連邦統計局が2月26日発表した同月の消費者物価指数（一部の州のデータに基づく速報値）は前年同月比プラス0.4％で、インフレ率は1月の0.8％から低下した。食料品の価格が州により0.1～2.1％下がったことが大きい。石油製品の価格は灯油が州により最大16.0％、自動車燃料も同12.3％高くなった。前月比の物価上昇率は0.2％だった。
\インフレ率は今後数カ月は低水準が続き、金融政策当局が目標とする年2％を大きく下回る見通し。景気が低迷し需要が全般的に鈍いほか、大幅な賃上げが行われる可能性も低いためだ。
\欧州連合（EU）基準の消費者物価上昇率は前年同月比が0.3％、前月比が0.2％だった。
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