ドイツ連邦雇用庁（BA）が5日発表した2009年12月の失業者数は前月から6万人増の327万6,000人となり、4カ月ぶりに増加に転じた。寒波の到来を受け建設、造園、農業分野で季節労働者が削減されたことなどが影響。失業率は0.2ポイント増の7.8％に上昇した。季節要因を除くと失業者数は3,000人減少したという。
\2009年の失業者数は平均342万3,000人で、前年から15万5,000人増加した。景気悪化が反映された格好。ただ、操短補助金制度の活動で増加幅は当初予想を大きく下回っている。2010年は失業者数が400万人程度まで増えるというのが専門家の一般的な見方だ。
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