独鉱山・化学・エネルギー労組IGBCEは7日、来年2月に始まる化学業界の次期労使交渉で6~7%の賃上げを要求する方針を固めた。ミヒャエル・ファシリアディス委員長は記者会見で、業界の被用者は経済危機の最中に手当カットやベースアップ断念、操短を通して業績回復に大きく貢献してきたと指摘。化学業界の景気がドイツ経済を上回るスピードで改善している現状を踏まえると、大幅なベア要求は妥当だと訴えた。これに対し化学雇用者団体BAVCのハンス・フライ会長は、業界の業績は危機前の水準を依然として下回っているとして、労組の要求を批判している。
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2010/12/15
総合 - ドイツ経済ニュース
化学労組ベア6~7%要求へ
この記事の要約
独鉱山・化学・エネルギー労組IGBCEは7日、来年2月に始まる化学業界の次期労使交渉で6~7%の賃上げを要求する方針を固めた。ミヒャエル・ファシリアディス委員長は記者会見で、業界の被用者は経済危機の最中に手当カットやベー […]
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