証券

白物家電のゴレニア、提携候補を来月決定

スロベニア白物家電大手のゴレニアは2日、戦略提携先の選定について中間報告を発表した。来月半ばに候補企業を選び、買収監査(デューディリジェンス)など、さらなる手続きに入る。 ゴレニアは昨年12月、白物家電業界の大手企業に対 […]

ダイムラー―中国・吉利汽車が株式取得か―

中国の自動車大手、吉利汽車が高級車大手の独ダイムラーに出資するとの観測が浮上している。中国金融情報ポータルJRJCが報じたもので、同株3~5%を取得するという。両社は報道内容へのコメントを控えているものの、否定もしていな

シーメンス―持ち株売却と米税制改革で純利益拡大―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が1月31日発表した2017年10-12月期(第1四半期)決算の純利益は前年同期比12%増の21億8,900万ユーロへと拡大した。旧子会社である照明大手オスラムの保有株(17.34%)

ワン―自社商品の販売開始―

ネット保険分野のスタートアップ企業である独ワン(One、ベルリン)は1日、同社初の保険商品の販売を開始した。事業免許を1月中旬に独金融監督庁(BaFin)から取得しており、オットノバ(Ottonova)、エレメント(El

アリアンツ―スリランカで損保買収―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は2日、スリランカ同業のジャナシャクティ・インシュアランス(JINS)から損保子会社ジャナシャクティ・ゼネラル・インシュアランス(JGIL)を完全買収することで合意したと発表した。同社

ドイツ銀行―3期ぶりに税引き前黒字確保―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が2日発表した2017年12月期の税引き前損益は12億8,900万ユーロの黒字となり、前期の赤字(8億1,000万ユーロ)から改善した。黒字計上は3期ぶり。これまで業績を圧迫してき

スロベニアのサバ、傘下銀行をセルビア銀に売却へ

スロベニア国家持ち株会社(SDH)は1月30日、スロベニアの企業グループ、サバが保有する国内銀行ゴレニスカバンカの株式をセルビア同業のAIKバンカに売却する提案をサバ株主が承認したことを明らかにした。今後45日以内にスロ

SAP―顧客管理ソフト会社を買収、クラウド事業強化へ―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は30日、顧客関係管理(CRM)ソフトの米カリダス・ソフトウエアを買収することで合意したと発表した。SAPはクラウド事業の強化に取り組んでおり、昨年9月にも消費者ID管理・アク

クラリアント―SABICが筆頭株主に、買収観測も―

スイス特殊化学大手のクラリアント(ムッテンツ)は25日、サウジアラビア基礎産業公社(SABIC)が同社株24.99%を取得し筆頭株主になったことを明らかにした。SABICは「クラリアントを完全買収する計画は現時点でない」

サノフィ―ベルギーのアブリンクスを買収―

仏製薬大手サノフィ(パリ)は29日、ベルギーのバイオ医薬品企業アブリンクスを39億ユーロで買収することで合意したと発表した。患者が少ない希少疾病用治療薬部門の強化が狙い。アブリンクスにはデンマーク製薬大手ノボ・ノルディス

カザフの実業家、露金採鉱大手の事業拡大へ

カザフスタンの実業家ケンゲス・ラキシェフ氏が、出資するロシアの金採鉱大手ペトロパブロフスクの事業拡大に乗り出した。23日付の英『フィナンシャルタイムズ』(FT)によると、昨年12月に同社の株式22パーセントを取得した同氏

EBRD、ベラルーシの医薬品産業に500万ユーロ

欧州復興開発銀行(EBRD)がベラルーシの医薬品販売大手アプテカ・グループ(Apteka Group)に500万ユーロを融資する。現地通信社ベルタが25日、EBRDベラルーシ事務所のピヴォヴァルスキー所長の談話として報じ

カザフスタン国営石油、3製油所を民営化

カザフスタン国営石油会社カズムナイガス(KMG)が、新規株式公開(IPO)に先立ち、国内3カ所の石油精製所を民営化する。スレゲノフ経済相によると、KMGはIPO前に当該製油所を含め計14の資産を売却する計画だ。売却期限は

中国企業の対独M&A、17年も最高額に

ドイツ企業を対象とする中国資本のM&A(企業の合併・買収)活動は昨年も活発だった。件数自体は前年を21%下回ったものの、金額ベースではダントツの過去最高となった前年を9%上回る136億8,400万ユーロへと拡大

仏サノフィ、血友病治療薬の米バイオベラティブを買収

仏製薬大手サノフィは22日、血友病治療薬などを手がける米バイオベラティブを116億ドルで買収すると発表した。血友病を含む血液疾患の治療薬部門を強化するのが狙いで、サノフィにとって2011年に米バイオ医薬大手ジェンザイムを

クラリアント、サウジのSABICが筆頭株主に

スイス特殊化学大手のクラリアントは25日、サウジアラビア基礎産業公社(SABIC)が同社の株式24.99%を取得し、筆頭株主になったと発表した。SABICは「現時点でクラリアントを完全買収する計画はない」としているものの

カザフスタン国営石油、3製油所を民営化

カザフスタン国営石油会社カズムナイガス(KMG)が、新規株式公開(IPO)に先立ち、国内3カ所の石油精製所を民営化する。スレゲノフ経済相によると、KMGはIPO前に当該製油所を含め計14の資産を売却する計画だ。売却期限は

キオン―中国同業と戦略協業―

フォークリフト欧州最大手の独キオン(ヴィースバーデン)は18日、中国同業の中力電動(EP Equipment)と独占・戦略協業合意したと発表した。低価格帯のマテハン機器販売を中国その他の国で強化する考え。中力の過半数未満

タランクス―米社のトルコ損保子会社を買収―

独保険大手のタランクス(ハノーバー)は23日、米同業リバティ•ミューチュアルのトルコ損保子会社リバティ・シゴルタを買収することで合意したと発表した。中核市場と位置づけるトルコでプレゼンスを強化する考え。リバティ・シゴルタ

IGグループ

金融取引プラットフォーム運営の英IGグループは23日、ドイツに子会社を設立することを独金融監督庁(BaFin)に申請したと発表した。英国の欧州連合(EU)離脱を見据えた措置で、デュッセルドルフに新会社を開設。EU事業のハ

VW泣かせの投資会社がサプライヤー買収

ボスニア系の独投資会社プリベント・グループが自動車部品製造の独ノイエ・ハルベルク・グス(NHG)を買収したことが、連邦カルテル庁の発表などで分かった。NHGは欧州有数の自動車用鋳造部品メーカーで、自動車大手フォルクスワー

ロシア金採鉱ポリュス、復星国際への株式売却がとん挫

ロシア金採掘最大手のポリュス・ゴールド(モスクワ)が中国のコングロマリット(複合企業)復星国際に対する株式売却交渉を打ち切ったことがわかった。15日付のフィナンシャル・タイムズなどが報じた。ポリュスは復星に対し同社の株式

英GKNがメルローズの買収案を拒否

英エンジニアリング大手のGKNは12日、英投資会社メルローズ・インダストリーズが提示した買収案を拒否したと発表した。買収案はメルローズが一方的に提示したもので、GKNを過小評価していると説明している。GKNはまた、自動車

スタートアップへの投資額、昨年は88%増加

ドイツのスタートアップ企業が2017年に投資家から調達した資金の総額は前年比88%増の42億7,600万ユーロと大幅に拡大し、15年に記録した過去最高(33億600万ユーロ)を上回ったことが、コンサルティング大手アーンス

フランクフルトのオフィス賃貸が過去最高に

総合不動産サービス大手の米JLLは9日、独金融都市フランクフルトのオフィスの新規賃貸面積が昨年は71万1,000平方メートルを超え、2000年に記録した過去最高(69万7,000平方メートル)を突破したと発表した。英国の

クロアチアの信用格付けを引き上げ=フィッチ

英米系格付け大手のフィッチ・レーティングスは12日、クロアチア国債の格付けを外貨建て、自国通貨建てともに「BB」から「BBプラス」へ1段階引き上げた。見通しは「安定的」。主力産業である観光業の収入が急増したことや、201

コンチネンタル―組織再編を検討―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は9日、組織再編を検討していることを明らかにした。ブルームバーグ通信の報道を追認した格好。自動車業界では競争激化や投資の拡大を背景に組織再編の機運が高まっている。コンチネンタ

アウト・アインツ―ソフトバンクが出資―

ソフトバンクが自動車販売ポータルを運営する独アウト・アインツ(ベルリン)に資本参加する。英『フィナンシャル・タイムズ』紙などが報じ、アウト・アインツが15日に追認したもので、中東の政府系ファンドやアップル、シャープなどと

シーメンス・ヘルシニアーズ―IPO控え高配当を約束―

独電機大手シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズ(エアランゲン)は16日、中期の業績目標を発表した。人工知能やビッグデータを活用しながら市場を上回るスピードで業績を拡大する考え。同子会社は上半期中の新規株式

デルマファーム―上期中にIPOへ―

後発医薬品製造の独デルマファーム(グリュンヴァルト)は15日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。市場資金を調達して事業の国際化を推し進める考えで、採用基準が厳しいフランクフルト証券取引所の「プライム・スタンダード」で

プーマ―仏ケリングが経営権放出へ―

高級ファッション大手の仏ケリングは11日、独スポーツ用品子会社プーマの経営権を手放す意向を表明した。経営資源をファッション分野に絞り込む戦略に基づく措置で、保有するプーマ株86.3%のうち約70%を自社の株主に現物配当と

C&A―中国企業が出資も―

欧州の老舗ファストファッション大手C&A(独デュッセルドルフ、白ビルボールデ)が事業の拡大に向けて中国企業からの資本受け入れを検討している。メディア報道を受けて同社が明らかにしたもので、C&Aの親会社

バイエル

製薬・農薬大手の独バイエルは10日夜、旧樹脂子会社コベストロの保有株10.4%を機関投資家に売却し、直接的な出資比率を従来の24.6%から14.2%へと引き下げた。需要が旺盛だったため、売却益は当初予想の15億ユーロを上

スウェーデン通信大手テレ2、CATVのコムヘムを買収

スウェーデン通信大手のテレ2は10日、同国のケーブルテレビ(CATV)、ブロードバンドサービス事業者コムヘムを買収することで合意したと発表した。買収額は270億スウェーデンクローナ(約3,684億円)。これによってテレ2

英GKNがメルローズの買収案を拒否

英エンジニアリング大手GKNは12日、英投資会社メルローズ・インダストリーズが提示した買収案を拒否したと発表した。買収案はメルローズが一方的に提示したもので、GKNを過小評価していると説明している。GKNはまた、自動車部

仏ケリング、プーマの経営権放出

高級ファッション大手の仏ケリングは11日、独スポーツ用品会社プーマの経営権を手放す意向を表明した。経営資源をファッション分野に絞り込む戦略に基づく措置で、保有するプーマの株式86.3%のうち約70%を自社の株主に現物配当

ドイツ銀行―ポストバンク統合で人員削減へ―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)はリテール子会社ポストバンクの統合に伴い両行合わせて行員1,000人を削減する計画だ。『ハンデルスブラット』紙などが報じ、同行が追認したもので、10月まで希望退職を募って人員削減を

ドイツ銀行

ドイツ銀行は5日、2017年12月期の税引き後損益でわずかながら赤字を計上する見通しを明らかにした。1月1日付で施行された米国の法人税率引き下げを受けて繰延税金資産(DTA)の評価額を引き下げるため。17年10-12月期

「ドイツ銀とコメ銀の合併を画策せず」=米投資大手

ドイツの二大銀行であるドイツ銀行とコメルツ銀行の大株主と会った米投資大手サーベラス・キャピタル・マネジメントは両行の合併を画策していないもようだ。独経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が金融業界の情報として8日、報じたも

トルコ食品最大手、ビスケット子会社株を英子会社に売却

トルコ食品最大手のユルドゥズ・ホールディング(Yirdiz)はこのほど、菓子事業を統括する英子会社プラディスにビスケット事業子会社であるウルケル・ビスキュヴィの株式1億260万株を20億トルコリラ(4億4,100万ユーロ

世界経済加速で景気に厚み、個人消費に続き外需・投資も柱に

ドイツ経済は明るい新年を迎えた。1年前は米トランプ政権の成立や英国の欧州連合(EU)離脱決定など保護主義やナショナリズムの動きが世界的に強まり、企業の輸出や国際事業の先行きに影を落としていたが、昨年は時間を追うごとに世界

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