証券

中国長江三峡集団―独洋上風力発電会社を買収―

米投資大手ブラックストーンは13日、ドイツの洋上風力発電パーク運営会社であるヴィントMWの過半数資本を水力発電大手の中国長江三峡集団(China Three Gorges)に売却することで合意したと発表した。売却した資本 […]

シュプリンガー―米デジタル市場調査会社を買収―

メディア大手の独シュプリンガー(ベルリン)は10日、デジタル市場調査の有力企業である米イーマーケターの株式93%を取得し子会社化すると発表した。米国事業強化戦略の一環で、有料コンテンツを拡充する狙いもある。2億4,200

ボーダフォン、NZの有料テレビ最大手を買収

携帯電話サービス大手の英ボーダフォンは9日、ニュージーランドの有料テレビ最大手スカイ・ネットワークを買収し、同国子会社のボーダフォン・ニュージーランド(ボーダフォンNZ)と合併することで合意したと発表した。ボーダフォンN

エアバス、ダッソーから資本引き揚げ

欧州航空宇宙大手のエアバス・グループは10日、保有する仏軍用機大手ダッソー・アビエーションの株式23.6%を売却し、資本を全面的に引き上げたと発表した。売却額は23億7,900万ユーロで、エアバスは同氏金を事業強化に充て

トルコ食品大手ユルドゥズ、英に子会社設立

トルコ食品最大手のユルドゥズ・ホールディングはこのほど、英国に食品子会社「プラディス」を設立した。同社を通じて「ゴディバ」「マクビティ」など傘下の320に上るブランドを統括する。 プラディスのカラカシュ最高経営責任者(C

ルフトハンザ―「北欧系航空会社SASに出資せず」=社長―

独航空大手ルフトハンザ(フランクフルト)のカルステン・シュポール社長は2日、北欧系同業のSASに出資しないことを決定したと明言した。資本関係なしにSASとの協力関係を深化させたいとしている。SASをめぐってはルフトハンザ

エルゴ―収益力強化へ―

ミュンヘン再保険の元受子会社エルゴ(デュッセルドルフ)は1日、新しい事業戦略を発表した。低金利やデジタル化の進展に対応して組織・事業を再編する考えで、総額10億ユーロを投資。2020年までにコストを年5億4,000万ユー

NTTデータ

NTTデータは3日、独子会社アイテリジェンスが独同業ITMLを完全買収することで最終合意したと発表した。ITMLは企業向けソフト大手SAPのCRMソリューションに強みを持つ企業。アイテリジェンスは今回の買収によりSAPで

独空港を中国企業が買収

西南ドイツのラインラント・ファルツ州は6日、同州が保有する地元フランクフルト・ハーン空港の資本82.5%を中国企業Shanghai Yiqian Tradingに譲渡することで合意したと発表した。隣接するヘッセン州も残り

シェフラーがMDAX採用に

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は3日、採用基準が厳しい「プライム・スタンダード」の銘柄入れ替えを発表した。DAXに次ぐ株価指数MDAXにベアリング大手のシェフラーを採用。POSシステム・ATM大手のウィン

SGL―黒鉛電極部門の法的分離を完了―

炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)は2日、黒鉛電極などを手がける「パフォーマンス製品(PP)」部門の法的な分離が完了したと発表した。同部門は業績不振に陥っており、経営陣は昨年7月、法的に分離し戦略的なオプションを

ビルフィンガー―建築・ファシリティ部門を投資会社に売却―

経営不振の独建設大手ビルフィンガー(マンハイム)は2日、建築・ファシリティマネジメント部門をスウェーデンの投資会社EQTに売却することで合意したと発表した。売却価格は12億ユーロ。ビルフィンガーは業績の足かせとなっている

ゾンネン―GEが出資―

太陽光発電向けの蓄電池を製造する独ゾンネン(旧ゾンネンバッテリー、本社ヴィルトポルツリード)は6日、米電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)のベンチャーキャピタル子会社などから出資を受けると発表した。新たに1,000万

エールフランス、機内食部門を中国企業に売却へ

欧州航空大手のエールフランス─KLMは5月30日、機内食部門セルベールの売却について、中国のHNAグループ(海航集団)と独占交渉を行っていることを明らかにした。HNAは取引がまとまれば、先ごろ買収で合意したスイスの機内食

ノバルティス―競合ロシュの保有株売却も―

スイスの製薬大手ノバルティスが保有する競合ロシュ株の売却を視野に入れている。ジョー・ジメネス最高経営責任者(CEO)が5月25日の投資家説明会で明らかにしたもので、時機をみて放出を検討し、場合によっては決定する考えを明ら

ポルシェ―デジタル化促進に向け子会社新設―

高級車大手の独ポルシェ(シュツットガルト)は5月27日、新子会社ポルシェ・デジタルを設立すると発表した。デジタル・モバイルソリューションの分野で主導的な高級車メーカーになることが狙いで、シュツットガルト近郊のルートヴィヒ

シチズン―スイスの高級時計会社を買収―

シチズンは5月26日、スイスの時計メーカー、フレデリック・コンスタントの全株式を取得し完全傘下に収めることで合意したと発表した。シチズンは中期経営計画「シチズングローバルプラン2018」に基づきマルチブランド戦略を推進し

キャピタル・ステージ―同業と合併へ―

風力・太陽光発電事業者の独キャピタル・ステージは5月30日、独同業コーラス・クリーン・エネルギーとの合併計画を発表した。株式交換方式でコーラスに対する株式公開買い付け(TOB)を実施する。同計画はコーラス経営陣の支持を受

ハイデルベルグセメント―伊社買収を欧州委が承認―

欧州連合(EU)の欧州委員会は5月26日、独建材大手ハイデルベルグセメントが伊同業イタルチェメンティを買収する計画を承認したと発表した。イタルチェメンティのベルギー事業を売却することが条件となる。 ハイデルベルグセメント

エルゴ―タイ市場に参入―

ミュンヘン再保険の元受子会社エルゴ(デュッセルドルフ)は5月26日、タイの損保会社タイスリ・インシュランス(Thaisri Insurance)の資本40.26%を取得すると発表した。事業の国際化戦略の一環で、高い成長が

コメルツ銀行

独銀大手コメルツ銀行は5月30日、ブラジルのサンパウロに支店を開設したと発表した。コメ銀は2011年、同国市場から撤退したが、顧客企業の一部が同国事業を再開しなければ取引先を他行に切り替えるとして再進出を強く迫ったため、

美的集団のTOB計画に欧州委員が異議表明

中国の家電大手・美的集団が株式公開買い付け(TOB)を通して独ロボット大手クーカの資本30%以上を獲得しようと計画していることに対し、欧州連合(EU)のギュンター・エッティンガー委員(デジタル経済・社会担当)が30日、異

露富豪、イランのネット関連企業に投資

ロシアの富豪ウラジーミル・ポターニン氏がイラン企業の買収に動いている。ロシア現地紙『コメルサント』が5月25日、同氏がオーナーを務める投資ファンド「ウィンターキャピタルパートナーズ」(WCP)関係者の話として報じたもので

バイエル―モンサントが買収提案拒否―

農業化学大手の米モンサントは5月24日、独バイエルから受けた買収提案はモンサントの企業価値を過小評価しているうえ、財務・規制上のリスクも十分に考慮していないとして、受け入れ拒否の意向を表明した。ただ、バイエルによる買収そ

SGL―中国化工集団が買収か―

独炭素製品大手SGL(ヴィースバーデン)の買収に中国化工集団が関心を示しているとの観測が浮上している。経済誌『マネージャー・マガチン』が社内情報として5月27日に報じたもので、中国化工の任建新社長はすでにSGLのユルゲン

ハイデルベルグセメントの伊社買収、欧州委が承認

欧州委員会は26日、独建材大手ハイデルベルグセメントが伊同業イタルチェメンティを買収する計画を承認したと発表した。イタルチェメンティのベルギー事業を売却することが条件となる。 ハイデルベルグセメントは2015年7月、イタ

フィリップス、照明部門が上場

欧州電機大手フィリップス(オランダ)の照明部門フィリップス・ライティングが27日、ユーロネクスト・アムステルダム市場に上場した。新規株式公開(IPO)では7億5,000万ユーロを調達し、欧州で今年最大規模のIPOとなった

シチズン、スイスの時計メーカーを買収

シチズンは26日、スイス時計メーカーのフレデリック・コンスタントを買収することで合意したと発表した。全株式を取得する。買収額は非公表。シチズンは中期経営計画「シチズングローバルプラン2018」に基づきマルチブランド戦略を

関西ペイント、トルコ塗料大手を買収

関西ペイントは25日、トルコ同業のポリサン・ボヤ・サナイ・ヴェ・ティカレット(PB)を買収すると発表した。同国の塗料市場における事業拡大が目的で、PBの親会社ポリサン・ホールディングから株式50%を取得する。買収額は非公

アイクストロン―中国企業が買収へ―

半導体製造装置メーカーの独アイクストロンは23日、中国の投資会社・福建芯片投資基金(FGC)が同社に対する株式公開買い付け(TOB)を計画していると発表した。アイクストロンの取締役会と監査役会は同計画を支持しており、TO

シュティール―中国企業に出資―

チェーンソー大手の独シュティール(ヴァイプリンゲン)は20日、中国の電池・電気製品メーカー常州格力博有限公司(グローブ・ツールズ)に資本参加すると発表した。部品調達、開発、生産分野でシナジー効果を引き出すとともに、製品の

OHB―ベンチャー投資子会社設立―

航空宇宙分野の有力メーカーである独OHB(ブレーメン)は23日、ベンチャー投資子会社OHBベンチャー・キャピタルを設立したと発表した。将来性の高い技術を持つ企業を支援。衛星などを低コストで生産できるようにする。新会社は基

バイエル―モンサントにTOB、最大620億ドルに―

ライフサイエンス大手の独バイエルは23日、米農業化学大手モンサントに対する買収提案の内容を公開した。市場の観測や株主の問い合わせを受けた措置。買収価格は最大620億ドル(550億ユーロ強)で、ドイツ企業が国外企業を対象に

コメルツ銀行

コメルツ銀行は17日、不動産・公的機関向け融資子会社ヒポテーケンバンク・フランクフルト(旧オイロヒポ)の銀行免許を返却し清算したと発表した。融資債権(計550億ユーロ)はコメ銀に移管した。オイロヒポはリーマンショック後の

ラトビアの製薬会社、医療用品企業を買収

ラトビアの製薬会社オラインファーム(Olainfarm)は先ごろ、医療用品を製造する同国のトヌス・エラスト(Tonus Elast)を買収することで合意したと発表した。全株式を1,400万ユーロで取得し、完全子会社化する

露大統領、バシネフチ民営化を承認

ロシアのプーチン大統領は先ごろ、国営石油会社バシネフチ(Bashneft)の民営化を承認した。株式売却益で石油価格の下落により生じた財政赤字を補てんする意向だ。売却先や売却価格については確定していない。 ウリュカエフ経済

クーカ―美的集団がTOB―

中国家電大手の美的集団は18日、独ロボット・自動化機器大手クーカに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。クーカの技術を用いて生産効率を引き上げ、人件費を圧縮することなどが狙い。クーカの中国事業拡大戦略を支援でき

フィリップス照明部門、IPOで最大8.4億ユーロ調達へ

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は16日、照明部門フィリップス・ライティングが実施する新規株式公開(IPO)の仮条件を発表した。発行済み株式の25%を売り出し、最大8億4,400万ユーロの調達を目指す。 フィリップ

中国企業、独ロボット大手クーカにTOB

中国家電大手の美的集団は18日、独ロボット・自動化機器大手クーカに対する株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。クーカの技術を用いて生産効率を引き上げ、人件費を圧縮することなどが狙い。クーカの中国事業拡大戦略を支

石油サービスの仏テクニップ、米FMCと合併

石油・ガス関連のエンジニアリングサービス大手である仏テクニップと米FMCテクノロジーズは19日、合併で合意したと発表した。原油価格の低下で同分野の需要が落ち込む中、統合によるコスト節減で苦境を乗り切ることを目指す。 両社

独・ロンドン証取の合併、株主承認は7月に

ドイツ取引所とロンドン証券取引所グループ(LSEG)は18日、両社の合併計画に対する株主の承認を7月に求める明らかにした。英国で6月23日に行われるEU離脱の是非を問う国民投票の結果を踏まえて、株主が判断できるように配慮

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