独フランクフルトに移管すると発表した。独事業の統括拠点もデュッセルドルフ近郊のラーティンゲンからフランクフルトに移し新欧州統括拠点と統合。業務を集約し効率ア

ドイツ銀行―米港湾ターミナル売却―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は15日、米ニュージャージー州エリザベス港の港湾運営会社マハー・ターミナルズUSAを豪銀マッコーリーのインフラ投資子会社マッコーリー・インフラストラクチャー・アンド・リアル・アセッ

ドイツポスト

郵便・物流大手のドイツポストは世界全体の従業員数が2020年までに現在の50万人から60万人に拡大すると予想している。インターネット通販の拡大を背景に小包市場が成長を続けるためで、同市場規模が今後10年で倍増するとみてい

リックマース

独海運大手のリックマース・グループは14日、船舶管理・運用サービス部門リックマース・マリタイム・サービシズを投資会社E.R.キャピタル・ホールディングの当該子会社E.R.シッフファールトとの合弁会社に切り替えることで基本

海運貨物取扱量、昨年は2.6%減に

ドイツ連邦統計局が6日発表した2015年の海運貨物取扱量(暫定値)は2億9,620万トンとなり、前年比で2.6%減少した。減少は2年ぶり。国外からの貨物が3.0%減の1億6,980万万トン、国外向けが2.7%減の1億1,

ドイツポスト

物流・郵便大手のドイツポストが配達用に独自開発した電気自動車(EV)の生産を年内に開始する。広報担当者が2日明らかにしたもので、今年は2,000台を生産。将来的には配達用車両3万台をEVに置き換えていく。同社は2014年

ダイムラー―つながるトラックに5億ユーロ投資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は21日、トラックのネットワーク化事業強化策を発表した。当該事業を4月1日付で新事業ユニット「デジタル・ソリューションズ・アンド・サービシズ」に統合するほか、2020年までの今

ルフトハンザ―燃料安が追い風に、営業利益55%増加―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)が16日発表した2015年12月期決算の営業利益(EBIT、調整済み)は前期比55.2%増の18億1,700万ユーロと大幅に拡大した。乗客数の増加のほか、燃料コストの低下がプラス

ドイツ鉄道―12年ぶり純損計上―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)が16日発表した2015年12月期決算の純損益は13億1,100万ユーロの赤字となり、前期の黒字(9億8,800万ユーロ)から大幅に悪化した。赤字計上は12期ぶり。組織再編や貨物部門での巨額評

オーストリア連邦鉄道―独鉄道貨物会社を買収―

オーストリア連邦鉄道(OEBB、ウィーン)がドイツの鉄道貨物サービス事業者PCTプライベート・カー・トレインを独ARSアルトマン・グループから買収する。北海から地中海、黒海にまたがる貨物輸送網を構築する戦略に沿った措置。

ボッシュ―クラウドサービス開始、異なるIoT規格の併用も―

自動車部品大手の独ボッシュは9~10日の2日間、「モノのインターネット(IoT)」関連のイベント「ボッシュ・コネクテッドワールド」をベルリンで開催した。今回は同社独自のクラウドサービスや、異なるIoT規格を組み合わせて利

リーファーファクトリー―運転手の採用開始―

即日配達サービスを手がけるスタートアップ企業リーファーファクトリー(フランクフルト)が運転手の採用を開始した。これまでは提携先の運送会社に輸送を全面委託してきたが、大口顧客の数が増え輸送条件も個別・複雑化していることから

オーストリアポスト、独物流子会社を売却

オーストリア物流・郵便大手のオーストリアポストは7日、経営不振の独物流子会社トランス・オー・フレックスを独アンベルガー・ファミリエンとシェラー・ホールディングに売却すると発表した。取引金額は非公開。数週間後の売却手続き完

オーストリアポスト―独物流子会社を売却―

オーストリアポストは7日、経営不振の独物流子会社トランス・オー・フレックスを独アンベルガー・ファミリエンとシェラー・ホールディングに売却すると発表した。取引金額は非公開。同売却により2015年12月期の利益が圧迫される。

ハパックロイド―営業黒字に転換―

海運世界5位の独ハパックロイド(ハンブルク)が2月23日発表した2015年12月期暫定決算の営業利益(EBIT)は3億6,640万ユーロの黒字となり、前期の赤字(3億8,280万ユーロ)から大幅に改善した。チリ同業CSA

ゴッタルド第2道路トンネル、国民投票で建設決定

スイスアルプスの交通の要所であるゴッタルド峠に第2道路トンネルを建設する計画の是非をめぐる国民投票が2月28日行われ、賛成58%で建設が決まった。建設プロジェクトが2030年に終了するとゴッタルド道路トンネルは2本に増加

航空貨物取扱量、昨年は3年ぶりに減少

ドイツ連邦統計局が2月23日発表した同国の2015年の航空貨物取扱量(トランジットを除く)は430万トンとなり、前年比で0.2%落ち込んだ。減少は3年ぶり。国外からの貨物の取卸量が0.8%減少したことが響いた格好。国外向

ダイムラー、地中海のコペル港にハブ拠点開設

独自動車大手のダイムラーは2月16日、スロベニアのコペル港に乗用車輸送のハブ拠点を新たに設け、2015年末に営業を開始したと発表した。これにより欧州~アジア間の新車輸送の柔軟性が高まり、時間短縮やコスト削減の効果を得られ

アマゾン―小包自動受け取りロッカーを独に設置か―

ネット通販世界最大手の米アマゾンが小包の自動受け取りと返品が可能なロッカー「アマゾンロッカー」をドイツとフランスに導入するもようだ。『南ドイツ新聞』が19日、報じたもので、同社はコメントを控えているものの、アマゾンの独法

ビッグデータ活用、トップは自動車・保険業界

ビッグデータを活用する企業の割合が最も高いのは自動車と保険業界であることが、情報通信業界連盟(Bitkom)が17日発表した独企業アンケート調査結果で分かった。多くの業界でビッグデータ解析の導入を計画・議論している企業が

ドイツポスト―貨物部門売却か、日本郵政が候補に―

ドイツポスト(ボン)が貨物部門の売却などを検討しているとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として11日報じたもので、全面・部分売却のほか、合弁会社化も視野に入れているもよう。売却先の候補として日本郵政の名が

ハンブルク港のコンテナ取扱量減少、中露の景気不振響く

ハンブルク港マーケティング協会が10日発表した同港の2015年のコンテナ取扱量は前年比9.3%減の882万TEU(20フィートコンテナ換算)と大幅に落ち込んだ。中国とロシア経済の低迷が響いた格好。同協会のアクセル・マッタ

貨物輸送量3年連続増加、15年+1.1%に

ドイツ連邦統計局が16日発表した2015年の国内貨物輸送量は前年比1.1%増の45億4,110万トンとなり、3年連続で拡大した。主力のトラック輸送が1.9%増の35億7,150万トンと好調だったほか、原油のパイプライン輸

ブレンナー峠で大渋滞の恐れ、墺が検問を検討

オーストリア政府がイタリア国境のブレンナー峠で入国検査を実施することを検討している。オーストリアやドイツを目指す難民の移動ルートが現在主流の「バルカンルート」からイタリアに一部移行する可能性が出ているためだ。ファイマン首

国境審査を5月まで延長

ドイツ連邦内務省は11日、難民流入の急増を受けて昨年9月に開始した国境審査を延長すると発表した。これまでの計画よりも3カ月延ばし5月13日まで実施する。トーマス・デメジエール内相は入国手続きを適切に行い公共の秩序を維持す

独ディスカウンターのリドル、リトアニアへ進出

大手ディスカウンターの独リドルが4月中旬にリトアニアで物流センターを開所する。管轄のカウナス当局がこのほど同社から関連書類を受理した。業界専門家は6月に第1号店がオープンし、夏中に12店舗前後に増えると予想している。 物

ドイツポストが貨物部門売却か、日本郵政が候補に

独物流・郵便大手のドイツポストが、貨物部門の売却を検討しているもようだ。ロイター通信が11日、消息筋の情報として伝えたもので、売却のほか合弁会社化も視野に入れているという。売却先の候補として日本郵政の名が挙がっている。

キオン―米で買収、自動倉庫分野でノウハウ拡充―

フォークリフト大手の独キオン(ヴィースバーデン)は8日、自動倉庫・配送ソリューションのシステム統合を手がける米レトロテックを買収すると発表した。「つながる工場(インダストリー4.0)」の普及を背景に需要が拡大する自動倉庫

高速道路の渋滞、昨年は20%増加

全ドイツ自動車クラブ(ADAC)が4日発表した国内高速道路の2015年の渋滞距離はのべ約110万キロメートルとなり、前年比で20%も増加した。地球28周分に相当する距離。これまでよりもデータを正確に捕捉できるようになった

ドイツポスト―タイ小包市場に参入、東南アジア攻略へ―

ドイツポスト(ボン)がタイの小包市場に参入する。インターネット通販市場の拡大を背景に需要の大幅な伸びが見込めるためで、同国を皮切りに東南アジア市場を開拓していく考えだ。物流子会社DHLで欧州域外のネット通販向け輸送サービ

ドイツ鉄道―小包市場に参入へ―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)のリューディガー・グルーベ社長は19日、英ロイヤルメールの蘭小荷物配達子会社GLSと提携することを明らかにした。業績不振の鉄道貨物子会社DBシェンカーのテコ入れを図る考えで、今春から小包輸送事

フェデックスのTNT買収、欧州委が承認

欧州委員会は8日、米物流大手フェデックスがオランダ同業TNTエクスプレスを買収する計画を承認したと発表した。国際小口輸送市場では強力なライバルが常に激しいシェア争いを展開しており、両社の統合によって公正な競争が阻害される

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