ドイツ商用車業界は昨年に引き続き今年も回復に向かう見通しだ。独自動車工業会（VDA）は12月30日、2011年の国内生産台数が前年を約11％上回る38万台に達するとの予測を発表した。
\VDAによると、需要回復は国内外で継続。2011年の国内新車登録台数はトランスポーターで前年比5.6％増の20万6,000台、大型トラックで14％増の8万台に上る。輸出もそれぞれ6.3％増の約17万台、30％増の9万台となる。
\世界市場については大型トラックで前年比8％増の310万台を見込む。インドが17％増の36万台と大きく伸びるほか、西欧、ロシア、米国でも大幅に拡大する。一方、中国は2％増の130万台と伸び悩み、ブラジルは10％減の14万台に縮小するという。
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