ソーラーインバーター世界最大手の独SMA Solar Technology（ニーステタール）は6日、2010年通期の売上高を従来予測の11億～13億ユーロから15億～18億ユーロへと大幅に上方修正した。太陽電池の需要が世界的に旺盛なためで、売上高営業利益率（EBITベース）についてもこれまでの20～23％から24～27％に引き上げている。
\同社の09年売上高は前年比34％増の9億3,400万ユーロ。2010年は上半期だけで800億ユーロを突破した。下半期は部品として用いられる半導体の供給不足が徐々に解消される見通しのため、ソーラーインバーターの販売は一段と拡大するという。
\同社は電子工学を専攻するカッセル大学の教員と3人の学生が1981年に設立した。現在は従業員数5,000人の大企業となっている。
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