通信

スタートアップと開発協業、自動車業界で3割どまり

ドイツの自動車メーカー、サプライヤーのうちスタートアップ企業と製品・サービス開発で協業するのは29%にとどまることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。全体の56%はスタートアップ企業と全く関係 […]

ダイアログ・セミコンダクター―ICの米シレゴ買収―

独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクター(ロンドン)は5日、米同業シレゴ・テクノロジー(Silego Technology)を買収すると発表した。モノのインターネット(IoT)の拡大で需要増が見込まれる高性能半導

ダイムラー―自動運転車などのテストコース開設―

自動車大手のダイムラー(シュツットガルト)は5日、ドイツ南部のイメンディンゲンにある開発車両のテストセンターに新たなテストコースを4つ開設したと発表した。オーラ・ケレニウス取締役(研究開発担当)は同センターが「将来のモビ

ダイムラー―ブラジル商用車事業に6億ユーロ投資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は10日、ブラジルの商用車事業に2022年までの5年間で総額6億ユーロを投資すると発表した。同国ではトラック市場が依然として低迷しているものの、平均車齢20年以上の車両が約半分

フィンテックの資金調達、今年は50%以上増加見通し

ドイツのフィンテック業界が急速に成長しているもようだ。コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調べによると、今年上半期のベンチャー資本調達額は計3億690万ユーロに上った。昨年通期の3億9,890万ユーロ

ダイムラー―バス部門に3.6億ユーロ投資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9月26日、バス部門で今後数年間に総額3億4,000万ユーロを投資すると発表した。欧州での生産体制を効率化するほか、電動化、自動運転化を推進していく。 ダイムラーは2月、「コ

ダイムラー―ライドシェアのフリンク買収―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9月28日、ライドシェア(相乗り)仲介サービスの独フリンク(flinc)を完全買収すると発表した。モビリティーサービスの幅を拡充する考え。買収金額は明らかにしていない。 フリ

ヒア―中国3社が出資断念―

デジタル地図サービスの蘭ヒア(アムステルダム)は9月26日、中国のカーナビゲーション向け地図情報大手・四維図新(Navinfo)、ネットサービス大手・騰訊控股(Tencent)およびシンガポール政府投資公社(GIC)の3

ボッシュ―「つながる自転車」の新興企業を買収―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は9月28日、電動アシスト自転車をIoT端末化する製品・サービスの新興企業コービ(COBI)を買収すると発表した。ボッシュは自動車と同様に自転車分野でも電動化、自動運転化、コ

トリバゴ―AI活用のホテル検索企業を買収―

ホテル予約サービスの独トリバゴ(デュッセルドルフ)は9月26日、ホテル検索に人工知能(AI)を活用するスタートアップ企業トリプル(Tripl)を買収すると発表した。各ユーザーに最も適したホテルを短時間で提供できるようにす

SAP(ソフト)―顧客ID管理の米ギギャ買収―

ソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は25日、消費者ID管理・アクセス制御(CIMA)ソフト最大手の米ギギャを買収すると発表した。企業のマーケティングや新製品開発で大きな役割を果たす CIMA分野で主導権を握り、競合セー

「外国メーカーもディーゼル車修理を」=独首相

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は14日、フランクフルト国際モーターショー(IAA)の開幕式で講演し、ディーゼル車の窒素酸化物(NOx)排出削減に向けて自主的な修理を行うよう国外メーカーに促した。国内メーカーはすでにソフト

シーメンス―中国を自律ロボットの中核研究開発拠点に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は14日、自律ロボットのグローバル研究開発事業を同社中国法人の主導で進めていくことを明らかにした。シーメンスの将来の成功に決定的に重要な分野で主導権を握る戦略の一環と説明している。同研

バイエル―ピンポイント農薬散布技術開発でボッシュと協業―

農業化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は14日、電子機器大手の独ボッシュと3年間の研究開発協業で合意したと発表した。農薬をピンポイントで雑草にのみ散布する「スマート・スプレーイング」技術を開発する。11月にハノーバー

ZF―中国IT大手と戦略協業、自動運転で―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは12日、中国IT大手の百度(バイドゥ)と戦略協業すると発表した。中国の自動運転向けにソリューションを共同開発する。百度とはZFの競合ボッシュとコンチネンタルが自動運転分野で

ダイムラー―個人間カーシェアの米トゥロに出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は6日、個人間(P2P)カーシェアリングの米最大手トゥロに資本参加したと発表した。モビリティーサービス事業を強化する考えで、自社のP2P事業「グルーブ」をトゥロに統合。トゥロは

コンチネンタル―駐車場アプリ企業を買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は12日、駐車場アプリのスタートアップ企業パークポケットを買収すると発表した。情報通信技術を活用したスマートな交通ソリューション事業を強化する狙い。買収金額など取引の詳細は明

ボーダフォン―光ケーブル通信網を整備―

英電気通信大手ボーダフォンの独法人は11日、ドイツ国内で光ケーブル通信網を整備すると発表した。同国では人口希薄地域を中心に高速通信網が未整備で、これが消費者の不満を呼び企業活動の障害にもなっていることから、地方部でもギガ

東芝、ロシア郵便から税関システム受注

東芝は7日、国営ロシア郵便から税関処理の自動システムを10億円で受注したと発表した。タタールスタン共和国のカザン国際空港の交換局に納入し、11月に稼働を開始する。同社はまた、ロシア郵便と郵便・物流システム事業で戦略的な協

世界初公開が過去最高に=IAA、重点分野は電動化や自動運転

フランクフルト国際モーターショー(IAA)が14日、開幕する。「未来を経験する」をテーマに掲げた今回は自動車のあり方を大きく変える「電動化」「自動運転」「コネクテッドカー(車両のIoT化)」「情報通信技術を活用した新サー

自動運転の独仏実証道プロジェクトにルクセンブルクが参加

ドイツ交通省は8日、独仏両国の国境地域に自動運転車やコネクテッドカーの実証試験ができる道路(デジタル・テストフィールド)を整備するプロジェクトにルクセンブルクが参加することを明らかにした。フランクフルト国際モーターショー

インフィニオン―英社に出資、音声HMI事業強化へ―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は7日、英同業エックスモス(XMOS)に戦略出資したと発表した。音声を利用した人間と機械の間の情報伝達(ヒューマンマシンインタフェース=HMI)分野で技術力を強化する狙い。エック

東芝、ロシア郵便から税関システム受注

東芝は7日、国営ロシア郵便から税関処理の自動システムを10億円で受注したと発表した。タタールスタン共和国のカザン国際空港の交換局に納入し、11月に稼働を開始する。同社はまた、ロシア郵便と郵便・物流システム事業で戦略的な協

独ダイムラー、米音楽配信サービスTIDALと提携

独自動車大手のダイムラーは5日、定額制の音楽ストリーミングサービスを提供する米タイダル(TIDAL)と長期的な提携を締結したと発表した。メルセデスベンツのポータル「メルセデス・ミー(Mercedes me)」に登録してい

機械業界専門のIoTプラットフォーム立ち上げ

塗装設備大手のデュルやIT大手のソフトウエアAGなどドイツを中心とする5社は5日、機械メーカーを対象とする産業IoT(IIoT)用プラットフォーム「ADAMOS」を立ち上げると発表した。シーメンス、SAP、ゼネラル・エレ

サイバー攻撃の危機管理計画、策定企業は4割どまり

ハッカー攻撃などでITシステムがダウンした場合の危機管理計画を策定しているドイツの企業は43%にとどまることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。同連盟のアッヒム・ベルク会長は、サイバー攻撃のリ

ダイムラー―持ち株会社化を検討か―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が会社組織の持ち株会社化を検討しているとの観測が浮上している。経済誌『マネージャー・マガチン(MM)』が24日、報じたもので、2019年の株式総会までに新体制に移行する計画とい

オスラム―米ソフト会社を買収、産業用IoT事業強化へ―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は23日、米国のソフト会社デジタル・ルーメンスを買収することで合意したと発表した。産業用IoT事業を強化することが狙い。買収金額は明らかにしていないものの、ロイター通信は消息筋の情報とし

ロスマン―アマゾンと協業、1時間以内の配達サービス―

独ドラッグストア大手のロスマン(ブルクヴェーデル)は9日、ネット通販で米アマゾンと協業すると発表した。アマゾンのプライム会員(有料会員)向けに自社の取扱製品を配達するサービスを首都ベルリンで同日、スタートさせた。成果が出

ブロバン普及率75%、政府目標達成できず

ドイツ国内の通信速度を2018年までに最低でも50メガビット/秒(Mbps)へと引き上げる政府目標は達成できないもようだ。緑の党の質問に対する連邦交通省の回答をもとに地方紙『ノイエ・オスナブリュッカー・ツァイトゥング』が

スマホ売上2年ぶり増加見通し、大型機種がけん引

独情報通信業界連盟(Bitkom)は3日、ドイツ国内のスマートフォン売上高が今年は前年比4%増の98億ユーロとなり、2年ぶりに拡大に転じるとの予測を発表した。販売台数は1%減の2,410万台へと落ち込むものの、「ファブレ

ムーヴェル―位置情報アプリ会社を買収―

自動車大手の独ダイムラーは3日、モビリティ支援サービス子会社ムーヴェル(シュツットガルト)が位置アプリ開発の独ファミロネット(Familonet)を完全買収したと発表した。アプリサービスの幅を拡充することが狙い。買収金額

旅客機での高速ネット利用が可能に

電気通信大手のドイツテレコムと英衛星運営会社インマルサットが航空機向けの高速通信網「ヨーロピアン・アビエイション・ネットワーク(EAN)」の運用を年末までに開始する。対象となるのは欧州連合(EU)とノルウェー、スイスの計

職場のパソコンの一律監視は違法

職場のパソコンを利用してどの従業員がいつどんなサイトにアクセスしたか、あるいはどんなメールのやり取りをしたかを監視することは、日本の企業ではしばしば行われている。だが、ドイツで同様の措置を取ると人権侵害に当たるので注意が

シーメンス

電機大手の独シーメンスは24日、ドイツ鉄道(DB)の貨物輸送子会社DBカーゴから電気機関車のネットワーク化を受注したと発表した。機関車にテレマティクス・システムを装備したうえで、機関車を監視。機関車から送信されるデータの

機内での電話利用、賛成は14%

航空機内で通話を行いたいと考える乗客は少数派であることが、独航空産業全国連盟(BDL)の消費者アンケート調査で分かった。それによると、機内で「通話できると良い」との回答は14%にとどまり、「通話の解禁に反対」の52%を大

エストニア国営運輸、配達用ロボットの導入試験実施

エストニアで「オムニバ(Omniva)」ブランドで物流事業を行っている国営運輸会社エスティポストASは先ごろ、首都タリンで宅配事業にロボット技術を活用するパイロットプロジェクトを開始することを明らかにした。同社と独自動車

サムスン―ハイテク投資部門の欧州拠点ベルリンに開設―

韓サムスンがスタートアップ企業への投資を手がけるサムスン・ネクストの欧州統括拠点をベルリンに開設する。同拠点の責任者であるフェリックス・ペーターセン氏が12日、明らかにした。主にソフトウエア分野の企業を対象に投資を行って

デクラ―サーキットを買収、自動運転車の開発・テスト場に―

技術監査サービス大手の独デクラ(シュツットガルト)は17日、独東部のクレットヴィッツにあるサーキット「ラウジッツリング」を11月1日付で買収すると発表した。同サーキットを改修して自動運転車、コネクテッドカー用の開発・テス

ボッシュ―ロボットタクシー導入を18年に前倒し―

自動車部品大手のボッシュ(シュツットガルト)がロボットタクシーを2018年に投入する計画だ。シャシー・システム・コントロール部門の統括責任者であるゲルハルト・シュタイガー氏が専門誌『オートモビルボッヘ』に明らかにしたもの

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