信用組合系のリース会社VR-Leasing（エッシュボーン）は5月25日、事業の再編成方針を発表した。中核事業を中小企業向けの金融サービスに絞り込み、自動車販売店や機械商社を通したリース事業と、不動産リース、東欧事業については売却も検討する。
\テオフィル・グラーバント新社長は「わが社は信用組合のリース会社でありながら、信用組合が顧客に提供するリース商品の最大80％はわが社以外の商品が占める」と指摘。今後は信用組合を通したリース販売を強化していく考えを示した。また、リース商品がしばしば複雑で柔軟性に欠けていることを踏まえ、ターゲットとする手工業者などが理解できる簡素な新商品を販売する方針も明らかにした。このほか、将来性の高い再生可能エネルギー分野でリースサービスの拡充を検討していく。
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