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2010/11/3

経済産業情報

祖父の現金1万8,000ユーロを窃盗

この記事の要約

18歳の少年が祖父宅から現金1万8,000ユーロを盗む事件がドイツ南部で起きた。バイエルン州アンスバッハの警察当局が10月29日、明らかにした。\ 少年は25日、バーデン・ヴュルテンベルク州のクライルスハイムにある祖父宅 […]

18歳の少年が祖父宅から現金1万8,000ユーロを盗む事件がドイツ南部で起きた。バイエルン州アンスバッハの警察当局が10月29日、明らかにした。

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少年は25日、バーデン・ヴュルテンベルク州のクライルスハイムにある祖父宅を訪問。食卓の上に現金が置かれているのを目にし、こっそりと盗んだ次第だ。

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労せずに大金が入ればさっそく欲しいものを手に入れたいと思うのは小人(しょうじん)の常かもしれない。少年はその日のうちにパソコンを1,000ユーロで購入した。

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「まだ1万7,000ユーロも残っている、、、」。少年はこのときそう考えのではなかろうか。

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仮に小学生であったならば、盗んだ金を使い切るアイデアが浮かばなかったかもしれない。だが、さすがに18歳ともなると欲しいものの値段も張ってくるもので、次は自動車を手に入れようとした。

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購入予定日は28日。この日は職業学校の授業があったため、まずは登校し、放課後に車を買いに行く腹積もりだった。だが、気がつくと大枚を入れたはずの財布がない。慌てたものの、すでに時遅かった。

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校庭に落ちていた財布を教員が拾っていたのである。当然ながら教員はすぐに警察に通報。警察は財布に入っていたカードなどをもとにすぐに持ち主を特定してした。

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こうなればあとは「どうしてこんな大金を持っていたのか」という尋問が待っているだけである。少年は近日中に窃盗罪で提訴される見通しだ。

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