電力・エネルギー

シュコダ自、EV用バッテリー生産へ

チェコ自動車大手のシュコダはこのほど、親会社の独フォルクスワーゲン(VW)向けに電気自動車(EV)用バッテリーを生産することを明らかにした。生産を受け持つのはムラダー・ボレスラフの本社工場で、これまでエンジンやトランスミ […]

ヤンマーがトルコに新会社設立、発電機と農機の需要取り込み

ヤンマーは5日、トルコのイズミールに発電機と農業機械の販売を手がける現地法人を設立したと発表した。建設ラッシュの同国で常用・非常用発電機の需要を取り込むとともに、農業従事者の不足を補える高機能な農業機械を提案していく。

三菱重工傘下の英社、露製鉄所の近代化工事を完工

三菱重工業傘下の英鉄鋼エンジニアリング大手プライメタルズ・テクノロジーズは10日、ロシアのアビンスク製鉄所の近代化工事を完工したと発表した。ビレット(鉄塊)の年産量が30万トン増加したほか、より高品質な鋼種の生産が可能と

鉱工業生産が6年来の伸びに、8月は2.6%増加

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が9日発表した8月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.6%増となり、6年1カ月来の高い伸びを記録した。製造業が3.2%拡大して全体を強く押

旭化成―欧州R&Dセンターを独に開設―

旭化成は5日、欧州R&Dセンターをドイツ西部のドルマーゲンに1日付けで開設したと発表した。欧州市場における技術的プレゼンスの向上、新事業開発の加速および事業の拡大を図る。 同社は昨年4月、旭化成ヨーロッパの営業

香港の電子部品大手、ハンガリーに工場開設

香港の電子部品メーカー、天宝集団(TenPao)は5日、ハンガリー北東部のミシュコルツに工場を開設した。同社がアジア以外に生産拠点を設けるは初めて。 天宝集団はハンガリーに総額45億フォリント(約1,400万ユーロ)を投

独エーオンのハンガリー変電所が稼働

独エネルギー大手のエーオンは先ごろ、ハンガリーのタタバーニャで新変電所の操業を開始した。同地のドイツ・ハンガリー商工会議所によると、投資額は25億フォント(約800万ユーロ)。タタバーニャ市およびタタ工業団地への供給電力

豪EMH、リチウム採掘でチェコ産業省と基本合意

豪鉱山会社のヨーロピアン・メタルス・ホールディングス(EMH、パース)は2日、チェコ北西部におけるリチウム採掘権の取得で同国産業省と基本合意したと発表した。生産したリチウムを国内で加工することが条件となる。採掘規模や環境

伊藤忠と仏スエズ、セルビアで廃棄物処理発電事業を受注

伊藤忠商事は2日、仏エネルギー大手スエズと共同でセルビアの首都ベオグラードの廃棄物処理発電事業を受注したと発表した。官民連携(PPP)の同プロジェクトでは、新設する廃棄物焼却発電施設で、同市で排出される一般廃棄物を焼却し

旭化成、欧州R&Dセンターを独に開設

旭化成は5日、欧州の研究開発(R&D)センターをドイツ西部のドルマーゲンに1日付けで開設したと発表した。欧州市場における技術的プレゼンスの向上、新事業開発と事業の拡大を図る。 同社は昨年4月、旭化成ヨーロッパの

伊藤忠と仏スエズ、セルビアで廃棄物処理発電事業を受注

伊藤忠商事は2日、仏エネルギー大手スエズと共同でセルビアの首都ベオグラードの廃棄物処理発電事業を受注したと発表した。官民連携(PPP)の同プロジェクトでは、新設する廃棄物焼却発電施設で、同市で排出される一般廃棄物を焼却し

ヤンマーがトルコに新会社設立、発電機と農機の需要取り込み

ヤンマーは5日、トルコのイズミールに発電機と農業機械の販売を手がける現地法人を設立したと発表した。建設ラッシュの同国で常用・非常用発電機の需要を取り込むとともに、農業従事者の不足を補える高機能な農業機械を提案していく。

10月1日付の法令改正

・EUエコデザイン指令に基づく温水器・温水タンクのエネルギー効率規制が強化。エネルギー効率クラスに新たに「A+」が導入され、効率が最も低い「G」は廃止される。周辺機器のエネルギー効率クラスは「A+」~「G」(9月26日付

シーメンス―パキスタンでガス・蒸気タービン受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は2日、パキスタン東部のパンジャーブ州でガスタービンや蒸気タービンからなる発電設備を受注したと発表した。受注額は約2億ユーロ。発電分野で同社がパキスタンで獲得した受注では過去最大だ。

フォータム―独ユニパーにTOB―

フィンランドのエネルギー大手フォータム(エスポー)は9月26日、独同業ユニパーを対象に株式公開買い付け(TOB)を実施する計画を発表した。ユニパー株46.65%を持つ独エーオンはTOBに応じる方向で、TOBに応じるかの最

発電量に占める製造業の割合11.2%に拡大

ドイツの発電総量に占める製造業の割合は昨年11.2%となり、前年の10.4%から0.8ポイント拡大したことが、連邦統計局の発表で分かった。10年前の06年(8.6%)からは2.6ポイント増えた計算だ(表1を参照)。 製造

米GMのポーランドEV生産計画、仏PSAが継続か

ポーランド経済紙『プルス・ビズネス』によると、米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM、ミシガン州デトロイト)が欧州事業を仏PSAグループに売却したことで、ポーランドに電気自動車(EV)工場を新設する計画が宙に浮いている。現

チェコ・エンジニアリングのVPE、地元不動産会社に売却

今年8月に倒産したチェコのエンジニアリング大手、ヴィトコヴィツェ・パワー・エンジニアリング(VPE、オストラバ)の中核事業の売却先が同国不動産会社のタクストン・プロパティ(プラハ)に決まった。取引額は明らかにされていない

エストニア、バイオガス利用を促進

エストニアがバイオガスの利用を促進するプログラムを導入する。先ごろの政府の発表によると、来年初めから助成制度を開始する予定。バイオガスの利用を促進し、環境保護に貢献する狙いがある。当該プログラムにはCO2排出取引で得られ

9月インフレ率、横ばいの1.8%に

ドイツ連邦統計局が9月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比で1.8%増加し、上げ幅(インフレ率)は前月(1.8%)と同水準となった。食料品の上昇率が前月の3.0%から3.6%、エネルギーも同2.3%か

ABB、GEの産業ソリューション部門を買収

スイス電機大手のABBは9月25日、米同業ゼネラル・エレクトリック(GE)から産業ソリューション部門を26億ドルで取得することで合意したと発表した。高圧・低電圧機器やソーラーインバーター、電気自動車充電インフラを手がける

昭和電工の独SGL黒鉛電極事業取得、当局が承認

昭和電工は9月28日、炭素製品大手の独SGLから黒鉛電極事業を取得する計画が関係各国・地域の当局による承認を取り付けたと発表した。SGLの米国黒鉛電極事業を東海カーボンに譲渡することが承認の条件となっている。 昭和電工は

生産者物価の上げ幅4カ月ぶりに拡大、8月は2.6%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が2.6%となり、前月の同2.3%を0.3ポイント上回った。上げ幅の拡大は4カ月ぶり。同物価の31%を占める中間財が3.3%増となり、全体を強く押し

輸入物価の上げ幅、6カ月ぶりに拡大

ドイツ連邦統計局が26日発表した8月の輸入物価指数は前年同月比2.1%増となり、上げ幅は6カ月ぶりに拡大した。物価の35%を占める中間財が4.0%上昇したことが最大の押し上げ要因。同13%強を占めるエネルギーもプラス9.

カザフスタンで充電スタンド整備、年末までに120カ所

カザフスタンが電気自動車(EV)用充電スタンドの整備に乗り出す。パイロットプロジェクトとして年末までに、アスタナ市とアルマトイ市の100カ所と両市を結ぶ幹線道(約1,200キロメートル)の20カ所に急速充電スタンドを整備

米サムソナイトがハンガリー第2工場を開所

米スーツケース大手サムソナイトのハンガリー子会社、サムソナイト・ハンガリアが南西部のセクサールドにある拠点に第2工場を開設した。投資額は25億フォリント(約810万ユーロ)で、そのうち8億8,900万フォリントを政府の助

中国の大唐国際発電、リトアニアで合弁会社を設立

リトアニアのカウナス熱電併給施設(KTE)が、新施設の建設で中国の電力大手、大唐国際発電(北京)と合弁会社を設立する。新会社は資本金1億2,000万ユーロ。両社の折半出資とするが、KTEはインフラ設備や設計資産などの現物

ダイムラー、米でEVを生産

独自動車大手ダイムラーは21日、米アラバマ州のタスカルーサ工場でSUVモデルの電気自動車(EV)を生産すると発表した。EV、ハイブリッド車(HV)の販売強化戦略に基づくもので、同工場の近くに車載電池の生産施設も新設する。

エーオン、火力発電子会社ユニパーを売却へ

独エネルギー大手のエーオンは20日、同社から分離独立した火力発電会社ユニパーの株式46.65%をフィンランド同業のフォータムに売却する方向で交渉していることを明らかにした。交渉がまとまればユニパーから資本を全面的に引き揚

クロアチアEVメーカー、中国企業が出資

クロアチアの電気自動車(EV)メーカー、リマック・オートモビーリは19日、中国のバッテリー大手駱駝集団から出資を受けることで合意したと発表した。出資額は同国への直接投資としては過去最大規模の3,000万ユーロ。来年の発表

ポーランド国産EV計画、1年後をめどにプロトタイプ発表へ

ポーランドの国産電気自動車(EV)のプロトタイプが1年後にもお目見えする見通しだ。チフジェフスキ・エネルギー相が現地紙『ガゼタ・ヴィボルチャ』の取材で明らかにしたもので、政府は普及に当たっても強く支援する姿勢を示している

東芝、トルコへの地熱発電設備納入に向け交渉権獲得

東芝は19日、トルコ電力大手ゾルルエナジー(Zorlu Energy)に対する地熱発電用蒸気タービン及び発電機の納入で交渉権を獲得したと発表した。2020年までに建設予定の3案件が対象で、合計出力は120メガワット相当と

キルギスの水力発電計画、チェコ企業への発注取り消し

キルギス共和国のイサコフ首相は18日、ナルン川上流域で計画するカスケード型水力発電所建設の入札をやり直すと発表した。発注先のリグラス・トレーディング(Liglass、チェコ)が契約規定を守れなかったのが理由だ。 政府は今

8月インフレ率は5カ月来の高水準に

ドイツ連邦統計局は13日、8月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.8%、前月比が0.1%で速報値と変わりがなかった。前年同月比の上昇率は5カ月来の高い水準となった。

シーメンス―中国を自律ロボットの中核研究開発拠点に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は14日、自律ロボットのグローバル研究開発事業を同社中国法人の主導で進めていくことを明らかにした。シーメンスの将来の成功に決定的に重要な分野で主導権を握る戦略の一環と説明している。同研

三菱ふそう―世界初の量産電気トラック、日米欧で販売へ―

独ダイムラー傘下の三菱ふそうは14日、電気小型トラック「eキャンター」を米ニューヨークで公開した。世界初の量産トラックで、今年から米国、欧州、日本の特定の顧客向けに納入を開始。2019年からは一般顧客向けの生産にも乗り出

走行中に給電する技術、クアルコムがIAAで公開

半導体大手の米クアルコムが走行中の電気自動車(EV)に電力を供給する技術を開発した。仮に実用化されると、EV普及のネックとなっている航続距離と充電時間の問題が一気に解決されることから、注目を集めそうだ。14日に開幕したフ

3人に2人がEVなどの購入に関心

ドイツの消費者は電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの環境対応車の購入に比較的前向きなもようだ。情報通信業界連盟(Bitkom)が実施したアンケート調査によると、「環境対応車を購入することが考えられる」との回答

車両チャージポイントが1万カ所を突破

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は18日、国内の電気駆動車用チャージポイントが6月末時点で約1万700カ所に達したと発表した。BDEWは現在の需要に見合うだけのインフラをエネルギー業界はすでに整備していると強調。「

日立造船、イスタンブールのごみ焼却発電プラント受注

日立造船は15日、スイスのごみ焼却発電プラント子会社である日立造船イノバ(HZI)とトルコの建設会社マーキョル(Makyol)の企業連合(コンソーシアム)が、イスタンブール市からプラント工事を受注したと発表した。設置する

日立造船、イスタンブールのごみ焼却発電プラント受注

日立造船は15日、スイスのごみ焼却発電プラント子会社である日立造船イノバ(HZI)とトルコの建設会社マーキョル(Makyol)の企業連合(コンソーシアム)が、イスタンブール市からプラント工事を受注したと発表した。設置する

鉱工業減速、6~7月の生産高-0.5%に

ドイツ連邦経済省が統計局のデータをもとに7日発表した7月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比横ばいにとどまった。6月は同1.1%減で、特殊要因による統計上のブレが小さい6~7月も前期(

イノジー―合弁の洋上風力発電パークが英補助金を獲得―

エネルギー大手の独イノジー(エッセン)は11日、同社とノルウェーの同業スタトクラフトが建設する計画の洋上風力発電パーク「トリトン・ノウル」が英ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の助成金を獲得したと発表した。今後

ポーランド国営電力PGE、ソーラー発電に進出か

ポーランド国営電力会社ポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)がソーラー発電市場に進出するもようだ。10日付の現地日刊紙『ジェチポスポリタ』によると100メガワットの発電能力を整備する。全て自社で整備すると仮定した

三菱日立PSと伊藤忠商事、セルビアから排煙脱硫装置を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)と伊藤忠商事は11日、セルビアの二コラ・テスラA石炭火力発電所向けに、世界最大級の排煙脱硫装置(FGD)を2基受注したと発表した。MHPSの欧州拠点法人と、現地建設会社イェディンストヴ

露ソーラー企業のヘヴェル、現代と提携

ソーラーパネルの製造から発電所の設置・運営までを一貫して手掛けるロシアのヘヴェル・グループ(Hevel)は6日、韓国現代グループおよびロシア極東投資輸出促進庁と、ハイブリッド発電所の設置における提携で基本合意したと発表し

NEDO、ロシア極東での風力発電導入事業が前進

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は8日、ロシアのウラジオストクで開催された東方経済フォーラムで、両国の民間企業による極東地域での風力発電システム導入に向けた基本協定書2件の締結を実現させたと発表した。NED

上部へスクロール