ドイツ連邦雇用庁（BA）が1日発表した2011年1月の失業者数は334万7,000人となり、前月から33万1,000人増加した。1月は例年、寒さの影響で屋外労働の需要が大幅に減少するという事情があり、季節要因を除いた実質の失業者数は1万3,000人減少している。失業率は0.7ポイント増の7.9％。景気回復を背景に前年同月比の失業者数は27万人減と大きく後退した。
\雇用庁が作成する求人指数BA-Xは159となり、前月から4ポイント上昇した。前年同月比の改善幅は41ポイントに上る。BA傘下の労働市場・職業研究所（IAB）によると、2011年の失業者数は年平均で前年を11万5,000人下回る見通しだ。好景気と労働力人口の減少がプラスに働く。
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