ネット通販を利用して食料品を購入したことのあるインターネットユーザーは昨年およそ450万人となり、前年の3倍に急増した。ハイテク業界団体Bitkomが14歳以上のネット利用者1,003人を対象に実施した電話アンケート調査で分かった。増加傾向は今後も続く見通しという。
\「食料品をネットで購入したことはないものの、今後は購入する可能性がある」人は19%に上った。特に若い世代と男性でその傾向が強く、18~29歳の年齢層では同割合が25%、男性でも同23%に達している。女性は15%とやや低い。
\食料品のネット通販を手がけるのは専門のネットショップとスーパーマーケット。販売される商品の種類では冷凍食品とワインおよび一般のスーパーには置いていない珍味類が目立つ。青果類の配達サービスは大都市に限られる。宅配料金を払うと注文したその日のうちに届けるサービスもある。
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