エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は1日、スイスの発電大手BKW FMB Energieから資本を引き揚げると発表した。保有する株式21%を売却し、有利子債務の返済に充てる。Eonは現在、事業売却を通した債務の圧縮に取り組んでおり、今年は計100億ユーロの資産を放出する計画。
\保有株21%のうちまず9%をBKW、5%をスイスの電力会社Groupe Eに売却する。取引金額は計3億4,600万ユーロ。BKWは残り7%を2011年9月末までに1億8,000万ユーロで取得するオプション権を持つ。
\